年度 |
2020年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L3022005 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
草地畜産学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ソウチチクサンガク |
英文授業科目名 |
Grassland Farming |
担当教員名 |
黒川 勇三,豊後 貴嗣 |
担当教員名 (フリガナ) |
クロカワ ユウゾウ,ブンゴ タカシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 水1-4:生C301 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
すべてオンライン(Bb9)で実施します。農場の草地見学、植生調査法の実習は中止します。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
生物生産学部 3年次生 前期 |
授業のキーワード |
草地学、畜産学、生態学、放牧管理、物質循環、自給飼料 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 畜産に必須の飼料作物生産、放牧について学ぶ。 |
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到達度評価 の評価項目 | 動物生産科学プログラム (知識・理解) ・専門分野に関わる課題を解決するために必要な、学際的・総合的に考える能力や、広い視野から俯瞰し行動する能力 ・動物生産に関わる分子レベルから個体レベルの生命現象についての知識・理解 ・フィールドにおける動物生産機構並びに動物と人間社会?自然環境との関係についての知識・理解 (総合的な力) ・動物生産に関連する具体的諸事象について,自らの対象を設定し,それについての自分の考えをまとめ,文章や口頭で論理的に発表し,応答することができる。 |
授業の目標・概要等 |
飼料生産の場としての飼料作物栽培草地および放牧草地について、まず、その畜産における重要性について理解する。そのうえで、草地生態系の機能と構造について理解し、草地管理・維持に必要な知識を深める。また近年の草地生態系における環境問題についても学び、生産性の維持と環境の保全の両立に向けた考察ができるようにする。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション 草地とは 草地の種類、地理的分布 第2回 牧草、飼料作物の利用 種類と特徴、採草と放牧、サイレージと乾草 第3回 牧草、飼料作物の品質、生産力 第4回 飼料作物と牧草の栽培・収穫法、作付体系 第5回 農場草地の見学 酪農と肉牛生産における草地の意義 第6回 草地と雑草 栽培種以外の植物種、外来生物法と牧草 第7回 草地における雑草の耕種的防除、草地診断、植生調査法 第8回 農場の草地で植生調査の実施(中止) 第9回 草地におけるエネルギーと物質の収支 第10回 草地の環境問題と多面的機能 第1回~10回に関する試験 第11回 草地の放牧利用 放牧の基本と特徴、放牧家畜の栄養要求量とその管理、放牧地の栄養生産性 第12回 草地の放牧利用 放牧計画~利用・管理 野草地・林地・耕作放棄地の放牧利用と管理、放牧の効果 第13回 放牧牛の管理 放牧前および放牧期の管理:放牧前の準備、放牧初期の管理、放牧中の管理、舎飼期移行に備えた管理、放牧牛の衛生管理 第14回 放牧牛の管理 乳牛の管理 第15回 放牧牛の管理 肉用牛の管理 第11回~15回に関する試験
中間レポート:「第8回草地生態の基本3農場で雑草を見る 植生調査」における農場演習での課題を提出。 小レポート:出席確認および理解度の確認のため、各講義終了後に提出。 第10回と第15回に試験を行う。 |
教科書・参考書等 |
「草地学」大久保忠旦ほか(共著)、文永堂出版、1990年 「新編 畜産ハンドブック」扇元敬司ほか(編)、講談社、2006年 「草地管理指標-草地の維持管理編-」農林水産省生産局(社)日本畜産種子協会、2006年 「草地管理指標-草地の土壌管理及び施肥編-」農林水産省生産局(社)日本畜産種子協会、2007 「草地科学実験・調査法」日本草地学会(編)、全国農村協会、2004年 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
予習・復習への アドバイス |
授業内容は、畜産にかかわる草地学を中心に基礎的なものから応用まで多岐にわたります。反芻動物がどのような飼料を食べているか、肉牛と乳牛とでどのような点が異なるかなど、あらかじめ知っておくと、より理解が深まります。また、普段の生活の中で足元にある「草」を観察することも、草地の生態を理解する準備になります。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
小レポート10点+中間レポート20点+試験70点の100点満点で評価する。 出席率が60%に満たない場合は、試験を受ける資格がないものとする。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |