年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC520121 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
心理学基礎実習II |
授業科目名 (フリガナ) |
シンリガクキソジッシュウII |
英文授業科目名 |
Introductory Psychology Laboratory Project II |
担当教員名 |
森田 愛子,難波 修史,日原 尚吾,古川 善也 |
担当教員名 (フリガナ) |
モリタ アイコ,ナンバ シュウシ,ヒハラ ショウゴ,フルカワ ヨシヤ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 木1-4:教A617 |
授業の方法 |
実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
実習中心。グループでの実習と全員での実習がある。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
心理学系コース生必修 |
授業のキーワード |
心理学研究法,態度尺度構成法,心理検査法 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 心理学プログラムの「専門基礎科目」の「研究法」に属する授業科目であり,知的能力・技能を修得するだけでなく,実践的能力・技能を修得する。心理学プログラムにおける大きな目標である卒業論文を作成するために必要な基礎的スキルを体験的に身につけることを目的とする。具体的には,尺度構成や心理検査を適切に実施し,資料を正確に収集し,レポートで成果を報告する能力を身につける。 |
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到達度評価 の評価項目 | 心理学プログラム (能力・技能) ・研究を実施するために必要な基本的能力・技能を身につける |
授業の目標・概要等 |
(1) 心理学研究に必要な基礎的研究法のうち,尺度構成法と検査法に習熟する。 尺度構成法では,態度尺度の作成を通して,その原理と手続きを習得する。 検査法では,気分・感情測定検査,人格検査を中心に実習する。 (2) 心理学の論文に触れ,読み方や書き方を身につける。 資料収集・文献の適切な読み方の実習のため,心理学の論文をグループで講読する。 心理学における論文の書き方を身につけるため,論文を書いてみる。 |
授業計画 |
第1回 尺度構成を体験しよう(1) ・尺度構成法について概説する。 ・テーマを決める。 第2回 尺度構成を体験しよう(2) ・項目を作成・精選する。 第3回 尺度構成を体験しよう(3) ・尺度を完成させる。 第4回 尺度構成を体験しよう(4) ・尺度を実施する。 ・結果の集計(平均値・標準偏差の算出)を行う。 第5回 論文を書いてみよう(1) ・尺度結果について,各個人が論文を書く。 第6回 論文を書いてみよう(2) ・論文を交換し,ピアレビューを行う。 第7回 論文を書いてみよう(3) ・再度,別の人がピアレビューを行う。 第8回 論文を書いてみよう(4) ・論文の書き方についてのミニテストを行う。
期末試験は実施しないが,ミニテスト,各種の提出物がある。 |
教科書・参考書等 |
教科書:宮谷真人・坂田省吾(代表編集) (2009). 心理学基礎実習マニュアル 北大路書房 参考書:浦上昌則・脇田貴文 (2010). 心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方 東京図書 山田剛史・林 創 (2011). 大学生のためのリサーチリテラシー入門 |
授業で使用する メディア・機器等 |
必携PC。パソコンとプロジェクター,配布資料を用いる。 |
予習・復習への アドバイス |
第1-4回 毎回,次回の実習に備えて宿題が出る。 第5-7回 毎回,論文の執筆を行う。 第8回 ミニテストに備えて,論文の書き方について復習しておく。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教育学部心理学系コース生に限る。 |
成績評価の基準等 |
以下を合計して,100点満点で評価する。 ミニテスト:60点 最終論文:40点 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
必携PCを持参すること。 |
その他 |
2020年度は,新型コロナウイルス感染症対策のため,授業の受講の形態や内容が変更される可能性があります。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |