年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC600515 |
科目区分 |
教職専門科目 |
授業科目名 |
道徳教育指導法 |
授業科目名 (フリガナ) |
ドウトクキョウイクシドウホウ |
英文授業科目名 |
Methodology on Moral Education |
担当教員名 |
杉田 浩崇,丸山 恭司 |
担当教員名 (フリガナ) |
スギタ ヒロタカ,マルヤマ ヤスシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月1-4:教K102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
非対面、講義中心、板書多用、学生発表、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
教育学部生 |
授業のキーワード |
道徳性、道徳的主体性、発達、道徳 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | |
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到達度評価 の評価項目 | 初等教育教員養成プログラム (能力・技能) ・児童の実態を踏まえて,小学校における学習指導案を設計し,展開することができる(実践的学習指導力)
特別支援教育教員養成プログラム (知識・理解) ・基礎免許となる初等教育の意義や教職,教科指導の理論と方法に関する基本的な知識・理解が備わっている。 |
授業の目標・概要等 |
日本の道徳教育の特徴を歴史及び他国との比較から学習し、各々の教育方法・発達理論について特徴を理解したうえで、学習指導要領及びその解説に基づいた授業をデザインする。具体的な到達目標は以下の通りである。 (1)人間にとっての道徳の必要性を理解し、道徳を教えることの基本的性格を説明できる。 (2)日本の道徳教育の特徴を、その歴史及び他国との比較から説明できる。 (3)道徳の教育方法や道徳性の発達に関する諸理論を学び、それぞれの特徴や問題点を指摘できる。 (4)学習指導要領やその解説等から道徳教育の目的・内容・方法を読み取り、それらを道徳性の発達に関する諸理論に結びつけることができる。 (5)上記の学習を通じて暫定的ながらも根拠をもって自分なりの授業をデザインし、指導案の作成や模擬授業を実施することができる。 |
授業計画 |
第1回 学習指導要領における道徳教育の位置づけ:特別の教科道徳へ 第2回 学校教育活動全体を通じた道徳教育:全体計画と年間指導計画 第3回 日本の道徳教育の歴史:戦前の「修身」から戦後の特設化まで 第4回 世界の道徳教育:韓国、アメリカ、イギリスを中心に 第5回 道徳教育の方法(1):自我関与を中心とした授業の方法 第6回 指導案の作成(1):価値の自覚を伴う読物資料(「二通の手紙」)を用いた授業デザイン 第7回 模擬授業(1) 第8回 道徳教育の方法(2):役割演技・体験活動を取り入れた授業の方法 第9回 道徳教育の方法(3):コールバーグの道徳性発達理論とモラル・ジレンマ授業 第10回 指導案の作成(2):話し合いを促す読物資料(「正義って何?」)を用いた授業デザイン 第11回 模擬授業(2) 第12回 道徳教育の方法(4):話し合いや問題発見・解決過程を取り入れた授業の方法 第13回 道徳科の特性を踏まえた学習評価のあり方:励ます個人内評価の具体的な展開 第14回 資料の様々な活用:「手品師」の資料分析を通じて道徳的価値の理解を深める 第15回 郷土資料を活用した道徳授業
最終レポートを課す
受講人数や授業の進展具合、その他の事情により、授業の順番が入れ替わる場合があります |
教科書・参考書等 |
丸山恭司編著『教師教育講座第7巻 道徳教育指導論』協同出版、2014年。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
教科書、印刷資料、映像メディア |
予習・復習への アドバイス |
授業において指示する。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教職「道徳教育に関する科目」中学校教員免許状必修 クラス指定 |
成績評価の基準等 |
毎回授業後の授業参画シートの提出、指導案の提出、自己評価、最終レポート |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |