年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学研究科博士課程後期 |
講義コード |
NDK20500 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
教職教授学講究 |
授業科目名 (フリガナ) |
キョウショクキョウジュガクコウキュウ |
英文授業科目名 |
Research into Teaching Practice |
担当教員名 |
松見 法男 |
担当教員名 (フリガナ) |
マツミ ノリオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 セメスター(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(後) 木1-2:教A411 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義・演習併用,質疑・応答,ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
7
:
大学院発展的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
教育学習科学専攻生選択 |
授業のキーワード |
日本語教師養成,大学の授業,日本語教育能力試験,研究と教育 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
大学の日本語教員養成カリキュラムを理解し,日本語教育能力試験の分析を通して,高等教育機関における日本語教育専門科目を構成する授業の担当基礎能力を身につける。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション(本授業の目的および方法を理解する) 第2回 大学における日本語教員養成カリキュラムの研究(大学における日本語教員養成カリキュラムの分析を行い,カリキュラムの実際を知るとともに,カリキュラムの目標や構成原理を理解する) 第3回 同上 第4回 同上 第5回 日本語教育能力試験の分析(過去3年間の試験問題を,内容や構成の観点から分析し,これからの日本語教師に求められる知識と技能について理解する) 第6回 同上 第7回 同上 第8回 本学部日本語教育系コースの授業について,観察と分析を行う(指導教員が担当する複数の授業に参加し,授業者と受講生の両視点から,授業の目標や内容,方法および受講生の実態や変容を理解する) 第9回 同上 第10回 同上 第11回 同上 第12回 同上 第13回 大学での日本語教員養成カリキュラムに沿って模擬授業を行い,授業分析をする(第8回~第12回に観察・分析した授業の中からいずれか1つを選択し,大学生を受講生として想定した45分の授業を展開する) 第14回 同上 第15回 同上
第2~4回,第5~7回,第8~12回,第13~15回の授業内容に関して,それぞれレポートを提出してもらう。 |
教科書・参考書等 |
特になし。必要な参考書等は授業中に適宜,指定する。分析の対象として,平成25年度~平成27年度の日本語能力試験の問題集を使用する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
配付資料,PC画面等の視聴覚機器 |
予習・復習への アドバイス |
授業は, 1.国内外の大学における日本語教員養成カリキュラムの分析 2.日語教育能力試験の分析 3.専門分野の授業の分析 4.模擬事業の実施 という4つの柱から構成されている。 1と2では,授業以外の時間を使って,積極的に資料・情報を収集することが望まれる。 3では,授業者の教授法に関する特長を的確につかんで,その技能を自分のものにしていこう。 4では,各受講生が自分らしさを発揮できる授業を構成・実践してみよう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
「日本語教育学特別研究」,「第二言語習得論特講」,「第二言語習得論演習」(いずれも博士課程前期)を履修していること。小学校,中学校,高等学校のいずれかの教員免許を取得していること。 |
成績評価の基準等 |
授業への取り組み度(資料収集の積極性,模擬授業の構成内容・分析視点など)(40%)と課題レポート(60%)で総合的に評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
日本語教育だけでなく,日本語教員養成について,複数の視点から考察し,「専門家」を育てるための教授法の基礎について,体験的に学んで欲しい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |