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年度 2020年度 開講部局 教育学部
講義コード CC113907 科目区分 専門教育科目
授業科目名 学校制度・経営論
授業科目名
(フリガナ)
ガッコウセイド・ケイエイロン
英文授業科目名 System and Management of School
担当教員名 米沢 崇
担当教員名
(フリガナ)
ヨネザワ タカシ
開講キャンパス 東広島 開設期 4年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金1-4:教C819
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 07 : 教育学
対象学生  
授業のキーワード SDG_04
・学級経営,学級づくりの理論と技法
・教師と児童の人間関係
・学校経営における教職員の協働
・校務分掌と教員の職務
・我が国の学校教育制度
・教育改革と学校経営 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
プログラムにおける第4ステップにおいて,学校制度・学校経営・学級経営の視点から,初等教育教員としての総合的知識・態度・技能について提供する。専門基礎科目,専門科目,教育実習などを通じて獲得した知識・理解、知的能力・技能,実践的能力・技能を総合した,総合的能力・技能に関する学習の成果が期待できる。 
到達度評価
の評価項目
初等教育教員養成プログラム
(能力・技能)
・児童の実態を踏まえて,小学校における学級指導や生徒指導のあり方を探求することができる(実践的生徒指導力)
(総合的な力)
・多くの人々と協同して初等教育が直面している課題に取り組み,グループやチームの一員として自らの力を十分に発揮し,よりよい方向性に向けて改善していこうとする態度や資質を備えている(社会性,協同性) 
授業の目標・概要等 初等教育教員として総合的知識・態度・技能を養う科目として、教育実習経験を想起し、学校教育制度の概要の理解を図り、学級経営を円滑に進める教師に不可欠な基礎的知識・技能や、学校経営の協働的な遂行と課題の達成に不可欠な基礎的知識・態度について学び、教師に求められるリーダーシップやマネジメント・マインドについて考える。 
授業計画 第1回 講義の概要と視点
 授業導入のオリエンテーションとして、講義の概要を説明するとともに本授業の目標を明確にし、課題意識を与えるとともに、本講義の視点を提示する。学級担任のモデルとして自己紹介について演示する。
第2回 学級経営の基礎理解(1)
 学級経営の概念・理論を整理するとともに、学級の概念の歴史的な変遷を明らかにし、今日の我が国の「学級」の概念を明確にする。
第3回 学級経営の基礎理解(2)
 学級の編制に係る法的基盤を明らかにして行政上の位置づけを明確にするとともに、多様な学級の編成のあり方について利点と危惧を明確にして学級社会の特質を理解させる。
第4回 学級経営の実践に関する基礎理解
 学級づくりに関するVTR視聴を通じて、前2回の基礎理解に対する学級経営実践のイメージを与える。
第5回 児童生徒管理(1)
 学級経営の基盤をなす児童生徒管理について、学校教育法、同施行規則、同施行令、学校保健法など、就学管理、保健管理、懲戒などに関する法的な知識・理解を図る。
第6回 児童生徒管理(2)
 学級における教師と児童の人間関係に関する理論と実践に関する知見を整理して講義するとともに、【課題レポート1】を受講者全員と批判的に検討し、個々の到達点と課題を共有して教師と児童の人間関係のあり方を考察する。
第7回 学校経営に関する基礎理解(1)
 学校経営の概念をめぐって、経営の必要性を踏まえ、機能・領域を中心に、VTR視聴の助けを借りて理解を図る。
第8回 学校経営に関する基礎理解(2)
 学校経営の計画に関して、教育目標論・経営参加論を含め、理解を図るとともに、学校経営の過程に関して、P-D-C-Aのプロセスに理解を図るとともに、リーダーシップ理論・学校評価理論の理解を図る。
第9回 学校経営に関する基礎理解(3)
 学校経営の組織に関して、教育組織・校務分掌組織・学校運営組織と教職員の役割の理解を図る。
第10回 学校経営と担任教師の役割との関連についての小括
 学校経営に関する基礎理解を踏まえて、学校経営における担任教師が果たす、「学校経営-学年経営-学級経営・学習指導・生徒指導」における目標の連鎖、教職員の協働についての理解を図る。
第11回 学校教育制度(1)
 我が国の学校教育制度をめぐって概説し、外的側面(機会均等の理念)・内的側面(全面発達の理念)・経営的(組織化の)側面から教育制度の基本原理について考察する。
第12回 学校教育制度(2)
 我が国の義務教育制度の構造を解明するとともにその法的基盤についての理解を図り、考察してきた学校経営・学級経営について検討する。
第13回 教育改革と学校経営(1)
 学校の自己点検・評価と情報公開に関する動向を踏まえ、学校評価システムについての理解を図り、教師のあり方についての理解を図る。
第14回 教育改革と学校経営(2)
 学校評価システムと教員評価の動向を踏まえ、求められる教員像について学校経営の視点から理解を図り、自己の教員としての職能成長における今後の課題を明確にする。
第15回 講義の総括
 課題レポート3を中心にして、各自の到達点と個々の課題を示すとともに、受講者全員でそれに対する理解を共有して、学校経営・学級経営・学校制度の視点から、今日の教育改革状況にあって望まれる教員のあり方を、各自の課題とともに整理する。

【課題レポート1】学級づくり初日の教師の自己紹介に関するレポートを課し、自己の教師としての特性を考えさせる。
【課題レポート2】学級担任として目指す学級づくりについて、自己の持ち味を活かす方法を踏まえて800字で作成させる。
【課題レポート3】学校の一員として学校経営に果たす自己の役割について、初任者を想定して自己の持ち味を活かす方法を踏まえて2000字で作成させる。(なお、本レポートは、本授業の学校経営に関する領域の総合評価として個々の到達点を測定するとともに、授業最終回において、各自の課題をフィードバックして、受講者の共有財産とする。)
【課題レポート3】学校の一員として学校経営に果たす自己の役割について、初任者を想定して自己の持ち味を活かす方法を踏まえて2000字で作成させる。(なお、本レポートは、本授業の学校経営に関する領域の総合評価として個々の到達点を測定するとともに、授業最終回において、各自の課題をフィードバックして、受講者の共有財産とする。) 
教科書・参考書等 教科書:特に指定しない
参考書:
岡東・林・曽余田編著『学校経営重要用語の基礎知識』明治図書。
日本教育経営学会編『シリーズ日本の教育経営』(全6巻)玉川大学出版部。
堀内孜編『地方分権と教育委員会制度』ぎょうせい。
林孝『家庭・学校・地域社会の教育連携』多賀出版。
下村・天笠・成田編『学級経営の基礎・基本』ぎょうせい。(学級経営実践講座 全5巻)
最新情報をチェックするために以下の教育雑誌の活用を薦める。
『初等教育資料』『教育委員会月報』『学校マネジメント』 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
第1回 課題レポートについて概説し、今後の授業の見通しをもたせ、準備態勢をもたせる。
各回の授業においては、質問票を活用し、関連課題の整理と復習のポイントを提示する。
第2回~第6回 学級経営・児童生徒管理に関する教育政策に係る最新の動向を紹介するとともに、文部科学省や出身県の教育委員会のHP等による確認をさせる。
【課題レポート1、2】受講者全員のレポートの評価から、自他の特徴と課題を明確にして、内容の再作成を通して定着を図る。
第7回~第10回 学校経営に係る参考図書を随時紹介するとともに、学校経営に関する教育政策に係る最新の動向を紹介するとともに、文部科学省や出身県の教育委員会のHP等による確認をさせる。
第11回~第14回 我が国の学校教育制度について、また、国・都道府県の教育改革動向について最新の資料を提供するとともに、文部科学省や出身県の教育委員会のHP等による確認をさせる。
【課題レポート3】受講者全員のレポートの評価から、自他の特徴と課題を明確にさせる。
第15回 授業を総括して、学校経営・学級経営の視点から、今日の教育改革状況にあって望まれる教員のあり方を、教員からのアドバイスを得て、各自の課題を確認し、問題点の克服に努める。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業の成績は、受講態度20%、課題レポート80%(1:10%、2:30%、3:40%)で評価する。
「知識・理解」「知的能力・技能」「実践的能力・技能」「総合的能力・技能」について、課題レポートと毎回の質問票で、評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 各自の内容理解を常に確認し、不明な点、疑問な点を積極的に質問票に示したり、直接質問したりして、積極的な学習態度を期待している。そして、教育実習での経験や小・中学校時代の経験において、学校での教員の動きに関する不思議に感じたことを想起して、教わる視点から教える視点への転換を期待したい。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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