年度 |
2020年度 |
開講部局 |
教育学部 |
講義コード |
CC110723 |
科目区分 |
教職専門科目 |
授業科目名 |
児童・青年期発達論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ジドウ・セイネンキハッタツロン |
英文授業科目名 |
Developmental Psychology of Children and Adolescents |
担当教員名 |
井上 弥 |
担当教員名 (フリガナ) |
イノウエ ワタル |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月5-8:教K104 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
講義中心,オンライン |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
06
:
心理学 |
対象学生 |
初等教育教員養成プログラム |
授業のキーワード |
発達心理学の基礎理論,児童・青年期の身体的変化,認知の発達的変化 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 初等教育教員としての基礎的知識・態度を修得するために開設される第2ステップの専門基礎B-2の授業科目の1つである。この授業では,初等教育と関係する児童期に焦点を当てつつ,前後の時期を含めた幼児・児童・青年期の心身の発達的変化を理解する。「知識・理解2」に関する学習の成果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 | 初等教育教員養成プログラム (知識・理解) ・児童・青年期の子どもの成長と発達および学習に関する基本的理解ができている
特別支援教育教員養成プログラム (知識・理解) ・基礎免許となる初等教育の意義や教職,教科指導の理論と方法に関する基本的な知識・理解が備わっている。
心理学プログラム (知識・理解) ・心の仕組みや働きに関する発展的知識を身につける |
授業の目標・概要等 |
初等教育と関係する児童期に焦点を当てつつ,前後の時期を含めた幼児・児童・青年期の心身の発達的変化を理解する。 |
授業計画 |
第1回 授業計画,目標,評価の説明。子ども,発達という概念の説明。課題:発達のイメージとその理由を考える。 第2回 分化・統合,順序性,方向性,遺伝と環境などの基本原理の説明。 第3回 発達段階(ピアジェ,フロイト,エリクソンの比較)。課題:段階で捉えることのメリット・デメリットを考える。 第4回 身体の発達(発達加速現象,身体イメージ)。 第5回 知覚・認知の発達(視聴覚,錯視,認知スタイル)。 第6回 記憶と学習の発達(記憶方略,メタ記憶,学習方略)。 第7回 知能の発達(知能検査からみた知能)。 第8回 知能の発達(保存課題,認知発達論,創造性との関係)。 第9回 言語の発達(象徴機能,話しことばの発達,思考と言語)。 第10回 動機づけの発達(達成動機,内発的動機など)。 第11回 社会性と対人関係の発達(社会性の芽生え,仲間意識,仲間関係)。 第12回 社会性と対人関係の発達(対人スキル,集団関係の発達,学級集団,いじめ)。 第13回 道徳性の発達(フロイト,ピアジェ,コールバーグ,バンデューラ)。 第14回 道徳性の発達(援助行動,向社会的行動,共感性)。 第15回 まとめと試験。 |
教科書・参考書等 |
参考書:秦・平井編「児童心理学要論」,矢野・落合「発達心理学への招待」,内田「幼児心理学への招待」,小嶋「児童心理学への招待」
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授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
予習・復習への アドバイス |
第1回-第3回 発達の概要,基本概念の説明で,詳細は第4回以降でも説明される内容なので,第4回以降の学習のチェックに利用するようにしてほしい。 第4回-第14回 それぞれの授業で,疑問・質問を記入する用紙を配るので,そこに記入するとともに,用語に関しては参考書等で各自調べるようにしてほしい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
小レポート(40%)および試験(60%) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |