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年度 2018年度 開講部局 文学研究科博士課程前期
講義コード M0003201 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 人間文化学II(歴史文化論)
授業科目名
(フリガナ)
ニンゲンブンカガクII(レキシブンカロン)
英文授業科目名 Studies on Human Culture II (Historical Culture)
担当教員名 中村 平
担当教員名
(フリガナ)
ナカムラ タイラ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 金9-10:文B102
授業の方法 講義・演習 授業の方法
【詳細情報】
講義・演習・ディスカッション・学生の発表・野外実習 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 23 : 文化論
対象学生  
授業のキーワード マイノリティ、脱植民化、(帝国)日本、ナショナリズム、歴史経験、暴力 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
 
授業の目標・概要等  帝国以降の「日本」をめぐる「マイノリティと脱植民化」をテーマに講義と討議を進める。植民化からの脱却の動きがディコロナイゼーション(decolonizaiton)、つまり「脱植民化」であるとさしあたり設定し、これに関する問題を、マイノリティとマジョリティ、帝国と植民地、国民国家建設とナショナリズム、フェミニズムの知見、「歴史経験」の記述という観点などから捉え返し、問題の語り方を、書き語る者の立場性や暴力と痛みの感知や分有という点から同時に探究していきたい。 
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 ポストコロニアル状況と「日本」の言説編成
第3回 マジョリティとマイノリティ
第4回 国民国家の「独立」と脱植民化
第5回 台湾先住民と脱植民化
第6回 植民地化の歴史と構造:植民的差異(colonial difference)と資本の翻訳
第7回 階級:資本主義発展と植民的近代化(colonial modernity)
第8回 名付けられること、名乗ることと主体性
第9回 ナショナリズムと民族(nation)/民属(Volk)の「文化」
第10回 琉球の独立と脱植民化
第11回 フェミニズムと脱植民化
第12回 内国(内的)植民主義(internal colonialism)の議論
第13回 暴力の記憶の分有と植民地責任
第14回 歴史和解と脱植民化の文化‐思想運動
第15回 まとめ 
教科書・参考書等 岩崎稔・中野敏男・大川正彦・李孝徳編2005『継続する植民地主義:ジェンダー/民族/人種/階級』青弓社
岡真理2000『記憶/物語』岩波書店
酒井直樹1997『日本思想という問題:翻訳と主体』岩波書店
陳光興2011『脱帝国:方法としてのアジア』丸川哲史訳、以文社
冨山一郎2002『暴力の予感:伊波普猷における危機の問題』岩波書店
今西一・飯塚一幸編2018『帝国日本の移動と動員』大阪大学出版会
J・バトラー2018『アセンブリ:行為遂行性・複数性・政治』佐藤嘉幸ほか訳、青土社
ほか、授業中に指示する。
 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト・配付資料・映像(ビデオ/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
修士論文、博士論文を意識していただければ特にありません。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 報告・討議(70%)、レポート(30%)。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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