年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC600535 |
科目区分 |
教職専門科目 |
授業科目名 |
道徳教育指導法 |
授業科目名 (フリガナ) |
ドウトクキョウイクシドウホウ |
英文授業科目名 |
Methodology on Moral Education |
担当教員名 |
矢野 博史,杉田 浩崇,丸山 恭司 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤノ ヒロシ,スギタ ヒロタカ,マルヤマ ヤスシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月1-4:理E102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
非対面、講義中心、板書多用、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
総文法経理工生情用 |
授業のキーワード |
道徳性、道徳的主体性、発達、道徳 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | 初等教育教員養成プログラム (能力・技能) ・児童の実態を踏まえて,小学校における学習指導案を設計し,展開することができる(実践的学習指導力)
特別支援教育教員養成プログラム (知識・理解) ・基礎免許となる初等教育の意義や教職,教科指導の理論と方法に関する基本的な知識・理解が備わっている。 |
授業の目標・概要等 |
生徒の道徳性の涵養は教育課程の一領域にとどまらず、ある意味で学校教育の中核に位置する事柄である。 本講では、その道徳性の涵養に関する基礎理論について理解を深めていくことが目標である。 |
授業計画 |
第1回 道徳・規範・社会 ①道徳の語義 ②内省としての道徳 ③現代社会における道徳教育の課題
第2回 道徳教育に期待するということ ①道徳教育に対する期待 ②道徳教育の強制と他者支配の暴力 ③善意の罠に陥らないために
第3回 道徳の諸科学 ① 道徳と科学 ②デュルケーム教育思想と「科学」 第4回 道徳性の発達 ① 道徳性発達に関する諸説 ②道徳性発達に関する諸説の課題と展望 第5回 市民性育成としての道徳教育1 ①話し合いの方法・手順 ②話し合い能力の発達段階 ③発達段階に応じた話し合いの指導 第6回 市民性育成としての道徳教育2 ①話し合いの難しさ ②話し合い指導の技法 第7回 西洋における道徳教育の歴史 ①道徳に対する問いの発生 ②近代化と道徳 第8回 日本における道徳教育の歴史 ①近世以前の道徳教育 ②近代の道徳教育 ③現代の道徳教育 第9回 学校における道徳教育1 ①学校における道徳教育のしくみ ②道徳教育の目標 ③道徳教育における評価 第10回 学校における道徳教育2 ①学校における道徳教育の指導体制 ②道徳教育の計画 第11回 道徳教育の内容項目 ① 学習指導要領における生命尊重 ②「食」から考える「いのち」 第12回 道徳授業の方法1 ①道徳授業の類型 ②「価値明確化」」の道徳授業 ③モラルジレンマ授業 第13回 道徳授業の方法2 ①道徳授業のねらい ②効果的な道徳授業の実践 第14回 中学校における道徳授業の実際1 ①中学校の道徳の時間の特徴 ②授業における発問の意義 第15回 中学校における道徳授業の実際2 ①情報モラル教育の必要性 ②情報モラル教育の授業実践
試験を実施する |
教科書・参考書等 |
丸山恭司編著『教師教育講座第7巻 道徳教育指導論』協同出版、2014年。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
教科書、印刷資料、映像メディア |
予習・復習への アドバイス |
授業において指示する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教職「道徳教育に関する科目」中学校教員免許状必修 クラス指定 |
成績評価の基準等 |
期末試験の結果に平常の授業参加状況を加味した評価を行う。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |