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年度 2020年度 開講部局 先進理工系科学研究科博士課程前期先進理工系科学専攻理工学融合プログラム
講義コード WSQN1101 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 Sustainable Architecture A
授業科目名
(フリガナ)
 
英文授業科目名 Sustainable Architecture A
担当教員名 久保田 徹
担当教員名
(フリガナ)
クボタ テツ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 火7-8,水7-8:国際201号
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
・授業の実施方法:非対面(オンライン)(ただし,対面授業が可能になれば,すぐに変更する。)
・使用ツール:Bb9,Teams
・授業開始日:6月16日(火) 
単位 2.0 週時間   使用言語 E : 英語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 14 : 建築学
対象学生 大学院博士前期
授業のキーワード 省エネルギー,低炭素技術,東南アジア,パッシブクーリング,住宅,高温多湿気候,エネルギー消費,都市ヒートアイランド,開発途上国
 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
 
授業の目標・概要等 現在のアジア地域のエネルギー消費量は世界全体の約35-40%と言われており,今後も増加することが予想されている。特に新興・途上国では,中間所得者層の成長に伴い住宅用エネルギー消費の増加が著しい。成長するアジアの主要都市の多くが高温多湿気候下にあるので,特に同気候下で,省エネや低炭素に考慮しながら健康かつ快適な住環境を実現する技術の開発が強く求められている。こうした背景から,本講義では,特にアジアの新興・途上国において持続可能な建築を実現させるための建築技術やその開発に必要な基礎理論の習得を目的とする。具体的な授業の到達目標は下記のとおり。

1.アジア地域の新興・途上国における住宅分野の現状を理解する。将来を見据えると,急成長する中間層住宅の低炭素化が特に重要である点を強調する。
2.アジア地域に見られる伝統的住宅(ヴァナキュラー建築)に焦点を当て,そこに培われた伝統的建築技術や,それらの現代住宅への応用について議論する。
3.一方で,パッシブ技術を中心とした現代の建築技術や,それらの技術を支える基礎理論について講義する。
4.持続可能な建築に関する事例研究を課題として与え,有用な低炭素建築技術を探求させる。また,グループ議論によって,それらを応用した近未来の住宅像を描かせる。

以上により,地球環境の近未来を大きく左右するアジア成長都市の現状を理解させるとともに,建築分野の国際協力に不可欠である各国・各都市の気候風土や文化への理解や問題発見能力を育成する。一方で,持続可能な建築の実現に必要な建築技術やそれらの基礎理論を習得させ,最終的に近未来の住宅のあり方を議論させる。 
授業計画 第1回 Introduction
   - Scope of this course
   - Green growth in developing countries
第2回 Vernacular architecture 1
   - Overview
   - Malay house and Chinese shophouse
第3回 Vernacular architecture 2
   - Japanese traditional house
   - Radiant cooling
第4回 Thermal comfort
   - Principles
   - Thermal comfort indexes and criteria
第5回 Adaptive behavior
   - Principles
   - Adaptive thermal comfort
   - Window-opening behavior
第6回 Presentation 1– Vernacular architecture
   - Presentation on examples of vernacular architecture
   - Discussion
第7回 Thermal behavior of buildings
   - Heat losses and heat gains
   - Steady-state heat balance model
第8回 Presentation 2– Residential buildings
   - Presentation on examples of residential buildings
   - Discussion
第9回 Passive cooling
   - Principles
   - Cooling with ventilation
   - Practical examples
第10回 Presentation 3– Non-residential buildings
   - Presentation on examples of non-residential buildings
   - Discussion
第11回 Research example
   - Energy-saving modification project in Malaysia
第12回 Indoor air quality
   - Principles
   - Sick buildings
   - Dampness and mold
第13回 Group work

第14回 Other important topics

第15回 Group presentation 
教科書・参考書等 英語版シラバスを参照 
授業で使用する
メディア・機器等
英語版シラバスを参照 
予習・復習への
アドバイス
・授業は英語で行われる。レポート課題等は英語で行うことが望ましいが,日本語による提出も可とする。
・授業中に小テストを実施し理解度を評価する。
・サスティナブル建築事例を調べるレポート課題があり,その発表会が行われる。1人10~20分程度で発表するが,クラスには留学生も含まれるので,これは英語で行うことが望ましい。 
履修上の注意
受講条件等
・学生の専門は問わない。
・事前に履修しておくべきコースは特にない。 
成績評価の基準等 小テスト2回(20%),プレゼンテーション2回(60%),授業参加度(20%)の内訳で,5段階(S, A, B, C, D)の評価を行う。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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