広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2018年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASS20001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 社会調査演習I
授業科目名
(フリガナ)
シャカイチョウサエンシュウ1
英文授業科目名 Practical Seminar on Social Research MethodI
担当教員名 材木 和雄
担当教員名
(フリガナ)
ザイキ カズオ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 金1-2:総A704
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
超高齢化社会の大きな課題は「元気な高齢者」を増やすことです。これを問題意識として、高齢者の居場所と生活実態に関して学術的なアンケート調査を設計し、実行します。そのために先行研究を調べ、問題の所在を探ります。講義のほか、学生の報告やディスカッションもあります。現地調査の可能性もあります。詳しくは下段の授業の目標・概要の項目をよく読んでください。

初回からフルタイムで授業をします。受講者は初回の授業に必ず出席してください。初回の授業を欠席する場合には理由を事前に知らせてください。理由なく欠席した場合には、受講をお断りすることがあります。継続的に出席する覚悟のある人のみ、登録してください。 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 24 : 社会学
対象学生 高齢化社会の問題、社会学と社会調査に関心がある学生、超高齢社会の課題、とくに「元気な高齢者を中心にした明るい高齢社会づくり」に関心があり、この問題について社会調査を実際にやってみようという人の参加を歓迎します。
授業のキーワード 元気な高齢者、社会参加、健康寿命、居場所 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
(能力・技能)
・課題の考察のために必要な理論・方法を特定する能力・技能
(総合的な力)
・研究倫理と主体的な知的関心に基づき課題を発見し、解決に向けた方策を立案できる総合的な能力 
授業の目標・概要等 実際の社会調査では、先行研究を検討した上で、調査すべき問題や仮説を設定し、質問票を作成し、調査を実施し、調査結果を集計・分析し、調査報告書をまとめる過程がある。社会調査演習Ⅰ、Ⅱはこの一連の過程を受講者が実際に体験し、各種のノウハウを習得することを目的とする。
本年度は「自宅外に居場所をもつ高齢者の生活実態と意識」をテーマに調査を設計する。
高齢化の進展と共に介護が必要な高齢者が増えている。認知症の高齢者も急増している。しかしながら、他方で介護の必要のない元気な高齢者も多い。全体的には元気な高齢者の方が多数派だろう。加えて高齢者の健康や身体能力は年齢差よりも個人差が大きい。90歳を超えて元気に動き回る人もいれば、70歳で介護が必要な人もいる。
だが元気な高齢者とはいったいどのような人なのか。そもそも高齢者の元気さとは何か。元気な高齢者はどのような日常生活を送っているか。元気な高齢者はなぜ元気なのか。高齢者の元気さは個人差であって、共通した特徴や傾向はないのか。このような一連の疑問に何らかの回答を得ることを目標に調査を設計したい。
そのために今回の調査では元気な高齢者を暫定的に「外出場所をもつ高齢者」としてとらえたい。外出の場所としては具体的には様々な場所が考えられるが、今回の調査ではその中でも「自宅外に居場所をもつ高齢者」に焦点を当てたい。その上で彼らはいったいどのような属性の人なのかを調査データによって明らかにしたい。
社会調査演習Ⅰでは、上述の問題の背景と目標を念頭に、①元気な高齢者をどのような人としてとらえるのかという問題の検討から始める。その上で高齢者が外出場所や自宅外に居場所をもつことの意義を検討する。②並行して高齢者の健康や日常生活、意識に関するこれまでの調査報告を検討し、すでに明らかになっている傾向を把握した上で、今回の調査で解明すべき問題を設定する。③その上で調査の作業仮説の設定と質問文の検討を行う。調査票を作成・印刷する。具体的な調査地点を選定し、調査を実施する。④社会調査演習Ⅱでは、調査結果の集計と分析を行う。その上で調査結果を総合し、報告書を作成する。
 
授業計画 第1回オリエンテーション(受講希望者は必ず出席してください。第二回以降に初めて来た場合には受講をお断りすることがあります。)
第2回 調査テーマに関するブレインストーミング
第3回 調査テーマに関するブレインストーミング
第4回 調査テーマに関するブレインストーミング
第5回 既存の調査報告書の検討
第6回 既存の調査報告書の検討
第7回 既存の調査報告書の検討
第8回 既存のデータの分析
第9回 既存のデータの分析
第10回 質問項目の検討
第11回 質問項目の検討
第12回 質問文の検討
第13回 質問文の検討
第14回 調査票の作成
第15回 調査票の作成 
教科書・参考書等 参考文献
1、大谷信介・他編「社会調査へのアプロ-チ第2版」ミネルヴァ書房、2013年。
その他、必要に応じて資料を配付します。

 
授業で使用する
メディア・機器等
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
第1回参考文献を調べる
第2回調査テ-マを考える
第3回報告書を調べる
第4回報告書を調べる
第5回報告書を調べる
第6回デ-タを調べる
第7回デ-タを調べる
第8回デ-タを調べる
第9回対象地の概況を調べる
第10回対象地の概況を調べる
第11回質問文を考える
第12回質問文を考える
第13回質問文を作ってみる
第14回質問文を作ってみる
第15回調査票を作る 
履修上の注意
受講条件等
1回目の授業には必ず出席してください。理由なく欠席した場合には、受講をお断りすることがあります。継続的に出席をする覚悟のある人のみ、登録してください。現地調査に行く場合には交通費の自己負担があります。 
成績評価の基準等 レポ-ト(50%)、平常点(50%)、ただし4回授業を欠席した場合には成績は不可とします。 
メッセージ 社会調査、とくに学術的に本格的なアンケート調査を設計することは実社会でも役に立つ貴重な経験です。

社会調査士認定のための授業ですが、資格とは関係なく、超高齢化社会の対応策(明るい高齢化社会づくり)に関心があり、この問題について社会調査を実際にやってみようという人の参加を歓迎します。 
その他 初回の授業に必ず出席してください。初回の授業を欠席する場合にはしかるべき理由を事前に知らせてください。理由なく欠席した場合には、受講をお断りすることがあります。継続的に出席をする覚悟のある人のみ、登録してください。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ