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年度 2021年度 開講部局 理学部
講義コード HJ265000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 生体高分子化学
授業科目名
(フリガナ)
セイタイコウブンシカガク
英文授業科目名 Biopolymer Chemistry
担当教員名 楯 真一
担当教員名
(フリガナ)
タテ シンイチ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 火1-2,金1-2:オンライン
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 03 : 基礎生物学
対象学生 3年生次
授業のキーワード 蛋白質立体構造,蛋白質機能制御機構,蛋白質の分子認識機構,蛋白質を対象とした計測技術,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
化学の基礎知識を応用して,蛋白質を対象とした学際領域研究(薬学・医学あるいは生物物理学)を理解するための基礎力の習得を目指す。 
到達度評価
の評価項目
化学プログラム
(知識・理解)
・化学諸専門分野や学際領域における高度な専門的知識を理解し習得する 
授業の目標・概要等 蛋白質の構造・機能解析の基礎を学ぶ.計測データから蛋白質の構造・機能に係わる情報を抽出する方法および考え方を学ぶ.蛋白質を対象とした様々な生化学・物理化学実験法を学び,それらから蛋白質の構造・機能に関してどのような情報を読み出せるかを理解し,応用する力をつける。 
授業計画 第1回 講義内容の紹介・蛋白質構造と機能の関係
第2回 蛋白質構造の基礎 - アミノ酸の物性,一次構造,二次構造
第3回 蛋白質構造の基礎 - 三次構造, 四次構造
第4回 蛋白質構造の熱力学 - 蛋白質構造形成に関わる化学結合
第5回 蛋白質構造の熱力学 - 蛋白質構造安定性の熱力学
第6回 蛋白質構造立体構造と機能 - 酵素反応制御と蛋白質構造
第7回 蛋白質構造解析技術 - 蛋白質の分子量計測法(1)
第8回 蛋白質構造解析技術 - 蛋白質の分子量計測法(2)
第9回 蛋白質構造解析技術 - 蛋白質の表面電荷と計測法
第10回 蛋白質の分光学的研究 - 分子と光の相互作用
第11回 蛋白質の分光学的研究 - 蛍光スペクトル
第12回 蛋白質の分光学的研究 - 励起エネルギー移動, 円偏光二色性
第13回 蛋白質の分光学的研究 - 表面プラズモン共鳴法,NMR
第14回 細胞の光学的計測 - 蛍光顕微鏡
第15回 細胞の微細構造観測 - 電子顕微鏡

中間レポート
期末試験 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心;板書多用)
本講義のために作成したテキストを配布する。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 特になし。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回講義内容の紹介:講義内容をテキストにした配布資料を配る。内容によく目を通しておくこと。
第2回蛋白質構造の基礎:アミノ酸の化学的性質を良く整理すること。
第3回蛋白質構造の基礎:蛋白質構造を議論するうえでの基礎概念を整理しておくこと。
第4回蛋白質構造の熱力学:蛋白質構造安定性を熱力学的に表現する方法理解する。
第5回蛋白質構造の熱力学:蛋白質構造変性の熱力学的表現を理解する。
第6回蛋白質構造立体構造と機能:立体構造が蛋白質機能とどのように関係するか化学的観点で詳細を理解する。
第7回蛋白質構造解析技術:分子量計測の蛋白質構造研究における重要性を理解する。
第8回蛋白質構造解析技術:異なる計測法の原理と特徴を整理して理解する。
第9回蛋白質構造解析技術:アミノ酸の物性と蛋白質の表面電荷の関係を理解する。
第10回蛋白質の分光学的研究:光と分子の相互作用の基礎を整理しておくこと。
第11回蛋白質の分光学的研究:蛍光スペクトルの特徴と利用法について理解する。
第12回蛋白質の分光学的研究:励起エネルギー移動現象の基礎を理解する。
第13回蛋白質の分光学的研究:蛋白質の相互作用解析法を理解する。
第14回細胞の光学的計測:蛍光顕微鏡を使った細胞内現象の計測法について理解する。
第15回細胞の微細構造観測:電子顕微鏡を利用した細胞内構造観測技術を理解する。
第16回期末試験:講義内容全般にわたり理解度を試す。論述式問題で講義で学んだ基礎知識の応用力も試す。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 期末試験(60%程度),中間レポート(30%程度),講義参加態度(10%程度)で成績評価を行う。
第8回の講義の後に,それまで講義内容を整理するためのレポート(中間レポート)を課す。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 講義内容を漫然と暗記するのではなく,蛋白質が関わる一見複雑な現象を化学の知識でどのように理解するかという考え方や実験法を学んで欲しい。 
その他 担当教員は,平成14年(2002年)から4年間,協和発酵(株),武田製薬(株),味の素(株)等の大手企業の出資と経済産業省からの資金により運営される半官半民運営の研究所,技術研究組合・生物分子工学研究所で,民間企業の研究者との協働により創薬基盤研究を実施した.この間の経験を生かして,創薬開発で企業が求めるタンパク質科学研究のための基礎的技術や概念を中心に講義する.
講義では,必要に応じて蛋白質を対象とする薬学・医学領域での研究の話をトピックスとして取り上げて,学際領域研究の状況も紹介する。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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