年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学研究科博士課程前期 |
講義コード |
NMD10150 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
自然システム教育学特講(化学)I |
授業科目名 (フリガナ) |
シゼンシステムキョウイクガクトッコウ(カガク)I |
英文授業科目名 |
Special Lecture on Chemistry in Science Education I |
担当教員名 |
古賀 信吉 |
担当教員名 (フリガナ) |
コガ ノブヨシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月1-4:*教員研究室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
演習中心、ディスカッション、学生の発表、 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
6
:
大学院専門的レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
化学教育,化学教材,無機化学,物理化学,分析化学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
中学校および高等学校の理科(化学分野)における教科指導の基盤となる,化学の専門的内容を習得する。また,化学の教科指導における現状を論理的に認識し,その課題の解決を目指した化学教材の開発のための化学および化学教育の視点を養う。 本授業では,物理化学・無機化学・分析化学とその化学教材をテーマとして,化学における高度な専門性に基づいた科学教育を実践できる基礎的能力を養う。 物理化学・無機化学・分析化学の分野ごとに,(1)学習内容の特色,(2)背景となる化学の専門的内容,および(3)教材活用と教材開発について議論する。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション:本授業の目的と方法 <物理化学> 第2回 物理化学に関する学習内容の特色 第3回 物理化学に関する専門的内容と化学教材(1):化学物性 第4回 物理化学に関する専門的内容と化学教材(2):物質とエネルギー(熱化学) 第5回 物理化学に関する専門的内容と化学教材(3):化学変化の速さ(反応速度論) 第6回 物理化学に関する専門的内容と化学教材(4):化学変化の方向(化学平衡論) 第7回 物理化学に関する教材の効果的活用と教材開発 <無機化学> 第8回 無機化学に関する学習内容の特色 第9回 無機化学に関する専門的内容と化学教材(1):物質の構造 第10回 無機化学に関する専門的内容と化学教材(2):物質の性質 第11回 無機化学に関する教材の効果的活用と教材開発 <分析化学> 第12回 分析化学に関する学習内容の特色 第13回 分析化学に関する専門的内容と化学教材(1):定性分析 第14回 分析化学に関する専門的内容と化学教材(2):定量分析 第15回 分析化学に関する教材の効果的活用と教材開発
各部ごとにレポートの提出を求める。
物理化学,無機化学および分析化学を中心として,種々の化学教材の内容学的背景と化学教育における位置づけについて講義する。また,最近の化学教材開発の事例を受講生によるプレゼンテーションにより紹介し,化学教材開発の視点と方法論について解説する。 |
教科書・参考書等 |
化学教育における最新文献,例えばJournal of Chemical Education (American Chemical Society)や化学と教育(日本化学会) 田中春彦編著(2006)「これだけは知っておきたい 教員のための化学」培風館 磯﨑哲夫編著(2014)「教師教育講座 第15巻 中等理科教育」協同出版 適切な参考書等を講義の中で適宜紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
予習・復習への アドバイス |
テーマに応じて個別にアドバイスする。 |
履修上の注意 受講条件等 |
学部レベルの化学の専門的知識を前提に授業する。 |
成績評価の基準等 |
レポート提出(3回:80%)と授業に対する取り組み状況(質疑応答を含む:20%)により総合的に評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |