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年度 2020年度 開講部局 工学部
講義コード K9998031 科目区分 専門教育科目
授業科目名 卒業論文
授業科目名
(フリガナ)
ソツギョウロンブン
英文授業科目名 Graduation Thesis
担当教員名 都留 稔了,滝嶌 繁樹
担当教員名
(フリガナ)
ツル トシノリ,タキシマ シゲキ
開講キャンパス 東広島 開設期 4年次生   前期   通年
曜日・時限・講義室 (通) 集中
授業の方法 課題研究 授業の方法
【詳細情報】
ディスカッション,学生の発表,薬品使用,実習 
単位 5 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 08 : 化学工学
対象学生 第三類化学工学プログラム4年生および過年度生
授業のキーワード 研究,ゼミ 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
この科目は化学工学プログラムにおける学習・教育目標の「(A) 人・社会・自然と工学の関わりの理解と多面的な思考力の養成」,「(C) 化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成」,「(D) 柔軟な適応力や創造力の養成,および自己啓発・研鑽意欲の醸成」,「(E) コミュニケーション能力と高度情報化への適応力の養成」に対応している。
 また,本科目は,プログラムの学習・教育目標を達成するための総合的な科目とも位置づけており,本科目により総合的な到達度評価を行う。学習・教育目標の詳細については下記の化学工学講座ホームページを参照されたい。
 
到達度評価
の評価項目
機械システム工学系プログラム
(能力・技能)
・柔軟な発想と創造性をもって自ら工学的課題を解決する能力の養成
(総合的な力)
・コミュニケーション能力および国際的に情報収集や発信できる能力の養成

電気・電子・システム・情報系プログラム
(能力・技能)
・実際的な問題・課題に対して,自ら実行計画を立て,軌道修正を行ないつつ,基礎および専門的知識や手法を用いて,問題・課題を解決する能力。
(総合的な力)
・実際的な問題・課題を分析し,社会の要請に合致した合理的な解決策を導き出すため創造的・論理的思考力や,この解決策を物理的に実現する技術開発能力。
・研究などの結果を整理し,得られた成果の意義や有効性も含めて,文章で論理的に記述するとともに,口頭で分かりやすく発表し討論する能力。
・研究遂行に必要な,英語に関する英会話,リーディング,およびライティング能力。

応用化学プログラム
(知識・理解)
・応用化学に関する高度な専門知識
(能力・技能)
・技術と技術が社会に及ぼす効果を理解し、社会に貢献するために研究者・技術者の責任をはたすことができるような資質
・技術の経済性・安全性・信頼性といった部分に関する知識とそれを地球的な視点から活用していく判断能力
・修得した知識・技術を活用して応用化学に関する多様な問題を解決できるようなクリエーティブな発想力
・研究者・技術者として問題解決のための能力を発揮できるような社会的に認められる倫理感,研究・開発のデザイン能力
(総合的な力)
・自主的,継続的な学習能力
・情報収集,技術の向上,研究方法の改善,研究結果および成果の解析・理解などに関して,自立した研究者あるいは技術者としてみずから工夫して積極的に取り組み,問題解決への多面的なアプローチを図る姿勢
・日本語による論理的な記述・発表・討論能力
・国際的視野で情報を収集・発信できる能力
・地球的な視点から問題を取り扱うための国際的センス

化学工学プログラム
(知識・理解)
・人・社会・自然と工学の関わりの理解と多面的な思考力の養成
(能力・技能)
・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C5)化学工学応用

(総合的な力)
・柔軟な適応力や創造力の養成,および自己啓発・研鑽意欲の醸成
・プレゼンテーション・コミュニケーション能力の向上と高度情報化への適応力の養成

生物工学プログラム
(知識・理解)
・人・社会・自然と工学との関わりの理解(到達目標A)
(能力・技能)
・生物工学及び生命科学の基礎および応用技術の修得(到達目標C・実験科目)
(総合的な力)
・構想力及び実行力の養成(到達目標D)
・コミュニケーション能力の養成(到達目標E)

社会基盤環境工学プログラム
(知識・理解)
・教養・視野の広さ
(能力・技能)
・問題構成力
・問題解析力
(総合的な力)
・課題発見力
・評価力
・伝達する能力
・実行力・解決力

輸送機器環境工学プログラム
(知識・理解)
・教養科目 自然科学・人文・社会の3分野の視野から、総合的な知識を習得,および倫理観に関する理解
・数学力学系科目 エンジニア・研究者として必要な数学力学系の基礎知識の理解と習得
・情報工学系科目 エンジニア・研究者として必要な情報工学系の基礎知識の理解と習得
・構造工学分野 輸送機器環境工学に関わる構造工学分野の専門知識
・環境・流体工学分野 輸送機器環境工学に関わる環境・流体工学分野の専門知識
・システム分野 輸送機器環境工学に関わるシステム・情報・輸送システム分野の専門知識
(能力・技能)
・教養科目 自然科学・人文・社会の3分野の視野から、多面的に物事を考える能力
・数学力学系科目 数学力学系科目の基礎知識を用いた,問題の構成能力と解析能力
・情報工学系科目 数学・力学に基づいた情報処理能力
・構造工学分野 輸送機器環境工学に関わる構造工学分野の専門知識を問題解決に応用できる能力
・環境・流体工学分野 輸送機器環境工学に関わる環境・流体工学分野の専門知識を問題解決に応用できる能力
・システム分野 輸送機器環境工学に関わるシステム・情報・輸送システム分野の専門知識を問題解決に応用できる能力
(総合的な力)
・デザイン力と実行力 輸送機器環境工学に関わる創成デザイン能力およびプロジェクト実行力
・コミュニケーション力と伝達力 エンジニア・研究者として必要なコミュニケーション力と情報伝達力

建築プログラム
(知識・理解)
・工学的基礎知識の習得(・数学,物理学,情報技術の基礎的内容を説明することができる。・数学,物理学,情報技術の基礎的内容を建築に応用することが出来る。)に関する理解
(能力・技能)
・建築専門知識・能力の育成( (2)建築に関する総合的でより発展的な知識能力・広い範囲にわたるより発展的な知識・能力を計画的に修得し,建築技術者としての基礎を形成する。・イ)ロ)ハ)のいずれかに関わるより発展的な内容の報告書をとりまとめることが出来る。)に関する理解
(総合的な力)
・デザイン能力の育成(・与えられた課題に対し,多くの側面から予想される問題点を指摘し,その解決に向けた方法を提案することが出来る。・卒業論文において,研究の社会的位置付けを理解し,的確な研究構想を立てることができる。)に関する理解
・コミュニケーション能力の育成
(1) 国際的コミュニケーション能力
・外国人に対して自己紹介し,意思を伝えることができる。
・工学や建築に関する専門的な文書を,辞書を用いながら読んだり書いたりすることができる。)
に関する理解
(2) 日本語コミュニケーション能力
・聴衆の前で,自分の考えを発表し,質疑応答することが出来る。
・説得力のある発表用資料を作成することが出来る。
・工学や建築(例えば卒業論文)に関する文章を読んで十分に理解し,また研究成果を伝えることのできる文章を書くことが出来る。)
に関する理解

・自己啓発,研鑚能力の育成
(・新しく発生した問題について,それに関連した情報や文献を検索収集できる。)
に関する理解
・計画立案と遂行能力の育成
(・各種課題を計画的に遂行し,期限内にその成果をとりまとめることが出来る。
・実験,演習,卒業論文を通して,協同作業を体験する。)
に関する理解 
授業の目標・概要等  研究室の中で特定のテーマに対する研究活動(調査、実験、データ解析、ゼミ、ミーティング、研究発表等)を行う。

なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである。
 本授業の目標は以下の10項目であり、これらの知識・理解と能力・技能の修得を目指す。
(1) 論文等(英文を含む)による研究テーマに関する社会的背景や既往の研究成果等の理解。
(2) 研究の目的を理解し、具体的目標と研究スケジュールを設定する能力。また、それに従って自発的に研究を遂行する能力。
(3) 研究内容に対する社会的要請,及び社会や自然に対する影響・重要性の理解、及び多面的な視野からの技術者としての社会への貢献と責任の理解。
(4) 使用する装置の原理・構造・操作方法の理解、及びそれらを正しく使用する技能。また、実験操作などに伴って得られる現象を観察し、必要事項を実験ノート等に記録する能力。
(5) 得られた結果を正しく解釈すると共に、現象を物理モデルによって表現する能力。
(6) 問題点などが発見された場合、必要な情報を収集すると共にこれまで身につけた知識を創造的に応用して問題を解決する能力。
(7) 研究の内容を口頭及び文書で論理的かつ効果的に表現するコミュニケーション能力。
(8) 研究に関して他人と討論し、質問に対する回答や自らの考えを的確に述べると共に、他人の意見を真摯に受け止め、改善に向けて自己消化する能力。
(9) 問題点や技術的課題を克服し目的・目標を達成することに喜びを見いだし、更なる知的活動に自ら取り組む意欲を持つ能力。
(10) 集団の中で生活・活動するための社会性や人間性を高めるように努力する能力。 
授業計画  指導教員毎に異なるが、概ね以下の内容を含む。これらの総所要時間(学生の学習時間)は最低300時間,平均500時間程度である。また、指導教員だけでなく、研究室の教員や大学院生及び講座内の教員も指導にあたる。
1) 研究テーマを設定し、その概要と研究方法について説明する。
2) 研究目的・目標及び長期・短期的な研究スケジュールを立てさせ、その内容について随時指導する。
3) 研究室全体でゼミを行い、安全管理,専門実験技術,関連分野の基礎知識・研究内容等を講義すると共に、発表,質疑応答,要旨執筆などに関する訓練を行う。
4) 研究目的・目標を達成させるための調査,実験,計算,解析,考察を行わせる。
5) 4)の研究状況について随時ミーティングを行い、研究成果,その解釈,検討事項等について指導すると共に、コミュニケーション能力や論理的思考力などに関する訓練を行う。
6) 講座全体で卒論中間発表会(12月下旬予定)及び卒論発表会(2月中旬予定)を行い、成果の発表,要旨の執筆,質疑応答等について訓練する。
7) 卒業論文の執筆を通じて報告書作成能力や論理的思考力について指導する。 
教科書・参考書等 研究内容や進捗状況に応じて適宜指示する。 
授業で使用する
メディア・機器等
文献,パソコン,実験装置 
予習・復習への
アドバイス
 授業計画の各項目に対するアドバイスは以下のとおりである。これに加え、指導教員や大学院生の指示や意見に従うのが望ましい。
1) 研究室の過去の卒業論文をよく読む。
2) 頭の中でシミュレーションすると必要な事項が分かる。
3) 書籍、文献、過去の論文などをよく読むと共に、もらった資料で復習する。自分の担当の場合は資料の作成を入念に行い何度も発表練習する。
4) 目的・目標やスケジュールと照らし合わせて詳細な短期的計画を立てて実行する。
5) 取得したデータをすぐに整理・解析する。多面的な視野から結果を考察し、頻繁に報告する。教員や大学院生との研究面でのコミュニケーションが重要である。
6) 論理的な全体の流れ、短時間で内容が理解できるスライド、簡潔で正しく内容が伝えられる文章などに留意して準備をし、学生同士で発表練習をしてお互いに改善点を指摘しあう。
7) 全てのデータを正確に・不足なく・分かりやすく説明することに十分留意する。論理的思考能力と日本語力が必要であり、普段から意識して能力を向上させることが重要である。 
履修上の注意
受講条件等
 卒業論文に着手するためには、原則として学生便覧に記載されている「卒論着手条件」を満たしている必要がある。
 この科目に先立つ基礎科目:ほぼ全ての科目が該当する 
成績評価の基準等  「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目に示した10項目の目標の達成状況を、各項目10点満点で評価して成績を判定する。60点以上を合格とする。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  研究目的・目標の達成度、及び「知識・理解」と「能力・技能」の目標の達成度は個々の学生の向上心と研究時間によって大きく差がつく。卒業時により大きな達成感と社会人・技術者としての成長を得るために、常に向上心を持って真摯に研究に取り組んで欲しい。 
その他 http://www.chemeng.hiroshima-u.ac.jp/

 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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