年度 |
2020年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L3026006 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
動物生産学特論II |
授業科目名 (フリガナ) |
ドウブツセイサンガクトクロンII |
英文授業科目名 |
Animal Pharmacology II |
担当教員名 |
前田 健,都築 政起 |
担当教員名 (フリガナ) |
マエダ ケン,ツヅキ マサオキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
液晶プロジェクターを多用しつつ、授業を行います。必要に応じプリントを配布します。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
学部3年生 |
授業のキーワード |
家畜伝染病、人獣共通感染症、ウイルス、細菌、予防 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | 動物生産科学プログラム (知識・理解) ・動物生産に関わる分子レベルから個体レベルの生命現象についての知識・理解 ・フィールドにおける動物生産機構並びに動物と人間社会?自然環境との関係についての知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
家畜に甚大な被害をもたらす急性感染症、徐々に蔓延し生産効率を下げる慢性感染症、動物とヒトに問題を起こす人獣共通感染症など様々な感染症が存在し、それらはウイルス、細菌、原虫、真菌など様々な微生物が原因となっている。本講義では、病原微生物の様々な性状・生態を説明し、その予防法を概説する。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクションと最近話題の人獣共通感染症。 本講義の説明と感染症に関するトピックを挙げて解説する。
第2回 細菌の性状とその病気。 細菌の主な性状を説明し、それによって引き起こされる病気について解説する。
第3回 ウイルスの性状とその病気。 ウイルスの主な性状を説明し、それによって引き起こされる病気について解説する。
第4回 感染症の伝播経路。 感染症の予防の一つに伝播経路対策がある。感染症の伝播経路について解説する。
第5回 感染症の対策。 異常を素早く見つけ、迅速に対応することが感染症対策の基本である。感染症対策について解説する。
第6回 家畜伝染病予防法に定められている感染症。 家畜伝染病予防法には家畜伝染病と届出伝染病がある。それらを概説する。
第7回 海外悪性伝染病。 国内には存在しないため遭遇する機会がほとんどないが、発生すれば被害が甚大な海外悪性伝染病について概説する。 第8回 新興感染症。 近年、数多くの新興感染症が発生し、その多くが動物由来である。新興感染症について概説する。 |
教科書・参考書等 |
「獣医感染症カラーアトラス(第2版)」見上彪監修、文永堂出版 「獣医微生物学(第2版)」見上彪監修、文永堂出版 |
授業で使用する メディア・機器等 |
液晶プロジェクター多用 |
予習・復習への アドバイス |
新聞やニュースで話題となっている感染症について興味を持ち、その感染症がなぜ今問題となっているか自主的に調べることは非常に勉強になる。また、自分がこれまで感染したヒトの病気について調べてみるとよい。同様の病気は動物にもあるので理解が深まる。また、授業で学んだことを覚えるのではなく、それぞれの病原体がもつ特徴を復習することにより、ヒトや動物の感染症対策への応用力が身に付く。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート80%(程度)および受講態度20%(程度)により行う。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |