年度 |
2020年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HK150000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
基礎生物科学B |
授業科目名 (フリガナ) |
キソセイブツカガクB |
英文授業科目名 |
Basic Biological Science B |
担当教員名 |
高橋 陽介,坂本 敦,森下 文浩,鈴木 克周,高瀬 稔,鈴木 厚 |
担当教員名 (フリガナ) |
タカハシ ヨウスケ,サカモト アツシ,モリシタ フミヒロ,スズキ カツノリ,タカセ ミノル,スズキ アツシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水5-8:理B603 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
1年次生前期(1セメスター)、2年次生 前期(3セメスター) |
授業のキーワード |
形態学,分類生態学,発生学,生理学分野 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 形態学,発生学,生理学分野の基礎を理解し,2年次後期及び3年次に個別専門科目を履修するための基礎的知識を徹底して理解習得する。 |
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到達度評価 の評価項目 | 生物学プログラム (知識・理解) ・生物学諸専門分野における高度な専門的知識を理解し,修得する。 |
授業の目標・概要等 |
基礎生物科学Bは,形態学,分類生態学,発生学,生理学分野の基礎を理解し,2年次及び3年次に個別専門科目を履修するための準備を行う。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス・花の形づくり 履修上の注意,授業の目標等について説明を行う。分子遺伝学解き明かした花の形態形成機構について概説する。(Chapter 35)高橋担当 第2回 花の咲くとき 植物がいかにして花の咲く時期を制御しているかを概説する。(Chapter 39)高橋担当 第3回 植物の発生と形態形成 寿命やクローン生成の観点から動物との基本的相違を概説する。(Chapter 29 & 30)坂本担当 第4回 植物とは何か? 植物を定義し,進化的視点からその形態的多様性を概説する。(Chapter 29 & 30)坂本担当 第5回 微生物 地球上の全ての生物系統の中で、微生物と植物ならびに動物がそれぞれ占める位置を概説する。(Chapter 27, Concept 28.1)鈴木克周担当 第6回 細菌 真正細菌の細胞の構造について概説する。(Chapter 27)鈴木克周担当 第7回 前半のまとめ 第8回 中間テスト 2-7回の講義内容に関する試験 高橋、鈴木克周、坂本担当 第9回 動物の発生(1) 生活環と受精・卵割および胚葉・原腸形成の機構 (Chapter 47)鈴木厚担当 第10回 動物の発生(2) 誘導因子による細胞分化と体の形作りの制御 (Chapter 47)鈴木厚担当 第11回 免疫 自然免疫および獲得免疫について概説する。(Chapter 43)高瀬担当 第12回 動物の生殖とホルモン 生殖腺の発生や機能、および生殖に関するホルモンについて概説する。(Chapter 45&46) 高瀬担当 第13回 浸透圧調節と排出 脊椎動物・無脊椎動物の排出器官の形態と機能について概説し、内分泌系による排出器官の機能調節と個体の浸透圧調節との関わりを解説する。(Chapter 44) 森下担当 第14回 ニューロンのシグナル伝達 脊椎動物・無脊椎動物の神経系の成り立ちや情報伝達の仕組みについて概説する。(Chapter 48) 森下担当 第15回 まとめ 9-14回の講義内容のまとめ 鈴木厚、高瀬、森下担当
試験、レポート等 |
教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心;板書多用;教科書(Biology)有) テキスト:Campbell & Reece, Biology (11th ed.), Benjamin Cummings |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
講義で取り上げた項目については,テキスト(Biology)をよく読み十分な復習を行うとともに,項目の最後に設けられたConcept Checkにより自分の理解度を確認して下さい。また,テキスト付属のCD-ROMには,理解を助けるための図,動画,クイズ等が含まれていますので積極的に活用して下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
本講義は生物科学科の必修科目です。生物科学科の学生は必ず履修して下さい。 |
成績評価の基準等 |
定期テストと小テスト並びに出席に基づき総合的に評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
本講義(基礎生物科学B)は主に形態学,発生学,生理学分野の導入科目です。また,同期に開講する基礎生物科学Aは主に生化学,細胞生物学,遺伝学,進化学分野の導入科目です。両講義を通じて2年次後期及び3年次に個別専門科目を履修するために必要な基礎知識を身に付けて下さい。 |
その他 |
この授業科目は,教職実践演習を受講するために必要な教員免許ポートフォリオに関係する科目です。 教職実践演習は,教員として必要な知識技能などが習得できていることを確認する授業です。 教員として必要な知識技能などを習得しているという証拠や振り返るための資料として,この授業には次のキーワードが設定されています。これらのキーワードを基にして各自で振り返りを行い,教職実践演習への活用に役立てて下さい。 1.免疫,2.脳・神経系,3.発生,4.生殖,5.排出,6.細菌,7.プラスミド,8.形態形成,9.花成ホルモン |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |