年度 |
2020年度 |
開講部局 |
医学部保健学科看護学専攻 |
講義コード |
I3135001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
成人看護学概論 |
授業科目名 (フリガナ) |
セイジンカンゴガクガイロン |
英文授業科目名 |
Principles of Adult Nursing |
担当教員名 |
森山 美知子 |
担当教員名 (フリガナ) |
モリヤマ ミチコ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
2年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 水5-6:保203 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義中心、患者の体験談を聞く、ネットや文献などを調べながら学習を深める |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
04
:
保健学 |
対象学生 |
看護学専攻2年次生 |
授業のキーワード |
成人看護、急性期看護、慢性期看護、リハビリテーション看護、緩和ケア、End-of-life care,実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | 看護学プログラム (知識・理解) ・心身の機能と環境に基づく健康,疾病の予防,発症,治癒に関する知識・理解 ・看護実践理論,看護の基本的技術と態度に関する知識・理解 ・個人と家族,地域の健康問題と看護に関する知識・理解 ・ヘルスケアシステムと看護職者間ならび他職種との協働に関する知識・理解 ・看護倫理に関する知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
講義概要 ライフステージにおける成人期にある人々を対象とした看護の特徴と主要概念を、事例の学習を通して学び、成人期に罹患しやすい疾病構造等の特徴を踏まえ、疾病予防、疾病の増悪予防、回復促進に重点を置くとともに、エンド・オブ・ライフ期における看護倫理の観点からも看護の果たす役割を探求する。
達成目標 ・拡大する看護ケアの提供の場や看護師の役割や機能の学習を通して、さまざまな健康状態にある人々に提供される看護ケアを創造する面白さを知る。 ・「その人が望む亡くなり方(看取り)」について、倫理的価値判断の考え方について学び、実際の事例に当てはめて考えられるようになる。 ・Illness Trajectoryのパターンを知り、より安楽な、幸せな亡くなり方(看取り)のために、どのような一次予防(疾病予防)、二次予防(早期発見)、三次予防(重症化予防・再発予防)を行っていったらよいのかを学ぶ。また、生き方を考える。そのための看護職の役割も学ぶ。 ・患者の安全と提供されるケアの質を高めるために必要な、evidence-based clinical practice (EBCP)を学ぶ。また、包括的に患者/人をとらえる枠組み(アセスメントの枠組み)を学ぶ。 ・患者教育(Patient Education)に必要な行動変容の理論と技術について学ぶ。 ・家族を一つのケアユニットとしてとらえ、どのようにケアの対象とするのかを学ぶ。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション 看護の働きの場と役割・機能 第2回 病いの軌跡(Illness Trajectory) 第3回 最期まで自分の生を生き抜く:緩和ケアと看取り 第4回 臨床における倫理 第5回 アドバンス・ケア・プラニング 第6回 全代償システム(全面介助)の看護計画の立案(1) 第7回 全代償システム(全面介助)の看護計画の立案(2) 第8回 生活習慣病/慢性疾患の疾病管理:Illness Trajectory 脳卒中 第9回 リハビリテーション看護:ICFの活用 第10回 身体侵襲と呼吸・循環・代謝管理:クリティカルケア看護 第11回 脳卒中の発症を予防する:メタボリックシンドローム予防、血圧・血糖管理/EBCP(1) 第12回 Illness Trajectory:糖尿病 第13回 脳卒中の発症を予防する:メタボリックシンドローム予防、血圧・血糖管理/EBCP(2) 第14回 患者教育と行動変容 第15回 生き方と生活習慣病
最後に筆記試験を実施します。 |
教科書・参考書等 |
【教科書】 1.大西和子 岡部聰子編:成人看護学概論 第2版,Nouvelle HIROKAWA 2.鈴木志津枝 藤田佐和編:慢性期看護論 第3版,Nouvelle HIROKAWA 3.梅田恵 射場典子編:緩和ケア,南江堂 4.松本千明著:医療・保健スタッフのための健康行動理論の基礎,医歯薬出版 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
予習・復習への アドバイス |
授業概要参照 |
履修上の注意 受講条件等 |
看護実践学原論を修了している者 |
成績評価の基準等 |
筆記試験:60% 受験しなかった場合は単位を認めません。60点未満/100点の場合は不可 レポート課題:40% |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
国内外での病院での臨床経験、厚生労働省での勤務、研究をベースとした地域での活動など、幅広い臨床経験を持つ教員が、看護ケアの重要性や優位性についてレクチャーし、学生が幅広い視野で看護活動を学べるようにする。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |