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年度 2020年度 開講部局 教育学部
講義コード CC445303 科目区分 専門教育科目
授業科目名 美術科教育学概論
授業科目名
(フリガナ)
ビジュツカキョウイクガクガイロン
英文授業科目名 Teaching Methods of Arts and Crafts for Secondary Teachers
担当教員名 三根 和浪
担当教員名
(フリガナ)
ミネ カズナミ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 金5-8:教L109
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 08 : 教科教育学
対象学生  
授業のキーワード SDG_3, SDG_4, SDG_10, SDG_16, SDG_17,教科の指導法(美術),造形芸術(美術)教育の理念・価値・歴史・あるべき姿,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
中等造形芸術(美術)教育の理論と方法に関する基本的な知識・理解を習得するとともに,中等造形芸術(美術)教育の理論と方法に関する問題点や課題を指摘し,改善策を示すことができるようになるために本授業を提供する。 
到達度評価
の評価項目
造形芸術教育プログラム
(知識・理解)
・造形芸術教育の理論と方法について、知識や理解をもとに説明することができる。
(能力・技能)
・造形芸術教育のカリキュラムや授業、教育課題に関して、批判的に分析・検討することができる。 
授業の目標・概要等 ・美術と自己表現,美術と人間,美術と教育との関連について総合的に理解し,美術科教育の理論と枠組みに関する基本的な概念を獲得する。
・美術教育の基本理念,造形表現の発達,我が国の美術科教育の成立経緯,現在の諸外国の美術教育の動向について学習する。 
授業計画 第1回 美術教育の理念~人間にとっての自己表現の意味と方法
第2回 美術教育の理念~人間にとっての鑑賞の意味と方法
第3回 美術教育を支えてきた思想~ルソー,ペスタロッチー,フレーベル
第4回 美術教育を支えてきた思想~チゼック,リード,ローウェンフェルド
第5回 美術教育を支えてきた思想~DBAEと鑑賞教育
第6回 内発的動機付け~「北風と太陽」と美術教育
第7回 発達と造形表現
第8回 我が国の美術教育~西洋模倣・鉛筆臨画,国粋保存・毛筆臨画,教育的図画
第9回 我が国の美術教育~大正デモクラシーと昭和初期
第10回 我が国の美術教育~戦時体制下の美術教育
第11回 我が国の美術教育~学習指導要領(試案)と学習指導要領(公示)
第12回 我が国の美術教育~生きる力と21世紀の美術教育
第13回 描写の教育から表現の教育へ~変革とその意味
第14回 諸外国の美術教育~合衆国の動向
第15回 諸外国の美術教育~フィンランドの動向

第16回に期末試験を実施する。 
教科書・参考書等 教科書:
(1) 竹内博他編『アート教育を学ぶ人のために』世界思想社,2005年。
(2) 文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 美術編』日本文教出版,2018年。
(3) 国立教育政策研究所教育課程研究センター『評価規準の作成,評価方法等の工夫改善のための参考資料【中学校 美術】』教育出版,2011年。但し,参考資料の新版が発行された場合は新版を使用する。
・その他必要な資料はプリントで用意する。
参考書:
若元澄男編『図画工作・美術科重要用語300の基礎知識」明治図書。
佐々有生編『図画工作・美術科教育の理論と実践』現代教育社。 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
第1回 人間にとっての自己表現の意味と方法について考えて自分なりに整理すると共に,授業後は講義内容に基づいて説明できるようにしておく。
第2回 人間にとっての鑑賞の意味と方法について考えて自分なりに整理すると共に,授業後はそれを講義内容に基づいて説明できるようにしておく。
第3回 ルソー,ペスタロッチー,フレーベルなど自然主義教育観に基づく教育思想について説明できるようにしておく。
第4回 チゼック,リード,ローウェンフェルドなど創造主義教育観に基づく美術教育思想について説明できるようにしておく。
第5回 DBAEと鑑賞教育との関係について説明できるようにしておく。
第6回 「北風と太陽」の寓話を用いて,美術教育における内発的動機付けの重要性について説明できるようにしておく。
第7回 発達と造形表現について説明できるようにしておく。
第8回 我が国の西洋模倣・鉛筆臨画,国粋保存・毛筆臨画,教育的図画の時代について説明できるようにしておく。
第9回 我が国の大正デモクラシーと昭和初期の時代について説明できるようにしておく。
第10回 我が国の戦時体制下の美術教育について説明できるようにしておく。
第11回 戦後の学習指導要領(試案)と学習指導要領(公示)について説明できるようにしておく。
第12回 生きる力と21世紀の美術教育の特徴について説明できるようにしておく。
第13回 描写の教育から表現の教育へと変革を遂げた我が国の美術教育の実態とその背景と現代的意味について説明できるようにしておく。
第14回 合衆国の美術教育の動向について説明できるようにしておく。
第15回 フィンランドの美術教育の動向について説明できるようにしておく。
第16回 期末試験の終了後,その結果を検討し,自己の学習課題を確認するとともに問題点を克服する。 
履修上の注意
受講条件等
第四類造形芸術系コース学生は必修。
教職専門科目(教科の指導法(美術))。
リポートの提出は,Bb9,電子メール等,電子データによる提出とする。必ず使い方を確認しておくこと。また,もみじを通して連絡を行うことがあるので,もみじの各種設定を確認し,常に正常に連絡を受信できるようにしておくこと。 
成績評価の基準等 期末試験40%,リポート内容30%,発言内容・回数30%をふまえ総合的に判断する。欠席が5回以上あった場合,最終試験を受けることができない。また,遅刻3回で欠席1回と計算する。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
高等学校(芸術科(美術)),中学校(美術科),小学校(図画工作科)の学校現場における教員経験のある者が,美術(図画工作及び美術)の目的や目標,教材や指導法,指導者のあり方ほかを踏まえ講義する。 
メッセージ 授業では、どのような造形芸術(美術)教育が今日求められるかについての積極的な発言を求め最重視します。講義内容に不明な点,疑問に思う点がある場合には,質問を積極的にして下さい。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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