年度 |
2020年度 |
開講部局 |
人間社会科学研究科博士課程前期人文社会科学専攻人文学プログラム |
講義コード |
WMBN1102 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
中国古典散文演習B |
授業科目名 (フリガナ) |
チュウゴクコテンサンブンエンシュウB |
英文授業科目名 |
Seminar on Chinese Classical Prose B |
担当教員名 |
小川 恒男 |
担当教員名 (フリガナ) |
オガワ ツネオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 火7-8:文B153 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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演習中心,学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
O
:
その他 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
06
:
言語学 |
対象学生 |
博士課程前期1年次生 |
授業のキーワード |
『説文解字』,許慎,段玉裁,六書 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
段玉裁『説文解字注』を演習形式で読解し,漢字の形・音・義及び六書に関する基本的知識を習得し,中国語文言文を読みこなす能力の獲得することを目標とする。 |
授業計画 |
第1回:演習の目的に関するガイダンス。工具書の説明。漢字。 第2回:甲骨文から隷書までの変遷。 第3回:許慎『説文解字』概説。 第4回:『説文解字注』十二篇上・手部・擫 第5回:『説文解字注』十二篇上・手部・按 第6回:『説文解字注』十二篇上・手部・控 第7回:『説文解字注』十二篇上・手部・揗 第8回:『説文解字注』十二篇上・手部・掾 第9回:『説文解字注』十二篇上・手部・拍 第10回:『説文解字注』十二篇上・手部・拊 第11回:『説文解字注』十二篇上・手部・掊 第12回:『説文解字注』十二篇上・手部・捋 第13回:『説文解字注』十二篇上・手部・撩 第14回:全体のまとめ(演習全般に関する評価) 第15回:全体のまとめ(学習を継続するための諸注意)
特になし
原典読解力,資料調査能力の向上を図るため,段玉裁『説文解字注』をテキストとし,語彙・語法・音韻など個々の問題について従来の研究成果を踏まえながら,読み進めていく。 1.各自分担を決め,原典を読解した資料と参考資料を作成して発表する。 2.担当者の発表した内容を検討する。 3.各作品の内容・詩語の特徴を考察する。 |
教科書・参考書等 |
必要に応じて配布 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 紹介された工具書は実際に手にとってみることが大切。 第2回 文献資料,データベースなども自分の目で確かめること。 第3回 演習担当者は自分の読解をひとにも納得してもらえるよう,発表を工夫する。 第4回 他の院生の発表を聞き,自分なりの問題点を発見するよう心掛ける。 第5回 以下第14回まで同様。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし |
成績評価の基準等 |
発表内容70%,質疑30% |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
担当以外の時も充分な予習をし,不明な箇所を授業中に積極的に質問して,疑問を解決するよう心掛けてもらいたい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |