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年度 2020年度 開講部局 人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人間総合科学プログラム
講義コード WMJ31301 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 ヨーロッパ社会論
授業科目名
(フリガナ)
ヨーロッパシャカイロン
英文授業科目名 European Society in History
担当教員名 長田 浩彰,河合 信晴
担当教員名
(フリガナ)
ナガタ ヒロアキ,カワイ ノブハル
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 水1-4:総A606
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
オンライン授業(4/15~)、使用するツール(Bb9を利用)、学生への連絡は、もみじの掲示を通じて行う。留学生にも配慮した難易度を考える。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 5 : 大学院基礎的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 13 : 地域研究
対象学生  
授業のキーワード SDG_05, SDG_10, SDG_16、人種問題、ヨーロッパ史、帝国主義、植民地主義、白人研究 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
 
授業の目標・概要等  白人性とは何か。従来のマイノリティ研究においては、多数派の側の文化や価値観が当然の基準とされ、基準から外れているとされるマイノリティの側に、それらとどう整合性を作り上げていくのかが問われてきた。しかし、当然の基準とされた多数派の文化や価値観自体を考察の対象にする「白人性」研究なしには、社会の抱えるマイノリティ問題解決へのアプローチは不十分とは言えまいか。本講義では、ヨーロッパを、地理的概念ではなく、ヨーロッパからの白人が移り住んで国民国家を形成した南北アメリカやオセアニアを含んだ同質地域として捉え、それらの植民地から国家形成に至る中で生み出された「人種問題」を概観し、白人性研究のテキストを利用しながら、教員と受講生との間で、議論をすることで理解を深めていくことを目指すものである。
 
授業計画 第1回:本講義の概要説明、ガイダンス(担当:長田浩彰、河合信晴)
第2回:「白人性」や「白人」の概念に関して(担当:長田浩彰)
第3回:「白人」の形成(担当:長田浩彰)
第4回:啓蒙思想と白人性(担当:長田浩彰)
第5回:「白人性」に関するビデオ教材による具体例の呈示(担当:長田浩彰)
第6回:民主主義と人種主義・ナチズム(担当:長田浩彰)
第7回:見える「白人性」と見えない「白人性」(担当:長田浩彰)
第8回:戦後ドイツ社会と移民・難民・ユダヤ人、及びプレゼンテーション指導(担当:長田浩彰)
第9回:テキストに関する学生のプレゼンテーションと議論:フランス植民地主義(担当:長田浩彰、河合信晴)
第10回:テキストに関する学生のプレゼンテーションと議論:アメリカにおける白人形成(担当:長田浩彰、河合信晴)
第11回:テキストに関する学生のプレゼンテーションと議論:ドイツ植民地とその後のナチ・ドイツ(担当:長田浩彰、河合信晴)
第12回:ビデオ教材の観賞と内容に関するディスカッション(担当:長田浩彰、河合信晴)
第13回:テキストに関する学生のプレゼンテーションと議論:イギリス帝国内(担当:長田浩彰、河合信晴)
第14回:テキストに関する学生のプレゼンテーションと議論:南アフリカにおける白人形成(担当:長田浩彰、河合信晴)
第15回:全体に関する討論(担当:長田浩彰、河合信晴)

試験は行わない。レポートは、必要に応じて考える。

基本テキストの購読を中心にするが、受講状況を考慮して、受講者の問題関心に応じて発表を入れたり、視聴覚教材等を追加することがある。文献購読は報告担当者を指定し、参加者全員で討論するという形式で進める。担当者には、報告の際にレジュメを用意することを求める。

 
教科書・参考書等 テキスト:
藤川隆男編著『白人とは何か?』刀水書房(2005)、藤川隆男『人種差別の世界史』刀水書房(2011)、ビデオ教材「銃・病原菌・鉄」日経ナショナル・ジオグラフィック社(2007)他
参考書・参考資料等:
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』上下、草思社文庫(2012)、河合信晴『政治がつむぎだす日常』現代書館(2015)、武井彩佳『戦後ドイツのユダヤ人』白水社(2005)、長田浩彰『われらユダヤ系ドイツ人』広島大学出版会(2011)他
 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト、ビデオ 
予習・復習への
アドバイス
毎回同じであるが、テキストを熟読し、質問を用意して臨むこと。 
履修上の注意
受講条件等
テキストは平易な日本語で書かれているので、留学生でも対応できる。 
成績評価の基準等 自分が担当した箇所のレジュメや、平常点で評価する。つまり、授業での発言も重視する。だいたい、担当部分評価50%、平常点(議論への参加)50%くらいである。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 留学生に人は、日本語で話すことを恐れず、がんばって意見を言ってください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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