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年度 2019年度 開講部局 工学部
講義コード K7110030 科目区分 専門教育科目
授業科目名 高分子合成化学
授業科目名
(フリガナ)
コウブンシゴウセイカガク
英文授業科目名 Synthetic Polymer Chemistry
担当教員名 塩野 毅
担当教員名
(フリガナ)
シオノ タケシ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 火3-4:工116, (1T) 金3-4:工108
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 25 : 化学
対象学生 第三類 平成24年度入学生及び過年度生
授業のキーワード 重縮合,重付加,ラジカル重合,イオン重合,遷移金属触媒重合,開環重合 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
この科目は第三類の学生を対象とした専門科目であるが、応用化学プログラムに配属された学生に対しては学習・教育目標の「(Ka)確実な基礎」に対応している。応用化学プログラムの学習・教育目標の詳細については下記の応用化学講座ホームページ(関連URL1)を参照されたい。

また、化学工学プログラムに配属された学生に対しては同プログラムにおける学習・教育目標の「(C)化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 C1.化学専門」に対応している。両課程の学習・教育目標の詳細については下記の化学工学講座ホームページ(関連URL2)を参照されたい。 
到達度評価
の評価項目
応用化学プログラム
(知識・理解)
・教養教育と専門教育における幅広い基礎知識および化学に関する専門基礎知識
・応用化学に関する高度な専門知識
・基礎および専門知識に裏付けられた論理的思考に基づく構想力

化学工学プログラム
(能力・技能)
・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C3)化学基礎 
授業の目標・概要等 高分子物質は先端技術から日常生活まで我々の生活において不可欠の材料となっている。本科目ではこれらの高分子の合成方法を,重縮合,重付加,ラジカル,アニオン,カチオン,配位重合等に分類し,各々について概論することにより,以下に挙げた高分子合成に関する基礎知識を修得することを目標とする。
1)高分子と低分子の違い,高分子の特徴
2)重縮合・重付加による高分子の生成機構,合成法
3)付加重合による高分子の生成機構,合成法
4)高分子合成における分子量・分子量分布の制御法
5)立体規則性高分子の生成機構,合成法
6)天然高分子と合成高分子の差異,高分子合成化学の進歩
7)各々の高分子合成法の特徴の理解とその応用 
授業計画 第1回  高分子とは?高分子と低分子の違いを説明する。
第2回  高分子の分類,重合度,分子量分布の由来を説明する。
第3回  重縮合(1):重縮合の原理を説明する。
第4回  重縮合(2):主な縮合系高分子を紹介する。
第5回  重付加:重付加の原理を説明し,主な重付加系高分子を紹介する。
第6回  ラジカル重合(1):ラジカル重合の基本的概念を説明する。
第7回  ラジカル重合(2):共重合の基本的概念を示し,モノマー反応性比,Q-e理論について説明する。
第8回  イオン重合(1):アニオン重合の原理を説明し,重合例を紹介する。
第9回  イオン重合(2):カチオン重合の原理を説明し,重合例を紹介する。
第10回 配位重合(1):配位重合の原理を説明する。
第11回 配位重合(2):配位重合の例を紹介する。
第12回 配位重合(3):立体規則性ポリマーの特徴ならびにその生成機構について説明する。
第13回 開環重合:開環重合可能なモノマー,重合法について説明する。
第14回 天然高分子:代表的な天然高分子について説明し,その特徴を述べる。
第15回 高分子の化学反応:高分子間の反応,橋架け反応について説明する。

[試験に関して]
中間試験と期末試験を予定している。
[宿題に関して]
授業の最後にレポート提出を予定している。 
教科書・参考書等 テキスト:井上祥平著「高分子合成化学」裳華房、生協で購入しておくこと.
その他,推薦する読み物として「ナイロンの発見」井本稔著,東京化学同人, 1971. 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
講義の単位は,予習・講義・復習にそれぞれ同じ時間をかけることで与えられることを再確認すること.
予習 各回とも教科書を熟読しておくこと.
復習 第3〜5回,重縮合や重付加で製造されている高分子とその用途を調べること.第6〜7回,ラジカル重合で製造されている高分子とその用途を調べること.第8〜9回,イオン重合で製造されている高分子とその用途を調べること.第10〜12回,配位重合重合で製造されている立体規則性高分子とその用途を調べること.第13回,開環重合で製造されている高分子とその用途を調べること.第14回,天然高分子と合成高分子の異同についてまとめること.第15回,高分子の化学反応を利用して製造されている高分子とその用途を調べること. 
履修上の注意
受講条件等
・この科目に先立つ基礎科目:基礎有機化学I、同II
・この科目が役立つ応用科目:高分子工業化学 
成績評価の基準等 中間試験(40%)、期末試験(40%)、レポート(20%)により100点満点で評価し、60点以上を合格とする.
各目標に対する配点はおおよそ下記の通りである.
1) 10%, 2) 20%, 3) 20%, 4) 20%, 5) 20, 6) 5%, 7) 5% 
メッセージ ・オフィスアワーを木曜日16:50~18:20に設定するので、積極的に利用されたい。また、これ以外の時間にも質問を受け付ける。
・中間試験および期末試験終了後、希望者に期間を指定して答案を開示する。 
その他 http://home.hiroshima-u.ac.jp/kou3rui/
http://www.chemeng.hiroshima-u.ac.jp/
 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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