年度 |
2020年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L9001001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
植物育種学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ショクブツイクシュガク |
英文授業科目名 |
Plant Breeding |
担当教員名 |
上田 晃弘 |
担当教員名 (フリガナ) |
ウエダ アキヒロ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
山口大学農学部教員による,テレビ会議システムを使用した遠隔講義である。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
3年次生以上 |
授業のキーワード |
SDGs |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | |
授業の目標・概要等 |
(概要)農作物の品種改良に関する方法・技術とその原理および改良素材である遺伝資源について、具体例を紹介しながら解説する。 (一般目標)植物の育種に関連する事項すなわち作物の特性、品種改良の技術、品種の成立過程、遺伝資源の重要性などを理解する。 |
授業計画 |
【全体】 講義は、植物遺伝資源についての話題から開始して、基本的な遺伝学の確認を経て、さまざまな育種法の解説という流れで行う。 第1回 イントロダクション 作物の原産地とその環境、日本のイネ育種史など 第2回 遺伝資源1 作物の原産地、農耕の起源とドメスティケーション(栽培化)など 第3回 遺伝資源2 遺伝資源とは、近縁野生種と在来種・品種・系統とは 第4回 植物育種のための基礎遺伝学1 古典遺伝学、植物の生殖様式と集団構造など 第5回 植物育種のための基礎遺伝学2 前週のつづき、分子遺伝学など 第6回 育種法その1 導入育種法と分離育種法、育種目標、遺伝資源のスクリーニング、交配方法など 第7回 育種法その2 自殖植物の交配育種:戻し交配、系統育種法と集団育種法 第8回 育種法その3 他殖植物の交配育種:一代雑種法と合成品種育種法など 第9回 育種法その4 突然変異育種法と半数体育種法 第10回 育種法その5 倍数性育種法、異数体、遠縁交雑、組織培養1 第11回 バイテク1 組織培養2、遺伝子組み換え技術、GM作物など 第12回 バイテク2 植物育種とゲノム研究:マッピングなど 第13回 バイテク3 植物育種とゲノム研究:ゲノミクス、バイオインフォマティクスなど 第14回 品種登録ほか 種苗法、品種登録ほか 第15回 総括
第16回 期末試験 |
教科書・参考書等 |
【参考書1】「植物育種原理」(著者名:藤巻宏)(出版社:養賢堂) 【参考書2】「植物育種学」(著者名:角田重三郎ほか)(出版社:文永堂) 【参考書3】「植物育種学 上および下卷」(著者名:藤巻宏、鵜飼保雄、山元皓二、藤本文弘共著)(出版社:培風館) 【参考書4】「植物遺伝育種学」(著者名:武田和義)(出版社:裳華房) 【参考書5】「作物学用語事典」(著者名:日本作物学会編)(出版社:農文協) |
授業で使用する メディア・機器等 |
テレビ会議システムによる遠隔講義 |
予習・復習への アドバイス |
関連分野の基礎知識を得ておく。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本授業は山口大学との遠隔講義で実施します。集中で行います。 |
成績評価の基準等 |
試験の成績により評価する。
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実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |