年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学研究科博士課程前期 |
講義コード |
NMD10210 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
理科教育ラボラトリーラーニング特論II |
授業科目名 (フリガナ) |
リカキョウイクラボラトリーラーニングトクロンII |
英文授業科目名 |
Further Study in Laboratory Learning of Science Education II |
担当教員名 |
梅田 貴士 |
担当教員名 (フリガナ) |
ウメダ タカシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 金7-8:教L110 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
演習,ディスカッション,学生の発表,作業 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
中等理科教育における実験室での学習活動の特色と意義を理解し,実験を取り入れた探究的な学習活動のそれぞれの学習場面での学習内容を論理的に展開させながら,実験・観察を通じた多面的な学習活動を効果的にマネージメントすることができる。 本授業では,物理分野に関する学習内容をテーマとし,実験室での学習活動の種々の特徴的な事例を検討したのち,受講者ごとに任意の学習内容を選定し,実験・観察を通じた学習活動を企画立案する。 中学校・高等学校の物理学に関連する学習内容から,演示実験・生徒実験に関するテーマを選定する。文献調査等を踏まえてそのテーマに関する現状と問題点を把握した後,実験を取り入れた学習活動案をプランニングし,その内容を発表するとともに,受講生全員で討議する。討議の結果をもとに,その学習活動を実現させるための教材開発研究を各自で進め,具体的な学習活動の方策を確立させる。こうして作成された学習活動を受講者とともに試行した結果を踏まえて,学習活動を評価し,その意義を考察するとともに,新たな物理学教材や学習活動の開発の方向性を議論する。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション:本講義の目的と方法 第2回 テーマの選定と学習活動開発に向けた計画の立案 第3回 テーマに対する物理学内容・研究動向の精査 第4回 学習活動案のプランニング 第5回 学習活動案のプレゼンテーションと討議 第6回 教材開発研究(1):研究方法の決定 第7回 教材開発研究(2):基礎実験の実施 第8回 教材開発研究(3):実験結果の解析と議論 第9回 学習活動の確立 第10回 確立した学習活動の内容に関するプレゼンテーションと討議 第11回 学習活動の試行と評価(1):学習活動の実施 第12回 学習活動の試行と評価(2):試行結果の分析 第13回 学習活動の試行と評価(3):分析結果に基づく効果検証 第14回 実施した学習活動の成果に関するプレゼンテーションと討議 第15回 開発した学習活動に関する実験書・指導書等の作成と提出
中・高等学校の物理教育における探究活動で活用する実験教材を自ら選定し,それを作製して実験を行い,学習材としての構成について検討を行う。授業期間中に3-4の実験教材について検討を行い,レポートにまとめて提出する。 第1回および第2回は全教員が担当し,第3回以降は,物理分野:蔦岡,化学分野:網本,生物分野:竹下(植物)・富川(動物),地学分野:山崎がそれぞれ担当する。 第1回 オリエンテーション 本授業のねらいと概要を説明することにより,本授業の目標を明確にし,受講者に課題意識を明確化させる。 第2回 開発する探究課題のテーマの検討 中・高等学校の理科教育において,探究活動・課題研究の意義について討論し,受講者ごとにテーマを絞る。 第3-4回 既存探究課題の調査 各自のテーマにおける既存の探究課題について調査し,その問題点を明らかにして,開発する探究課題のイメージをかためる。 第5回 探究課題の決定 具体的な探究課題の内容を決定する。 第6-12回 探究課題の開発研究 探究課題について開発研究する。 第13-14回 探究課題の評価 受講者の間で結果を発表して,評価しあう。 第15回 報告書作成 開発した探究課題についての報告書を提出する。 |
教科書・参考書等 |
特になし。必要に応じて,資料等を配付する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料 |
予習・復習への アドバイス |
課題に対する理解を深めておくこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
実験教材とそれを本にした研究発表,及び各教材に関するレポートにより評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |