年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC212503 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
物質と反応のリテラシーII |
授業科目名 (フリガナ) |
ブッシツトハンノウノリテラシーII |
英文授業科目名 |
Scientific Literacy of Chemistry II |
担当教員名 |
網本 貴一 |
担当教員名 (フリガナ) |
アミモト キイチ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 金7-10:教L102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義中心,板書多用,演示実験 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
08
:
教科教育学 |
対象学生 |
自然系コース2年次生他 |
授業のキーワード |
物質の三態,相平衡,基礎物理化学,SDGs_4 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 中等教育科学(理科)プログラム専門科目。中・高等学校における化学教材の基礎的内容を学問的観点から体系的に学習することにより,指導のための化学的知識を習得する。 |
---|
到達度評価 の評価項目 | 中等教育科学(理科)プログラム (知識・理解) ・中等理科科目(物理,化学,生物,地学)の教育内容に関する基本的な知識について理解を深め,その内容を説明することができる。 |
授業の目標・概要等 |
物質の状態について概説し,中学校・高等学校における教材としての視点を養成する。 |
授業計画 |
イントロダクション:本講義で学ぶこと
<第1部 物質の状態変化> 第1回 純物質と混合物・物質の三態 第2回 状態変化の原動力と分子間相互作用 第3回 相変化と相平衡:エンタルピーとエントロピー
<第2部 気体の性質> 第4回 ボイル・シャルルの法則・理想気体の状態方程式 第5回 実在気体の取り扱い
<第3部 液体・溶液の性質> 第6回 溶解現象:エンタルピーとエントロピー再考 第7回 蒸気圧降下とRaoultの法則 第8回 理想溶液と実在溶液 第9回 2成分系における気液平衡:蒸留の原理 第10回 希薄溶液の束一的性質:沸点上昇と凝固点降下・浸透圧 第11回 溶液における体積の加成性:部分モル体積 第12回 化学ポテンシャルによる束一的性質の説明
<第4部 凝集体の性質> 第13回 2成分系における固液平衡:合金 第14回 分散系:コロイドや膜・液晶 第15回 結晶の構造と性質
レポート:数回の講義毎にレポートを課す。 試験:定期試験(1回),必要に応じて追試験を行う。
教科書の第2章の内容に沿って講義を行う。講義内容の理解を助ける目的で,演示実験を時々おりまぜる。 |
教科書・参考書等 |
教科書:田中春彦編著「これだけは知っておきたい 教員のための化学」培風館 |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料 |
予習・復習への アドバイス |
高等学校理科の教育課程(特に高等学校化学基礎・化学)と対比しながら講義を進めますので,高等学校化学の教科書も参考にしてください。 第1部(第1回-第3回):教科書pp.19-23 第2部(第4回-第5回):教科書pp.23-25 第3部(第6回-第12回):教科書pp.26-31 第4部(第13回-第15回):教科書pp.31-33, 12-18 |
履修上の注意 受講条件等 |
「物質と反応のリテラシーI」を履修していることを前提として授業をします。 新型コロナウィルス感染症拡大防止のため,本年度に限り本授業の受講者については下記の取り扱いとする。 ・受講者数の上限を55名までとする。 ・受講者の優先順位を次の通りとし,上限を超えるものについては抽選とする。 1.自然系コースの学生,2.再履修の自然系コースの学生,3.教員免許状(理科)の取得を希望する学生(4,3,2,1年生の順) |
成績評価の基準等 |
演習問題の取り組み状況,および定期試験における知識・理解の習得度で評価する。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
本講義は対面式を基本として実施します。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |