広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2019年度 開講部局 教育学部
講義コード CC511011 科目区分 専門教育科目
授業科目名 幼児教育学I
授業科目名
(フリガナ)
ヨウジキョウイクガクI
英文授業科目名 Early Childhood Education and Care I
担当教員名 中坪 史典
担当教員名
(フリガナ)
ナカツボ フミノリ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 火5-6:教K203
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心、演習中心、ディスカッション 
単位 1 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 24 : 教育学
対象学生  
授業のキーワード 見えない教育 幼児教育の理論と実践 幼児教育の意義 保育の専門性と独自性 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
教育学プログラム
(知識・理解)
・教育哲学、日本東洋教育史、西洋教育史、教育社会学、教育方法学、社会教育学、教育行政学、比較教育学、教育経営学、幼児教育学、高等教育学などの教育関連諸科学の基礎を習得している。 
授業の目標・概要等  みなさんは幼児期の頃を覚えていますか? 言うまでもなく幼稚園や保育所や認定こども園には、授業も、教科書も、通知表も、チャイムもありません。そこで重視されるのは、幼児が安心し、居心地の良さを感じながら、無理なことに背伸びしたくて挑戦したり、ワクワクしたり、自発的に遊びに夢中になったりする活動です。つまり幼児教育は、そこで教育が営まれているのか、楽しく遊んでいるだけなのか、端から見ると分かりにくい〝見えない教育〟なのです。従って保育者の役割も、どことなく過小評価されがちです。授業を教授する小学校の先生とは異なり、ただ幼児と楽しく遊んでいるだけのように映ってしまうのかもしれません。
 でも、幼児教育の中には、可視化されない様々な教育的要素が埋め込まれています。遊びに没頭する幼児の姿の中には、たくさんの学びが潜在するのであり、従って保育者は、そうした幼児の活動を環境を通して支えるために、その場の課題や状況を読み取りながら、適切な対応を瞬時に判断し、言葉をかけたり、援助したり、あえて介入しなかったり(見守ったり)するのです。
 この授業では、〝見えない教育〟としての幼児教育の特質にアプローチしながら、できるだけ具体的な実践場面に即して、幼児教育学の理論に光を当てます。 
授業計画 はじめての幼児教育学:授業のオリエンテーション(TC)
レッジョ・エミリアの幼児教育:世界一の実践と子どもたちの100の言葉(TC)
保育の質が子どもの発達に与える影響(1):幼児教育の経済学(TC)
保育の質が子どもの発達に与える影響(2):ともに考え深めつづける実践(AL)
子どもの姿から保育プロセスを振り返る(1):子どもの「今ここ」を捉える視点(TC)
子どもの姿から保育プロセスを振り返る(2):「安心度」「夢中度」って何?(AL)
幼児教育オモシロ国際比較(1):What is Japanese Mimamoru Approach?(TC)
幼児教育オモシロ国際比較(2):葛藤場面における子どもの問題解決能力を育む(AL)
泣いて笑って(1):森のようちえんの一年間のドキュメンタリー(TC)
泣いて笑って(2):米国の保育者は日本の見守る保育をどう捉えるのか?(AL)
あそんでぼくらは人間になる(1):子どもにとって質の高い遊びとは?(TC)
あそんでぼくらは人間になる(2):保育者の専門性を探る(AL)
保育における感情労働:保育者は笑顔を絶やしてはいけないのか?(TC)
幼稚園のエスノグラフィー:なぜ保育者は集団名で子どもを呼ぶのか?(AL)
授業の総括:幼児教育学の試験にどう望むか?(AL)

(1)試験:授業の最終回に実施します。
(2)リフレクション・カード:毎時の授業終了時に、その日の授業に対する短いコメントを記入してもらいます。自分の考えを自分の言葉で記述して下さい。
(3)ブリーフ・レポート:授業期間中に数回、短い報告を課すことがあります。これによって授業のレディネス形成や振り返りを行うことが目的です。ブリーフ・レポートの提出は、すべてBb9で行います。

TC(Teacher Centered):視聴覚教材を用いた講義中心の授業デザインです。
AL(Active Learning):グループ・ワークやディスカッションを中心とした授業です。 
教科書・参考書等 (1)講義形式:ビデオの映像分析,ディスカッションなどを中心とします.
(2)使用する視聴覚教材:ビデオ・DVD・接写カメラ・KEY NOTEなどです.
(3)ビデオ・DVDの文字情報:字幕・内容解説書などを準備します. 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,映像(DVD/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
授業の中で適宜アドバイスします。 
履修上の注意
受講条件等
幼児教育学Iと幼児教育学IIは、どちらも必ず履修して下さい。
全授業回数の1/3以上を欠席した学生は「不可」となりますので注意して下さい。
 
成績評価の基準等 この授業は,次の点に基づいて総合的に評価します。
(1)授業の出席状況,積極的参加,遅刻の有無
(2)リフレクション・カード
(3)ブリーフ・レポート
(4)試験 
メッセージ  この授業は、幼児教育の理論と実践に関する最前線の研究動向をピックアップして、初学者にも分かりやすいように解説します。「見えない教育」としての幼児教育の特徴をこの授業で味わってください。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ