年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
67102001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
持続可能な開発と教育 |
授業科目名 (フリガナ) |
ジゾクカノウナカイハツトキヨウイク |
英文授業科目名 |
Sustainable Development and Education |
担当教員名 |
桑山 尚司 |
担当教員名 (フリガナ) |
クワヤマ ヒサシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水1-4:総K107 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義、ワークショップ、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
日本人学生及び留学生を問わず、1年次生等 |
授業のキーワード |
持続可能な持続可能な開発目標(SDG: Sustainable Development Goals)、包摂的で公正な質の高い教育(Inclusive and Equitable Quality Education)、持続可能な開発のための教育(ESD: Education for Sustainable Development) |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | グローバル化する社会における教養の一つとして持続可能な開発目標について学び、教育を起点としつつ様々な社会の課題を総合的に捉えられるようになるための領域科目です。 |
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学習の成果 | (1)持続可能な開発目標について基礎的な理解を得ます。(2)教育を起点として、グローバル化する社会における政治的、経済的、社会的文脈の多様さや直面する課題の複雑さについて考える視座を得ます。(3)課題の解決に向けて、探究的に学ぶ関心や意欲を高めます。 |
授業の目標・概要等 |
2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」において、教育分野では「すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」ことが人類共通の目標とされています。本講義では、世界の多様な政治的、経済的、社会文化的文脈を踏まえながら、持続可能な社会を創るための教育の役割について包括的理解をえることを目標とします。 |
授業計画 |
第1回 導入:「持続可能な社会」をテーマとするワークショップ 第2回 SDGsとは何か:グローバルな動向と取組(講義・ディスカッション) 第3回 持続可能な社会と教育の諸相①:経済と環境(講義・デスカッション) 第4回 持続可能な社会と教育の諸相②:健康と福祉(講義・ディスカッション) 第5回 持続可能な社会と教育の諸相③:紛争と平和(講義・ディスカッション) 第6回 持続可能な社会と教育の諸相④:文化と言語(講義・ディスカッション) 第7回 持続可能な開発目標4(教育)の現状①:基礎教育、幼年教育(講義・ディスカッション) 第8回 持続可能な開発目標4(教育)の現状②:高等教育、技術教育・職業訓練(講義・ディスカッション) 第9回 テーマ別グループ演習 第10回 包摂的な教育の諸相①:貧困、ジェンダー(講義・ディスカッション) 第11回 包摂的な教育の諸相②:文化的・言語的マイノリティ、特別支援教育(講義・ディスカッション) 第12回 国内外の実践事例①:国際教育協力(講義・ディスカッション) 第13回 国内外の実践事例②:持続可能な地域と学びづくり(講義・ディスカッション) 第14回 テーマ別グループ発表(1) 第15回 テーマ別グループ発表(2)
最終レポート実施予定 |
教科書・参考書等 |
UNESCO. (2016). Education for People and Planet: Creating Sustainable Futures for All. Global Education Monitoring Report. Paris, France: UNESCO. (UNESCO Digital Libraryからダウンロード可能, https://unesdoc.unesco.org/home) 北村友人他. 2019. SDGs時代の教育:すべての人に質の高い学びの機会を. 学文社. その他資料は、各授業で配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料、映像(PC等の画像資料) |
予習・復習への アドバイス |
各回の授業前後に十分な準備と振り返りを行ってください。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教育を専門として学びたい人以外にも、他の専門分野の視点から教育を捉えなおすために、教育以外の分野を専門とする学生の参加を歓迎します。 教授言語は主に英語ですが、必要に応じて日本語を使用します。 |
成績評価の基準等 |
授業中のディスカッションへの参加と貢献(30%) まとめの発表(40%) 最終レポート(30%) |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
青年海外協力隊(ガーナ・理数科教師)、カンボジアにおける国際協力事業への参加経験あり。私自身の経験は限られたものであり、直接的にそれらを授業内容とすることは少ないですが、一つの視点として経験や考え方を伝えます。 |
メッセージ |
多様な学生が、持続可能な開発と教育について主体的、協働的に学ぶことを期待しています。自分が関心をもつ分野・領域をそれぞれで深めるだけでなく、受講する他の学生の関心事に耳を澄ませたり、自分自身の国や地域社会を振り返ったりしながら、自らがどのように他者や社会に関わっていくかを考えるきっかけにしてほしいと思います。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |