年度 |
2020年度 |
開講部局 |
総合科学部総合科学科 |
講義コード |
ANN37001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
自然環境野外実習・同講義 |
授業科目名 (フリガナ) |
シゼンカンキョウヤガイジッシュウ・ドウコウギ |
英文授業科目名 |
Lecture and Field Work In Natural Environment |
担当教員名 |
横山 正,久我 ゆかり,山田 俊弘,小澤 久,勝山 千恵 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヨコヤマ タダシ,クガ ユカリ,ヤマダ トシヒロ,オザワ ヒサシ,カツヤマ チエ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
講義・実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
野外実習、登山、室内実験、事前学習、学生の発表・ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
03
:
自然環境 |
対象学生 |
2年次生以上 |
授業のキーワード |
火山、地形・地質、土壌、大気、気象、森林、植物、菌類、微生物 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ | 自然環境に関わる要素(火山、地形・地質、土壌、大気、気象、森林、植物、菌類、微生物)などに関する野外調査方法を身につける。 |
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到達度評価 の評価項目 | 総合科学プログラム (知識・理解) ・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 ・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解 (能力・技能) ・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 ・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
自然・環境をまずは野外で体験すること、また、野外でのものの見方、データ取得や試料収集の方法を学び、実践すること通じて、今後自然環境に関して専門的内容を学んでいく上で基礎となる知識・理解を深めることを目的とする。
注! ------下記は当初予定であり、今年度は授業計画に記載の通り内容を変更します。------ 今回は島根県の三瓶山、八重滝、赤名湿地、広島県の久井岩海、その他周辺地域での実習を予定している。三瓶山は標高1126 mでさほど高い山ではないが、火山の地形や地質、高度変化に伴う長波放射強度の変化や植生の変化などを実感できる。三瓶山登山や山麓散策を通して、地形や地質の見方、大気、植生の調査法、データの解析法などを学ぶ。八重滝では、植物やキノコ・外生菌根の観察・同定を行い、また、宿舎において採集した試料を顕微鏡で詳しく観察する。久井岩海周辺では、さまざまな風化状態の岩石を観察し、岩石風化のしくみを理解する。 |
授業計画 |
●実習内容変更のお知らせ 新型コロナウイルス感染対策のため、当初予定とは内容を変更します。現時点(6月5日)では、9月23日~26日(全日程日帰り)、広島大学近辺および広島県安浦町周辺で、地質・地形の観察、長波放射の高度変化の測定、植物・キノコ・外生菌根の採集・同定、採取試料の顕微鏡観察などを行う実習を計画しています。
出発前 ・実習項目課題にかかわる事前学習、発表用スライド作成 ・事前打ち合わせ
注! ------以下第1日目~4日目までの計画は当初予定であり、今年度は上記の通り内容を変更します。------ 第1日目(9月23日(水)) 集合・バス移動 ・久井岩海、他周辺地域を見学 - マサ、コアストーンの観察 ・学生による事前学習発表会(夜間)
第2日目(9月24日(木)) ・三瓶山登山、実習 - 地質の観察 - 長波放射の高度変化の測定 - 植生の高度変化の観察 - 菌類の観察 ・三瓶自然館サヒメルにおいて天体観察(夜間)
第3日目(9月25日(金)) ・八重滝、周辺地域において野外実習 - 植物採集・同定 - キノコ採集 - 外生菌根採集 - 植物標本作製法の実習 - サンプリング試料を用いた実習(キノコの同定、キノコ・外生菌根の顕微鏡観察)
第4日目(9月26日(土)) ・三瓶自然館サヒメルで博物館見学 ・三瓶小豆原埋没林公園で展示を見学 バス移動・広島大学にて解散 実習後にレポート提出(別途指示あり) ※事前ガイダンスについて 下記日程でオンライン形式(Teams)によるガイダンスを行います。既に履修登録をしている学生および第2ターム履修手続期間において登録を行う可能性がある学生は、必ずどちらかの日のガイダンスに参加してください。第1タームで履修登録していない参加希望者は、事前に上記横山メールアドレスに連絡して、ガイダンス参加用のTeamsのurlを取得してください。 日時: 6月18日(木) 16:20-17:00 ; 6月19日(金) 12:05-12:45 |
教科書・参考書等 |
日本の植生(保育社) 森林生態学(東京化学同人、日本生態学会編) 大山・蒜山の花(安原 修次 (著)、2005/11 ほおずき書籍) 森林立地調査法(博友社) 環境と農業(農文協) 土壌微生物実験法(日本土壌微生物学会編) 土壌環境分析法(博友社、土壌環境分析法編集委員会編) Working with mycorrhizas in forestry and agriculture (ACIAR) 一般気象学(東京大学出版会,小倉) フィールドガイド日本の火山 中部・近畿・中国の火山(築地書館、高橋・小林[編]) 久井・矢野岩海の形成過程(環境科学研究、於保・他、2008年) きのこ博士入門―たのしい自然観察(全国農村教育協会) 持ち歩き図鑑 おいしいきのこ 毒きのこ(主婦の友ポケットBOOKS) |
授業で使用する メディア・機器等 |
テキスト、配付資料、顕微鏡・簡易測定装置など実習器材、博物館等での展示、データ解析用PC |
予習・復習への アドバイス |
事前に各自、実習地の自然・環境、植生などについて、文献等で学習を行い、実習の際に使用する実習書を作成する(履修登録後に別途指示)。 |
履修上の注意 受講条件等 |
野外での活動が主なので、それに適した準備を要する(履修登録後に別途指示)。 天候、感染症対策等の状況によって、実習計画が変更になる場合がある。 参加希望者多数の場合は抽選になる可能性がある。
実習期間:9月23日(水)-26日(土) 実習に参加の可能性がある学生は必ず事前ガイダンス(詳細は上記参照)に参加してください。 |
成績評価の基準等 |
事前学習(実習書、発表用スライド作成)、実習参加、レポート提出が原則必須。評価は事前学習とその発表、実習中の取組姿勢、およびレポートの内容により行う。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |