広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2020年度 開講部局 教育学部
講義コード CC245305 科目区分 専門教育科目
授業科目名 応用倫理学研究
授業科目名
(フリガナ)
オウヨウリンリガクケンキュウ
英文授業科目名 Research on Applied Ethics
担当教員名 畠中 和生
担当教員名
(フリガナ)
ハタケナカ カズオ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 金5-8:教L206
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心,プリント資料を使用 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 02 : 倫理学
対象学生  
授業のキーワード 中学校社会、高等学校公民、応用倫理、応用倫理学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
基礎科目を履修したうえで,教科内容発展科目の1つの領域として倫理学に関する基礎的基本的な知識・理解,能力・技能を習得できるために,倫理学に関する教材内容研究を提供する。 
到達度評価
の評価項目
中等教育科学(社会・地理歴史・公民)プログラム
(能力・技能)
・社会系内容領域の資料・データを収集・読解し,分析・批評できる
(総合的な力)
・調査・研究や教育実践,社会的活動等の成果をまとめ,プレゼンテーションできる 
授業の目標・概要等 中学校社会・高等学校公民で扱う教材に関連して,倫理教育の内容,とくに「現代に生きる人間の倫理」にかかわる内容を応用倫理学の視点から解説し,倫理教材開発への方途を考察します。
応用倫理学についての一般的な定義はむずかしいのですが,それは「広義には,個人的ないし社会的な問題、あるいは政策や制度運営の倫理的側面を探求する(もしくはそれらの諸問題に倫理的考慮を適用しようとする)試み。狭義には,個人や集団の振る舞いを評価するために複数の倫理的理由,ルール,原理,理念や価値を活用する,実践的推論の分野のこと」(Becker(ed.), Encyclopedia of Ethics, p.49)であると規定しておきます。
現在応用倫理学と総称される分野には,生命倫理学,環境倫理学,ビジネス倫理学,情報倫理学などが属しています。この授業では,公民教育の内容の観点から,この分野の具体的な議論を紹介しながら,応用倫理学の基本的な問題意識と研究方法の構造を考察し,社会認識教育および倫理教育(道徳教育)における教材研究・教材開発能力の習得をめざします。 
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 環境倫理学の諸問題(環境倫理学について)
第3回 環境倫理学の諸問題(世代間倫理)
第4回 環境倫理学の諸問題(自然の権利)
第5回 環境倫理学の諸問題(自然の権利論の問題点)
第6回 環境倫理学の諸問題(経済成長と環境保護)
第7回 環境倫理学の諸問題(農業と倫理)
第8回 環境倫理学の諸問題(農業倫理の諸問題)
第9回 生命倫理学の諸問題(生物学的決定論について)
第10回 生命倫理学の諸問題(生物学的決定論の実例)
第11回 生命倫理学の諸問題(生物学的決定論の批判的検討)
第12回 生命倫理学の諸問題(日本の優生政策)
第13回 生命倫理学の諸問題(自己決定権と倫理)
第14回 生命倫理学の諸問題(自己決定権の問題と限界)
第15回 生命倫理学の諸問題(自己決定権論の限界についての考察)

期末試験を実施する。
授業アンケートを数回実施する。

応用倫理学のカバーする分野は相当広く,その下位領域でさえ通覧できるようなものではありません。とりあえず,本授業では,以下のように私の他の倫理学関連の授業ですでに取り上げた生命倫理学と環境倫理学を中心に進めていきます。
基本的には講義形式で行ないますが,受講者に研究報告をしてもらい,その後で討論を実施することも予定しています(受講者数に応じて考えます)。

 
教科書・参考書等 プリント資料を利用し,講義形式で行います。
ビデオも適宜使用します(1回につき、10分から25分適度)。
参考文献については,授業中に適宜指示します。 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
1つのテーマが終了後に,授業アンケート用紙に内容についての感想等を報告してもらいます。質問がある場合も,これに記入してください。授業中にできるだけ早く答えるつもりです。さらに勉強したい人は,配布資料に掲載の参考文献表を利用してください。 
履修上の注意
受講条件等
教科に関する科目:社会(「哲学,倫理学,宗教学」),公民(「哲学,倫理学,宗教学,心理学」)

授業終了後、内容についてのアンケート(質問や意見などを記入)を実施します。 
成績評価の基準等 授業アンケート,研究報告,筆記試験等を総合して評価します。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 倫理学研究および倫理教育に関心のある学生を歓迎します。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ