年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC132702 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
聴覚障害教育基礎論 |
授業科目名 (フリガナ) |
チョウカクショウガイキョウイクキソロン |
英文授業科目名 |
Fumdamentals of Education for Children with Hearing Impairments |
担当教員名 |
谷本 忠明 |
担当教員名 (フリガナ) |
タニモト タダアキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 水5-8:教L102 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義中心(対面で実施します。) |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
教育学部第一類(特別支援教育教員養成コース)の学生(下記履修上の注意点を参照のこと) |
授業のキーワード |
SDG_04, 特別支援学校(聴覚障害教育),学習指導要領,言語獲得 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 「知識・理解」の1および3に関する学習の成果が期待できる。 |
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到達度評価 の評価項目 | 特別支援教育教員養成プログラム (知識・理解) ・特別支援教育に携わる上で必要となる理念・歴史・制度等に関する知識・理解が備わっている。 |
授業の目標・概要等 |
聴覚障害教育に関する専門教育の導入として,聴覚障害教育の内容と教育方法の概要を解説し,聴覚障害教育に携わる上で何が重要と考えられるか,聴覚障害教育の課題は何なのかについて理解することを目標とする。 |
授業計画 |
1 はじめに:授業受講に当たってのガイダンス,聴覚障害に関する基礎的事項,聴覚障害を補償する機器 2 わが国の特別支援教育を巡る状況と学習指導要領,教育課程 3 聴覚障害教育の場と制度 4 聴覚障害教育の現状-国の統計資料から見た状況(1) 5 聴覚障害教育の現状-国の統計資料から見た状況(2) 6 言葉の獲得過程 7 聴覚障害児が示す言語発達の特徴(1)語彙 8 聴覚障害児が示す言語発達の特徴(2)構文・文章 9 聴覚障害教育におけるコミュニケーション手段とその意味 10 聴覚障害教育の歴史 11 聴覚障害教育における指導の内容(1)就学前段階 12 聴覚障害教育における指導の内容(2)教科の指導 13 聴覚障害教育における指導の内容(3)自立活動 14 聴覚障害教育における合理的配慮 15 おわりに:これからの聴覚障害教育に求められるもの
期末試験を実施する。(試験の実施方法については,初回のガイダンスで説明します。授業用のノート、またはそれに相当するものを準備しておいてください。)
講義の順序は入れ替わることがある。 |
教科書・参考書等 |
授業資料は授業の最初に配布する。参考資料として「特別支援学校学習指導要領(幼稚部・小学部・中学部)」および「同解説」(文部科学省ホームページからダウンロード可能)を挙げる。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
使用する視聴覚教材の種類(ビデオ・DVDを使用する) ビデオ・DVD使用の場合(本数;3本程度 1回の上映時間15分) ビデオ・DVDの文字情報(字幕付きのものを予定している。) |
予習・復習への アドバイス |
前期で学習した聴覚障害心理学などの内容を振り返っておくとよい。授業は、配布した資料を用いて進めていく。復習を中心として、学習した内容を時間外にノートに整理しておくことが大切である。 |
履修上の注意 受講条件等 |
教育職員免許法の特別支援学校教諭免許(聴覚障害教育領域)第二欄(教育課程・指導法)に該当する必修科目である。 特別支援教育の専門科目としての重要性に鑑み、毎時間出席カードによる出欠をとる。初回も含めて講義回数の「5分の1を超える欠席」(4時間以上の欠席)がある場合(やむを得ない欠席と判断される理由がある場合を除く)には最終試験を受験できない。また、初回に欠席した者は受講を認めない。 |
成績評価の基準等 |
期末試験および授業への参加度 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
1年次より特別支援学校の参観等があることや,教員養成系の学生としてのマナーの向上を図ることから,遅刻,肘をついての受講,居眠り,授業中の飲食,私語,携帯電話の使用等はなくしていきたい。注意をされることがないよう,自覚を持って受講してほしい。 また,ノートのまとめ方についても,自分の視点で内容をまとめたり、すぐに必要箇所が見つけられるような工夫をしたりしてほしい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |