年度 |
2020年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L1016005 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
食料社会経済学演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
ショクリョウシャカイケイザイガクエンシュウ |
英文授業科目名 |
Seminar on Socio-economics of Food Production |
担当教員名 |
細野 賢治 |
担当教員名 (フリガナ) |
ホソノ ケンジ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月1-4:生C301 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
オンライン授業、課題作成 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
|
学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
3年次生 |
授業のキーワード |
地域農林水産業,地域おこし,文献検索,調査手法,分析,地域概況 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 社会経済農学的な視点を身につける。 |
---|
到達度評価 の評価項目 | 生物圏環境学プログラム (能力・技能) ・専門分野を学ぶために必要な基礎的実験能力・技能を身につける。 ・人間の食料生産の営みとその社会システムのフィールドへの具体的アプローチの方法および発表・応答に関わるコミュニケーション能力を身につける。 |
授業の目標・概要等 |
地域社会,特に,地域農林水産業の実態を関連文献および統計書等を用いて明らかにし,地域おこしを考える際に欠かせない地域概況をいかに的確にとらえるかを学ぶ。 |
授業計画 |
第1回 授業のガイダンス/地域農林水産業に関する基礎知識の習得1(「グローバリゼーションと世界の食料供給」の検討とまとめ) 第2回 地域農林水産業に関する基礎知識の習得2(「農業・農政をめぐる課題」の検討とまとめ) 第3回 地域農林水産業に関する基礎知識の習得3(「農業の担い手と農業経営」の検討とまとめ) 第4回 地域農林水産業に関する基礎知識の習得4(「農業協同組合の展開と新たな情勢・課題」の検討とまとめ) 第5回 農業・農村振興の現場実践の学習1①(東広島市で農村振興の取組を行う人物の活動報告) 第6回 農業・農村振興の現場実践の学習1②(東広島市で農村振興の取組を行う人物の活動報告のまとめ) 第7回 農業・農村振興の現場実践の学習2①(東広島市で有機農業を行う人物の活動報告) 第8回 農業・農村振興の現場実践の学習2②(東広島市で有機農業を行う人物の活動報告のまとめ) 第9回 農業・農村振興の現場実践の学習3①(東広島市の農協で営農指導を行う人物の活動報告) 第10回 農業・農村振興の現場実践の学習3②(東広島市の農協で営農指導を行う人物の活動報告のまとめ) 第11回 地域農林水産業に関する基礎知識の習得5(「農村の変容と地域づくり」の検討とまとめ) 第12回 地域農林水産業に関する基礎知識の習得6(「広島県中山間地域の現状と課題」の検討とまとめ) 第13回 農林水産調査分析報告書の作成1(農業センサスの使い方) 第14回 農林水産調査分析報告書の作成2(報告書の作成要領の提示) 第15回 農林水産調査分析報告書の発表(プレゼンテーション)
農林水産調査分析報告書を作成し、報告・提出
地域社会の活性化(村おこしなど)を考える際には、農漁村地域を取り巻く諸環境および問題を社会経済的な視点から把握し、地域社会の概況を的確にとらえることはきわめて大切なことである。演習では、地域農林水産業の概況を関連文献および統計書などを用いてどのように把握・分析するかを学ぶ。関連文献を検索して講読、統計書を読みこなして分析する作業を行なう。そして,地域(市町村)の農林水産業の概要をパンフレットレベルで作成できるようにする。
追記:この演習シラバスは,受講者が少人数であることを前提に考えております。人数が多い場合など,シラバスの内容を多少変えることがあります。ご了承ください。なお,受講者の人数制限はしません。また、授業計画が実施段階で前後することがあります。 |
教科書・参考書等 |
オンライン授業形式で行う。 研究発表と討論を中心に進める。 輪読にはテキスト(詳細は演習最初に提示する)を用いるため、指定するテキストの購入を希望する。
テキスト: 藤田武弘・内藤重之・細野賢治・岸上光克編『現代の食料・農業・農村を考える』ミネルヴァ書房、2018年。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,統計書等を使用。 |
予習・復習への アドバイス |
演習で紹介する文献、用いる文献は必ず読んでください。それをもとに報告・討論が行われます。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
演習への出席状況,議論への参加状況,提出課題の評価などをもとに総合的に判断する。 |
実務経験 |
有り
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
地方公共団体に勤務経験のある教員が、食料政策、農業政策および都市と農村との関係性に関する実態と課題について解説します。また、東広島市で農業・農村振興の取組を行う実践者からのレクチャーがあります。 |
メッセージ |
本年度は、広島県中山間地域に立地する農業集落における地域体験実習を組み込むことを計画している。詳しくは、演習開始時のガイダンスで説明する。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |