年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学研究科博士課程前期 |
講義コード |
NMP20080 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
造形芸術教育学特講I(美術科) |
授業科目名 (フリガナ) |
ゾウケイゲイジュツキョウイクガクトッコウI(ビジュツカ) |
英文授業科目名 |
Special Lecture on Art Education I |
担当教員名 |
三根 和浪 |
担当教員名 (フリガナ) |
ミネ カズナミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 月5-8:教E302 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義中心、ディスカッション、学生の発表、 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
5
:
大学院基礎的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
欧米の造形芸術教育,映像メディア,教育実践学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
造形芸術教育についての最新理論を理解するとともに,諸外国の造形芸術教育の歴史を,現在行われている造形芸術教育の姿や最新研究から明らかになったことと比較・検討し,専門的能力を高める。 |
授業計画 |
第1回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説①~美術の教育・美術による教育,我が国の先達の知見 第2回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説②~学習指導要領と図画工作・美術科の目標,3H美術教育 第3回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説③~就学前・小学校・中学校・高等学校の美術教育 第4回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説④~障害児教育における美術教育,生涯教育における美術教育 第5回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説⑤~幼児画の特徴,児童画の発達段階諸説, 第6回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説⑥~造形遊びの意義,場,材料,技法 第7回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説⑦~造形環境の整備 第8回 映像メディアを中心とした様々な考えについての各論的解説①~心象表現・目的表現,平面表現・立体表現,再現的表現・非再現的表現,具象表現・抽象表現,視聴覚機器等の活用 第9回 映像メディアを中心とした様々な考えについての各論的解説②~コンピュータグラフィックスとアニメーション 第10回 映像メディアを中心とした様々な考えについての各論的解説③~ライト・グラフィティと授業 第11回 鑑賞教育の方法 第12回 鑑賞教育の内容 第13回 鑑賞教育の場 第14回 欧米の造形芸術教育の歴史をふまえた現代の造形芸術教育の検討①~表現教材 第15回 欧米の造形芸術教育の歴史をふまえた現代の造形芸術教育の検討②~鑑賞教材
まとめのリポートを課す。 |
教科書・参考書等 |
若元澄男編著『図画工作・美術科重要用語300の基礎知識』明治図書,2000年,を購入しておくこと。その他は授業で適宜紹介,配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
予習・復習への アドバイス |
第1回-第7回 最近の造形芸術教育を取り巻く総論的解説についての復習を行う。また関連情報を収集する。 -- 第8回-第10回 映像メディアを中心とした様々な考えについての各論的解説の復習を行う。また関連情報を収集する。 -- 第11回-第13回 鑑賞教育の諸位相についての復讐を行う。また,関連情報を収集する。 -- 第14回-第15回 欧米の造形芸術教育の歴史をふまえた現代の造形芸術教育の検討の復習を行う。また関連情報を収集する。 -- |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
リポート(30%),討議(70%)の状況等から総合的に判断する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
高等学校(芸術科(美術)),中学校(美術科),小学校(図画工作科)の学校現場における教員経験のある者が,美術(図画工作及び美術)の目的や目標,教材や指導法,指導者のあり方ほかを踏まえ講義する。 |
メッセージ |
造形芸術教育のあるべき姿についての積極的な思考と発言を望みます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |