年度 |
2020年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HK180000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
微生物学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ビセイブツガク |
英文授業科目名 |
Microbiology |
担当教員名 |
鈴木 克周 |
担当教員名 (フリガナ) |
スズキ カツノリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水7-8,木7-8:理B305 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、パワーポイントと配布資料および板書使用、Bb9での課題学習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
生物学科目学生、 人数の余裕の範囲で他学科と他学部生も受け入れる |
授業のキーワード |
生命の初期進化・原核生物・真核生物・種々の微生物・共生・感染・細胞内共生進化説・細胞内小器官形成,実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 微生物(生化学,遺伝学を含む)についての知識の習得 |
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到達度評価 の評価項目 | 生物学プログラム (知識・理解) ・生物学諸専門分野における高度な専門的知識を理解し,修得する。 |
授業の目標・概要等 |
物質からの生命誕生, 3つのドメイン(超生物界)と真核生物の成立過程の概念を学習して,各ドメインに共通する特徴を理解する。また, 細胞内小器官の形成、特にタンパク質の輸送局在化の仕組みを解説する。 細菌と酵母を扱うための技術についても触れる。 |
授業計画 |
第 1回 ガイダンス 第 2回 生命の初期進化についての仮説 第 3回 3つの生物ドメイン(超生物界)の比較 第 4回 多様な原核生物: 古細菌の系統と特徴 第 5回 多様な原核生物: 真正細菌の系統と特徴 第 6回 多様な原核生物: 様々なエネルギー・メタボリズム系 第 7回 細菌間の相互作用、細菌と他の生物の相互作用 第 8回 細菌のゲノムと遺伝子 第 9回 細菌の増殖とその調節 第10回 細菌の変身術 (突然変異、接合伝達、形質導入、形質転換) 第11回 真核生物の成立(細胞内共生進化説)と酸素 第12回 モデル真核微生物(酵母)の生活史と遺伝学 第13回 酵母を用いた解析的研究例:タンパク質分泌分配装置 第13回 酵母を用いた解析的研究例:細胞内品質管理・体制変換機構 第15回 まとめ |
教科書・参考書等 |
教科書: Biology 10th ed. (Pearson社) 参考書: 細菌の解剖 (水島・三浦編 講談社),酵母の解剖 (柳島他編 講談社),Molecular Biology of the Cell (MBC) Alberts et al. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
教科書,パワーポイント,配付資料,Bb9 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回ガイダンスにて授業の進め方や予復習についてアドバイスする。 細菌 Biology Chp25 (p554-556 & p562-563)・Chp27 (全体), Chp18 (p397-401), 参考 細菌の解剖 酵母 酵母の解剖 |
履修上の注意 受講条件等 |
授業時に受講者の顔と名前を覚えるために出席をとるが、質疑で有効な応答がなければ評価しない。 |
成績評価の基準等 |
授業成績の30%は授業時の質疑応答とクイズ(小テスト)、自主学習課題で評価する。 70%は試験で評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
微生物はほとんど全ての環境に居り、あなた自身の体の一部でもあります。 微生物遺伝学は分子遺伝学の母体であり、微生物由来の酵素が分子生物学の根幹を支えています。 予習復習と自主学習をして知識を活用できるようにすると共に、関連する本を読んで知識と興味を拡大して下さい。 |
その他 |
この授業は、元工業技術院職員の教員が民間製造業および公設研究機関の技術者研究者と共同研究開発した経験を基に、各々の生物現象や仕組みを理解することが基礎生物学的重要であることは元より産業的な実践にも有用であることなどを話題として交えながら進行する。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |