年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学研究科博士課程後期 |
講義コード |
NDK10195 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
日本語教育学講究 |
授業科目名 (フリガナ) |
ニホンゴキョウイクガクコウキュウ |
英文授業科目名 |
Research into Teaching Japanese as a Second Language |
担当教員名 |
松見 法男 |
担当教員名 (フリガナ) |
マツミ ノリオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 木3-4:*教員研究室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義・演習併用,学生の発表,ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
7
:
大学院発展的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
教育学習科学専攻生(日本語教育学分野)選択必修 |
授業のキーワード |
第二言語学習,心理学,認知メカニズム |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
母語と第二言語の習得・学習に関する認知メカニズムを具体例として学び,第二言語教育にかかわる諸問題を認知・言語心理学の視点から解明するための理論的枠組み,ならびに研究法について考察する。 |
授業計画 |
第1回 心理学アプローチによる国内外の実証研究を購読し,内容について吟味しながら,研究を進める上で重要な点について議論する。 第2回 同上 第3回 同上 第4回 同上 第5回 同上 第6回 同上 第7回 同上 第8回 同上 第9回 同上 第10回 同上 第11回 同上 第12回 同上 第13回 同上 第14回 同上 第15回 同上
第1回~第15回まで,次のように授業を進める。 受講生は,あらかじめ担当日を決め,自らの研究テーマに関する国内外の学術論文を熟読し,その概要を発表する。その後,受講生全員で研究内容について吟味し,重要な点について議論する。
第二言語の理解・産出にかかわる認知メカニズム(記憶・処理システム)や,心理学研究法としての調査法,実験法,統計処理の基礎・応用知識について,適宜,解説する。 |
教科書・参考書等 |
特定の教科書は使用しない。購読文献は,近年,国内外の学会誌に掲載された,認知・言語心理学あるいは日本語教育,英語教育に関連する実証的研究論文とする。必要な文献は,あらかじめ配付するので,授業当日までに目を通しておくこと。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
学術論文,配付資料,PC画像等 |
予習・復習への アドバイス |
各自の研究テーマに最も近い学術論文を熟読し,既有知識を活用しながら,研究情報のネットワークを構成することが重要である。特に,授業を通して得られた新しい知識については独自の研究ノートを作成し,「教科書には書かれていない」研究法に関する基礎・応用知識を身につけよう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本授業の担当が主任指導教員の場合は,前期と後期の授業を通年で履修すること。 |
成績評価の基準等 |
授業での取り組み度(担当論文の発表内容,質疑・応答の積極性,議論への参加度,実験研究への関わり度など)を総合的に評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
第二言語の認知過程について,実験法や調査法を用いて学位(博士)論文の研究を進めている人に受講して欲しい。特に,第二言語の理解・産出に関わる心理メカニズムを研究テーマとしている人は,授業を通じて適切な理論的枠組みを見つけていこう。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |