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年度 2018年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASF08001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 環境と平和論
授業科目名
(フリガナ)
カンキョウトヘイワロン
英文授業科目名 Environment for Peace
担当教員名 西 佳代
担当教員名
(フリガナ)
ニシ カヨ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:総J306
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 24 : 社会学
対象学生  
授業のキーワード グローバル化、発展途上国、貧困化、環境破壊、構造的暴力 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
総合科学プログラム
(知識・理解)
・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解 
授業の目標・概要等 経済のグローバル化は、一部の人びとには豊かさをもたらしたが、一方で貧富の格差を拡大させ、人間の安全が脅かされる事態も起きている。しかも、こうしたグローバル化の「闇」は、発展途上国に集中している。平和学の立場に立てば、環境破壊は開発主義がふるう構造的な暴力の表象にほかならない。この授業では、視聴覚教材を多用しながら、環境問題を通して開発主義の構造的暴力を学ぶ。開発主義が人間の安全をどのように脅かしてきたかをふまえ、今後の社会のあり方を考えてください。 
授業計画 第1-2回 世界の格差

第3-4回 開発主義について

第5-6回 「南」の誕生

第7-8回 開発と環境 事例-バングラデシュ【視聴覚教材 BS世界のドキュメンタリー「シリーズ・グローバル化の影で-労働現場からの告発~バングラデシュ」(Borgen Production/Heinemann Media, 2008)】

第9-10回 開発と環境 事例―ブラジル【視聴覚教材 BS世界のドキュメンタリー「環境難民の時代」(National Film Board(カナダ), "The Refugees of the Blue Planet," 2006年)】

第11-12回 開発と環境 事例-南太平洋(マーシャル諸島)【視聴覚教材 NHKスペシャル「シリーズ原子力(4)地球核汚染・被爆国日本の視点」(1995年)】

第13-14回 開発と環境 事例―米軍基地
第15回 まとめ

レポート 
教科書・参考書等 授業では、随時テキストや資料を配付しますが、参考文献として次を挙げておきます。
郭洋春他編『環境平和学―サブシステンスの危機にどう立ち向かうか-』(法律文化社、2005年)
ガルトゥング、ヨハン著・高柳先男他訳『構造的暴力と平和』(中央大学出版部、1991年) 
授業で使用する
メディア・機器等
映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
第1-2回 平和学における「平和」を理解する。また開発主義が引き起こしてきた様々な格差について知る。また、格差は構造的暴力であるという平和学の立場を理解する。第3回:第二次世界大戦後に確立された開発経済学について理解する。
第3-4回 開発主義が持つ天然資源に対する価値観を理解し、開発主義と環境破壊の関係を理解する。また第二次世界大戦後の、先進国の開発途上国に対する開発援助を理解する。
第5-6回 1960年代に新たな政治的勢力として「南」が誕生したことを理解する。
第7-8回 多国籍企業による発展途上国の天然資源搾取の実態を知る。
第9-10回 多国籍企業による発展途上国の天然資源搾取が環境難民を発生させている実態を知る。
第11-12回 核開発による環境破壊について知る。
第13-14回 アメリカ領グアムを事例に、軍事基地による環境破壊について知る。
第15回 開発主義についての議論を行う。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業参加度40%、レポート60% 
メッセージ ・集中講義実施日時は以下のとおりです。

  12月26日(水)1~10時限
  12月27日(木)1~10時限
  12月28日(金)1~10時限

・担当教員 国立民族学博物館外来研究員 西  佳代 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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