年度 |
2020年度 |
開講部局 |
大学院共通教育(博士課程前期) |
講義コード |
8E500251 |
科目区分 |
大学院共通科目 |
授業科目名 |
医療情報リテラシー |
授業科目名 (フリガナ) |
イリョウジョウホウリテラシー |
英文授業科目名 |
Data Literacy in Medicine |
担当教員名 |
田中 純子,小笹 晃太郎,阿部 伸一,吉村 健一,三木 大樹,久保 達彦,大上 直秀 |
担当教員名 (フリガナ) |
タナカ ジュンコ,オザサ コウタロウ,アベ シンイチ,ヨシムラ ケンイチ,ミキ ダイキ,クボ タツヒコ,オオウエ ナオヒデ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 木13-14:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義中心、演習中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
01
:
医学 |
対象学生 |
博士課程前期 |
授業のキーワード |
ビッグデータ、ゲノム情報、医学研究、臨床研究、医療情報処理、情報セキュリティ、倫理、個人情報保護、法律 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
がんゲノム情報を用いる新しいがん治療の開発や、有効な治療法を確立するための臨床研究をはじめ、電子カルテの普及によりビッグデータとして取り扱うことが可能になったカルテ情報を用いた疫学研究など、医学研究では医療情報を取り扱う研究分野の重要性を増している。このため、これからの医療関連分野で活躍するためには、個人情報保護などの倫理的な観点も含めて様々な医療情報をどのように取り扱うかを学ぶことが必須となっている。本授業では、医療情報を処理するために必要な知識ついて基礎的な解説をするとともに、その慎重な取り扱いに求められる情報セキュリティ、倫理、法律などについても触れる。 |
授業計画 |
第1回 NDB(National Data Base)などの大規模医療データベースの種類、概要 田中 純子(社会医学ユニット) 第2回 臨床研究データ解釈におけるリテラシー 吉村 健一(総合医療研究推進センター) 第3回 ゲノム情報の種類と、ゲノム情報を用いた研究の取扱規則、功罪や有用性 三木 大樹(臨床医学(内科系)ユニット) 第4回 医学医療分野におけるデータの種類・利活用における課題~病院情報システムの観点より~ 三原 直樹(広島大学病院医療情報部) 第5回 がんゲノム情報の概要、課題 大上 直秀(生命科学ユニット) 第6回 災害医療活動における標準データセット構築手法 久保 達彦(社会医学 ユニット) 第7回 原爆被爆者コホートデータの概要と大規模長期情報を用いた医学研究 小笹 晃太郎(放射線影響研究所疫学部長) 第8回 保健医療分野におけるビッグデータ・AIの応用と将来の展望及び課題 阿部 伸一(グーグルクラウドジャパン合同会社 日本代表)
第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回 第15回
各講義後にレポート提出 試験は実施しない |
教科書・参考書等 |
各講義の配布資料を参照 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料 |
予習・復習への アドバイス |
講義の配布資料をもとに復習してください。質問などは適宜受け付けます。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
各講義の課題レポート、ディスカッションでの発表等により評価する。 出席が2/3未満の場合は成績評価の対象としない。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
放射線影響研究所で原爆被爆者コホート研究に従事されている小笹晃太郎先生より、大規模かつ長期間に及ぶコホート研究について講義をいただく。 世界を席巻するGoogleのビッグデータ解析について、Google Cloud Japan代表阿部伸一氏より講義をいただく。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |