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年度 2020年度 開講部局 教養教育
講義コード 62804001 科目区分 領域科目
授業科目名 ヨーロッパ史A
授業科目名
(フリガナ)
ヨーロツパシA
英文授業科目名 European HistoryA
担当教員名 長田 浩彰
担当教員名
(フリガナ)
ナガタ ヒロアキ
開講キャンパス 東千田 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 火11-12:東千田S205講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
オンライン授業(4/21~)、使用するツール(Bb9を利用)、学生への連絡は、もみじの掲示を通じて行う。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 07 : 史学
対象学生  
授業のキーワード SDG_05, SDG_10, SDG_16、ナチ第三帝国、日常史、ユダヤ人、青少年、女性、労働者、中間層 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
 
学習の成果領域科目は、人間が蓄積してきた知識がどのようにして生まれ、育ってきたか、その根本の考え方は何か、を学ぶ科目です。学生には、それぞれの学問分野の知識と、知識を作るための考え方を主眼として、自ら学習することが期待されています。本講義は、ナチズム体制が、単に上からの情報・思想操作によって機能していたわけでなく、国民の側の、積極的・消極的な賛同や同意によっていたことを、理解させ、そのことから、現在の自分たちが置かれている状況を再認識させることを目指しています。政治に対する無関心、娯楽・消費中心の日常生活が、政権を安定化させるのは、ナチ時代も今も変わりがありません。民主主義とは何か、自由が持つ意味の重要性は何か、など、ドイツ現代史が追求してきた成果を学生に提示することで、歴史が単に終わってしまった過去ではなく、現在・未来を切り開くための手段であることを理解させたい。 
授業の目標・概要等 ワイマル期からナチ第三帝国期におけるドイツで、人々はどう生きたのか。本講義では、この時期におけるドイツでの政治史を概観した後に、そこでの人々の日常生活史に焦点を当てて、なぜ、国民の側から政権を打倒する行動が生じなかったのかを考察する。また特に、ユダヤ人迫害に関しては、重点を絞って講義する。 
授業計画 第1回 オリエンテーション(資料ビデオ)
第2回 ワイマル共和国の政治史(外交面を中心に)
第3回 ワイマル共和国の政治史(内政面を中心に)
第4回 ヒトラー、権力掌握への道
第5回 第三帝国の日常生活ー普通の人びとの言動の矛盾
第6回 「ヒトラー神話」と日常の消極的合意
第7回 人びとの日常(1)中間層
第8回 人びとの日常(2)労働者
第9回 人びとの日常(3)青少年
第10回 人びとの日常(4)女性
第11回 映像によるこれまでの復習(資料ビデオ)
第12回 ヒトラーの反ユダヤ主義思想

第13回 政権獲得後の反ユダヤ政策
第14回 国外追放からホロコーストへ
第15回 まとめ(資料ビデオ) 第16回 期末試験

記述式の期末試験を行う。ノート類の持ち込みは、不可である。さらに、講義の途中で、3回の小テストを実施する。小テストに関しては、ノートや資料の持ち込みは可である。ただし、今回は新型肺炎ウイルス蔓延の状況に応じて、小テストに関しては、なくすないし回数を減らすなどの対応を取る。 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心;板書多用;教科書はない・プリント配布)
使用する視聴覚教材の種類(ビデオ等のみ)
ビデオ・DVD使用の場合(本数は3本程度;1回の上映時間は50-70分)
ビデオ・DVDの文字情報(字幕・内容解説は、部分的にあり)
 山本秀行『ナチズムの時代』山川・世界史リブレット49、1998年と、W.ラカー編『ホロコースト大事典』柏書房、2003年は参考になる。後者は、図書館の参考調査コーナーにある。参考文献表は、授業のなかで配布する。 
授業で使用する
メディア・機器等
テキストはない。Bb9によって、毎回資料を配布する。対面授業の際には、映像(ビデオ)も利用する。ビデオでは、字幕がない場合もある。パワーポイントは利用しない。 
予習・復習への
アドバイス
第1回 山本秀行『ナチズムの時代』山川・世界史リブレット49(1998年)は、授業では使いませんが、講義全体の理解のためには役立ちます。
第2回 ドイツがワイマル期におかれていた国際関係上の状況を、ノートを読んで復習しておこう。
第3回 ヒトラーが、クーデターにより政権を奪ったわけではなかったことが、理解できましたか?
第4回 1933年がヒトラーの独裁体制成立の時期ではなかったことが理解できましたか?
第5回 人びとの言動の矛盾とは、何だったでしょうか?
第6回 「ヒトラー神話」だけでは、体制を守れなかったことがわかりましたか?
第7回 中間層といっても、内部での利害は異なっていたことがわかりましたか?
第8回 労働者への余暇提供の重みについて、理解できましたか?
第9回 あなたたちと同世代の人の行動を、どう思いましたか?
第10回 ナチスを女性も支えたことが、わかりましたか?
第11回 単なる過去の出来事以上の重みを、映像から感じ取れましたか?
第12回 1920年代の彼の反ユダヤ主義思想の内容が理解できましたか?
第13回 1933年からユダヤ人の大量虐殺が始まったわけでないことが理解できましたか?
第14回 ホロコーストという出来事が、反ユダヤ主義思想だけでは生じ得なかったことが理解できましたか?
第15回 試験問題を発表します。試験へのノート類の持ち込みは一切禁止です。
 
履修上の注意
受講条件等
ホロコーストがなぜ起こったのか、といったことに興味のある学生であれば、受講の条件は特に設けない。 
成績評価の基準等 期末試験と小テストの両方により評価する。両者の比率は、70%、30%程度です。ただし今回は、小テストをなくす、ないし回数を減らす可能性があるので、期末試験の比率は70%から100%で変動する可能性がある。期末試験を受けなければ、単位は出ません。小テストは、対面授業の際には、講義のはじめの時間で10分程度で行うので、遅刻した場合には受験は出来ない。要注意です。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 遅刻厳禁!!講義は、諸君の興味を喚起する役目も持っている。図書館も利用しよう。自分で物事を調べられるようになっていってほしい。そのためのアドヴァイスもしたいと思っています。 
その他 4月21日(火)から、遠隔授業を始めます。Bb9から、Teamsの会議に入ってください。遠隔授業は、自信がありません。どうなるか、やってみるだけです。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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