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年度 2020年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASS20001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 社会調査演習I
授業科目名
(フリガナ)
シャカイチョウサエンシュウ1
英文授業科目名 Practical Seminar on Social Research MethodI
担当教員名 材木 和雄
担当教員名
(フリガナ)
ザイキ カズオ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 金1-2:総A704
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
高齢期の経済生活に関して高齢者とその予備軍の人々を対象に学術的なアンケート調査を設計し、実行します。そのために先行研究を調べ、問題の所在を探ります。講義のほかに学生の報告やディスカッションもあります。学外での実習(調査対象者の抽出作業)もあります。詳しくは下段の授業の目標・概要の項目をよく読んでください。

初回からフルタイムで授業をします。今後の留意事項をお話しするので受講者は初回の授業に必ず出席してください。初回の授業を欠席する場合には理由を事前に知らせてください。理由なく欠席した場合には受講をお断りすることがあります。継続的に出席する意欲のある人のみ、登録してください。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 05 : 社会学
対象学生 高齢化社会の問題、社会学と社会調査に関心がある学生、高齢期の経済的課題に関心があり、この問題について社会調査を実際にやってみようという人の参加を歓迎します。
授業のキーワード 高齢期、公的年金、70歳定年、扶養家族 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
アンケート調査の設計と実行に関する実習的授業です。 
到達度評価
の評価項目
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
(能力・技能)
・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能
(総合的な力)
・研究倫理と主体的な知的関心に基づき課題を発見し、解決に向けた方策を立案できる総合的な能力 
授業の目標・概要等  実際の社会調査では、先行研究を検討した上で、調査すべき問題や仮説を設定し、質問票を作成し、調査を実施し、調査結果を集計・分析し、調査報告書をまとめる過程があります。社会調査演習Ⅰ、Ⅱはこの一連の過程を受講者が実際に体験し、各種のノウハウを習得することを目的とします。

 本年度は「高齢期の経済生活」をテーマにアンケート調査を設計します。
 
 2019年5月に金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」が公表した報告書を発端に「老後資金2000万円」問題が大きな話題になりました。夫65歳、妻60歳の時点で夫婦ともに無職である場合、つまり主な収入が社会保障給付である場合、1カ月の家計収支は5.5万円の不足分が発生する。もしこの夫婦が30年間生きたとすると、月5.5万円×12カ月×30年=1980万円が不足することになる。日本人の長寿化が進み、「人生100年時代」が現実化しつつありますが、この長い老後を行く抜くためには少なくとも2000万円の貯蓄を用意しておく必要がある。このようなことが述べられ、公的年金では老後の暮らしができないのかと論議を呼びました。

 しかし、年金だけでは家計収支に赤字が出ることはずいぶん前から分かっていたことです。高齢期の人々はこの現実にどのように対応しているのか、それは明らかになっていないことです。他方、一口に高齢者と言っても大きな経済格差があることが分かっています。そこで今回の社会調査演習では高齢者はどのような経済生活を送っているのかを調べることを課題として社会調査を企画します。具体的には調査票を作成しアンケート調査を実行します。


 
授業計画 第1回オリエンテーション(受講希望者は必ず出席してください。第二回以降に初めて来た場合には受講をお断りすることがあります。)
第2回 調査テーマに関するブレインストーミング
第3回 調査テーマに関するブレインストーミング
第4回 調査テーマに関するブレインストーミング
第5回 既存の調査報告書の検討
第6回 既存の調査報告書の検討
第7回 既存の調査報告書の検討
第8回 既存のデータの分析
第9回 既存のデータの分析
第10回 質問項目の検討
第11回 質問項目の検討
第12回 質問文の検討
第13回 質問文の検討
第14回 調査票の作成
第15回 調査票の作成 
教科書・参考書等 参考文献
1、大谷信介・他編「社会調査へのアプロ-チ第2版」ミネルヴァ書房、2013年。
その他、必要に応じて資料を配付します。

 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
第1回参考文献を調べる
第2回調査テ-マを考える
第3回報告書を調べる
第4回報告書を調べる
第5回報告書を調べる
第6回デ-タを調べる
第7回デ-タを調べる
第8回デ-タを調べる
第9回対象地の概況を調べる
第10回対象地の概況を調べる
第11回質問文を考える
第12回質問文を考える
第13回質問文を作ってみる
第14回質問文を作ってみる
第15回調査票を作る 
履修上の注意
受講条件等
1回目の授業には必ず出席してください。理由なく欠席した場合には、受講をお断りすることがあります。継続的に出席をする覚悟のある人のみ、登録してください。現地調査に行く場合には交通費の自己負担があります。
社会調査データ分析の基礎を履修済みないし今期に履修することが望ましいです。 
成績評価の基準等 授業中の提出課題(50%)、調査の実務作業(サンプリングと住所入力)への参加(50%) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 社会調査、とくに学術的に本格的なアンケート調査を設計することは実社会でも役に立つ貴重な経験です。

社会調査士認定のための授業ですが、資格取得とは関係なく、超高齢化社会の対応策(明るい高齢化社会づくり)に関心があり、この問題について社会調査を実際にやってみようという人の参加を歓迎します。 
その他 初回の授業に必ず出席してください。初回の授業を欠席する場合にはしかるべき理由を事前に知らせてください。理由なく欠席した場合には受講をお断りすることがあります。継続的に出席をする覚悟のある人のみ、登録してください。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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