年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC331604 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
日本語の習得と指導 |
授業科目名 (フリガナ) |
ニホンゴノシュウトクトシドウ |
英文授業科目名 |
Acquisition and Teaching of Japanese as a Second Language |
担当教員名 |
畑佐 由紀子 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハタサ ユキコ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火5-8:教K114 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
オンディマンド(BB9) |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
日本語教育系コース生選択必修 |
授業のキーワード |
母語習得と外国語習得・教室指導と自然習得・習得要因・日本語指導,実務経験 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | この授業は、日本語を教えることと学ぶことを振り返り、日本語教育における第二言語習得研究の意味を理解し、教育実践 の場に生かすことを目的とする。日本語教育の学習者の習得過程を分析し、指導法に繋げるという点においては、「知識・ 理解」から「実践的能力・技能」へと導く役割を担う。 |
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到達度評価 の評価項目 | 日本語教育プログラム (知識・理解) ・日本語教育の現状と課題に関する基本的な理解を得る。 |
授業の目標・概要等 |
日本語教員養成において必要とされる教育領域のうちの「言語習得と発達」の内容を解説し、第二言語習得過程の多様性と普遍性、その原因を言語学・心理学・社会学・教育学の観点から学ぶ。さらに、研究の重要性を理解し、第二言語習得研究の日本語指導への具体 化を検討する。 |
授業計画 |
■第1回 ガイダンス 第二言語とは 。 ■第2回 第二言語習得(SLA) 研究が始まる前の言語学習の考え方 ■第3回 第一言語習得
■第4回 第1言語習得と第二言語習得(SLA) ■第5回 第二言語の特徴
■第6回 SLAと言語学
■第7回 SLAと心理学 ■第8回 SLAと社会言語学 ■第9回 SLAと教育学(個人差) ■第10回 第二言語学習に必要な要素
■第11回 教室の第二言語 ■第12回 教室内第二言語習得に関する考え方 1 ■第13回 教室内第二言語習得に関する考え方 2 ■第14回 第二言語指導 ■第15回 総括
講義に付随するレポートがあります。 |
教科書・参考書等 |
教科書 ライトバウン・パッツイ/スパダ・ニーナ(2014)『言語はどのように学ばれるか』 岩波書店 ISBN: 978-4-00-005328-0 大関浩美 (2010)『日本語を教えるための第二言語習得論入門』 くろしお出版 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト、配付資料、その他 |
予習・復習への アドバイス |
第1回~第14回: Bb9で講義を聞いて、主張点を把握し、質問に答えておいてください。質問の回答は各テーマの修了時に提出してもらいます。提出が遅れた場合は、減点されます。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
授業参加(30%)、レポート(70%)、 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
本授業の教員は20年以上の日本語教育経験と教材開発経験を有し、その前提となる言語習得研究をしている。この授業では、学習者自身の発話を分析し母語話者と比較することによって、日本語の教科書では扱われていない言語上の問題について検討し、指導の在り方を考える。 |
メッセージ |
受講生の積極的な参加による双方向の授業を目指しています。学習者の日本語の習得過程の理解を通して、日本語指導の役割を考えましょう。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |