年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学研究科博士課程前期 |
講義コード |
NML20200 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
健康スポーツ教育学特講I(スポーツ教育学) |
授業科目名 (フリガナ) |
ケンコウスポーツキョウイクガクトッコウI(スポーツキョウイクガク) |
英文授業科目名 |
Special Lecture on Health and Sports Sciences Education I (Sports Pedagogy) |
担当教員名 |
岩田 昌太郎 |
担当教員名 (フリガナ) |
イワタ ショウタロウ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水1-4:教B220 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義中心、演習中心、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
専修生選択 |
授業のキーワード |
高度な授業実践力,模擬授業,リフレクション能力 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
(1)体育カリキュラムや指導法に関して議論されている論争点を知り、教科目標の達成の視点から、自己の見解を形成することができる。 (2)体育カリキュラムや指導法に多次元・多様性が認められる理由を説明できるとともに、①教師の授業づくりの自律性と、②子どもの思想形成の自立性ならびに体育科教育学の科学性を説明することができる。 (3)体育カリキュラムや指導法の基本的な理論を知り、それにもとづいてカリキュラム(年間計画<教育課程>・単元計画)をデザインできる。また、その一部を模擬的に授業ができる。 本授業は,体育科教育学の代表的な論文と実践課題を取り上げ,カリキュラムデザインや指導法に係わる論点・争点を議論する。実践事例(ケース・スタディー)を通して,カリキュラムや指導法を「分析」し,「開発」してゆくための理論的な知識と技能を育成したい。 授業の基本構成は,以下の4部構成とする。 1)担当のペア2組【課題A】【課題B】の成果発表... 15分~20分ずつ 2)グループ単位で上記の2つの課題をめぐって意見交換 → 発表・討論... 20分 3)全体で討議.. 20分 4)個人レポート(Assignments)の紹介・確認 →教員のコメント→論文内容の再確認... 30分 担当教員あるいはTAからのまとめ... 5分 |
授業計画 |
第1回:オリエンテーション(本授業の進め方) 第2回:学校に体育は必要か?体育教育と体育科教育の違い(Topic 1) 第3回:体力と学力の関係性は?児童生徒の体力の実態と課題 (Topic 2) 第4回:体育嫌いは体育教師がつくる?民間教育団体と取り組み(Topic 3) 第5回:体育理論の授業を充実すれば学校体育は救われる? (Topic 4) 第6回:ラジオ体操と集団行動はなぜなくならないのか?(Topic 5) 第7回:「わかる」体育と「できる」体育,どちらが大切?(Topic 6) 第8回:器械運動の特性とは?:「先生、なぜマット運動しないといけないの?」(Topic 7) 第9回:これからの球技で大切にするには「技能」か「戦術」か? (Topic 8) 第10回:武道とダンスの必修化!あなたなら何を必修化にする?(Topic 9) 第11回:学習指導モデルから考えるカリキュラム構想:欧米の知見は役に立つのか?(Topic 10) 第12回:新しい学習指導要領(保健体育科)を構想しよう!(Topic 11) 第13回:教科教育学の理論と方法:体育科教育学をなぜ・どのように研究するか?(Topic 12) 第14回:全講義(Topic)の内容や課題を振り返る 第15回:本授業のまとめと定期試験(論述形式) |
教科書・参考書等 |
『新版 体育科教育学の現在』創文企画,『Handbook of Physical Education』SAGE Publications』 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
予習・復習への アドバイス |
①毎週、Topicの分担発表をしてもらう。 ②各自の研究に関連する英文学 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
1)個人レポート型の課題( Assignment 1b):5点×13回=65点(解答の論理性と具体性) ・受講者は,課題論文を読んで,以下2点を800字以内にまとめて提出する。 ①筆者の主張は何か,②あなたにとって共感できた見解,刺激を得た提案は何か。 ・解答の中から,とくに優秀なもの,オリジナリティに溢れるものを選んで,次回の授業でフィードバックする。受講者全員でその内容を検討,批評する。 2)ペア発表型の課題:20点×2回=20点(解答の論理性と根拠,説得力) ・各ペアは,【Assignment 3】のTopicの中から1つを担当し,発表する。 ・論文を選定するために、1度、岩田の研究室でカンファレンスを実施する(少なくとも発表日の2~3日前までに)。その際に、課題に適する論文を選定してくる。 ・パワーポイントで15~20分程度のプレゼンを行う。発表は,ビジュアル的に美しく,課題 に対して的確に解答していること。抽象的な答えは受講者を眠りに誘い,望ましくない。 問答したり,寸劇をしたり,動画をみせたり...あらゆる工夫をすること。 3)授業の振り返りの課題:15点(発表の批評力,自己の教育観の省察度) ・受講者は,大きな授業内容のまとまりの後に【Assignment 2】に対する自分の考えを記録して,提出する。 4)単位の認定ついて ・授業の性格上,3分の1以上欠席した場合は,特段の事情を除いて単位を認めない。なお,積極的に発言・行動し,授業の活性化に貢献したものには,随時加点する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |