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年度 2019年度 開講部局 教養教育
講義コード 65821001 科目区分 領域科目
授業科目名 食文化論
授業科目名
(フリガナ)
ショクブンカロン
英文授業科目名 Food culture
担当教員名 上野 聡,三本木 至宏,島田 昌之,小林 元
担当教員名
(フリガナ)
ウエノ サトル,サンボンギ ヨシヒロ,シマダ マサユキ,コバヤシ ハジメ
開講キャンパス 東千田 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 火13-14:東千田208
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心(第1~12回)
演習(学生の発表)(第13~15回) 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生  
授業のキーワード 食品・食品素材・商品作物・原産地・発酵・食料生産・農家の経営学・畜産物・6次産業化・農業経済学・食料市場論・実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
 
学習の成果 
授業の目標・概要等 食生活を営む上で、その文化的背景を「教養」として知ることは、食を豊かに楽しむことにつながる。本講義では、食文化に関する関心を高め、教養的教育にふさわしい基礎知識を身につける。  
授業計画 第1回:(上野)イントロダクション:「いただきます」(ごはん学)
食事と人間、食事と文化との関わりを「ごはん学」の観点から解説を試みる。
第2回:(島田)各国の料理にあった畜産物をつくる生産コストと価格決定
ハムやソーセージなど豚肉を加工して食する欧州,ポークチョップなどボリューム満点な北米,豚しゃぶ,ミルフィーユトンカツなどスライス肉を料理する日本,それぞれにあった豚肉を作る舞台裏とそれにかかるコストについて解説します.また, TPPに揺れる国産畜産物の生き残りについて,それぞれの食文化からの嗜好(需要)とその供給,価格決定理論から考えてみます.
第3回:(小林)私たちの食文化―私たちは何を食べているのか
現代の食と課題への農業経済学からのアプローチ
第4回:(三本木)発酵食品概論  
発酵食品製造に関わる微生物の営みを学ぶ
第5回:(島田)畜産農家の6次産業化(食文化発信)による経営学
なぜ,6次産業化なのか,養豚業では,豚肉の各部位の需要量と供給量の差による不採算が6次産業化で利益に変わることを紹介します.
第6回(小林)食と生産と地域―食文化から地域を捉える
現代の食と課題への食料市場論からのアプローチ
第7回:(上野)じゃがいも
貧者のパン:ジャガイモ。このジャガイモが発祥地南米からどのようにして世界中で栽培されるほどポピュラーになったのか?各地でのジャガイモと人々との関わりを代表例を通してみていく。
第8回:(三本木)チーズ科学
欧米の発酵食品であるチーズと微生物の関係を学ぶ
第9回:(小林)幻想の「強い農業」論―食料産業化の未来
現代の食と課題への農業政策学からアプローチ
第10回:(三本木)食生産の場としての農家の経営戦略 
農家の経営について,一般的な経営学の視点から学ぶ
第11回:(島田)畜産業と大学発ベンチャー
日本の養豚業を支える広島大学発ベンチャーの事例紹介とニーズに応える技術開発,ニッチ市場での差別化戦略について紹介します.
第12回:(上野)砂糖およびチョコレート
甘くて白い商品作物の砂糖。発見されてから奴隷制が支えたプランテーション農業、さらには産業革命により世界中に拡がった砂糖の歴史を紐解く。さらに、チョコレートについて、どのようにして今日どこでも見かけられる板チョコになったのか?起源からの歴史を振り返りながら、必要であればサイエンスの要素も採り入れながら解説を試みる。
第13回:(上野・三本木・島田・小林)プレゼンテーションI
第14回:(上野・三本木・島田・小林)プレゼンテーションII
第15回:(上野・三本木・島田・小林)プレゼンテーションIII

毎回、出席を兼ねた感想リポートの提出を義務付ける。また、学生を班分けし、第13回~15回の中で各班1回ずつプレゼンテーションを実施する。 
教科書・参考書等 第1, 7, 12回 (上野):「いのちと心のごはん学」(小泉武夫著,NHK出版),「ジャガイモの世界史」(伊藤章治著,中公新書),「砂糖の世界史」(川北 稔著,岩波ジュニア新書),「カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン」(佐藤清隆・古谷野哲夫著,幸書房),「チョコレートはなぜ美味しいのか」(上野 聡著,集英社新書)
第2, 5, 11回(島田):経済学入門叢書20 農業経済学(土屋圭造著,東洋経済新報社)
第4, 8, 10回 (三本木):「発酵食品礼賛」(小泉武夫著,文春新書),「チーズ文明」(ポール・キンステッド著,築地書館),「戦略的農業経営」(渋谷往男著,日本経済新聞出版社) 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料)
  毎回、パワーポイントを用いて液晶プロジェクターで内容をスクリーンに映し出して解説する。 
予習・復習への
アドバイス
第1回:予習・復習に「いのちと心のごはん学」を読むことを勧める。
第7回:予習・復習に「ジャガイモの世界史」を読むことを勧める。
第12回:予習・復習に「砂糖の世界史」「カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン」および「チョコレートはなぜ美味しいのか」を読むことを勧める.
第4回:予習・復習に「発酵食品礼賛」を読むことを勧める。
第8回:予習・復習に「チーズ文明」を読むことを勧める。
第10回:予習・復習に「戦略的農業経営」を読むことを勧める。
第2, 5, 11回:予習は,TPPや6次産業化に関する新聞記事に目を通しておくこと.さらに興味のある学生は,予習,復習に農業経済学の教科書を読むことを勧める。 
履修上の注意
受講条件等
履修生数が規定(教室の座席数)を超えた場合は抽選を実施する。 
成績評価の基準等 感想リポートならびにプレゼンテーションにより総合的に成績評価を行う。
感想文(それぞれの教員担当分):20点×4(人)=80点
プレゼンテーション:20点
計100点 
メッセージ  
その他 農業団体全国組織の勤務経験を有する教員が、食文化と農業政策の現状と課題について解説する。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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