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年度 2018年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード ASA04001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 東アジア地域史
授業科目名
(フリガナ)
ヒガシアジアチイキシ
英文授業科目名 East Asian History
担当教員名 水羽 信男
担当教員名
(フリガナ)
ミズハ ノブオ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 火5-8:総K103
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心、板書多用、ディスカッション 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 23 : 地域研究
対象学生 歴史学的手法により東アジアの近現代を考えたい人
授業のキーワード 新文化運動 東西文化論争 立憲主義 国民国家 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
「地域を科学する」というプログラムの目的を実現するために、この授業は歴史学という研究方法を中心としつつも、政治学や哲学あるいは文学などに学びながら、話を進めてゆきます。「東アジア」という地域や「近代」という時代について、皆さんの理解が深まることを望んでいます。
 
到達度評価
の評価項目
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解
・個別学問体系の密接な相互関係とその重要性を認識するうえでの必要な知識・理解
(能力・技能)
・個別学問体系に関する多様な情報源から必要な文献資料やデータを収集・解析する能力・技能 
授業の目標・概要等 1915年の新文化運動期以降の近代中国の文化論について取り上げます。
この時期の中国知識人にとっての最大の課題は、国民国家の形成という問題でした。彼・彼女らは、西洋文化との関係(東西文化論争)や、民主主義の中国社会への定着の問題(立憲主義)をめぐって、試行錯誤を続けます。講義では当時の知識人の知的営為の奥深さを実感してもらいたいと思っています。
また歴史を学ぶなかで“自主的・主体的な考察力”を獲得できることを目指しています。

 
授業計画 第 1 講 オリエンテーション
第2講 清末中国の変革をめぐる論争(1)
第3講 清末中国の変革をめぐる論争(2)
第4講 東西文化論争(1)
第5講 東西文化論争(2)
第6講 科学と人生観論争(1)
第7講 科学と人生観論争(2)
第8講 中国社会史論戦(1)
第9講 中国社会史論戦(2)
第10講 「中華民国憲法」をめぐる論争(1)
第11講 「中華民国憲法」をめぐる論争(2)
第12講 「中華民国憲法」をめぐる論争(3)
第13講 「自由主義」をめぐる論争(1)
第14講 「自由主義」をめぐる論争(2)
第 15 講 政治文化からみた日本と中国

全ての講義を終え、期末試験を実施します。
また講義の途中で1回から2回程度のレポート(800字程度)を提出してもらいます。 
教科書・参考書等 講義形式は講義を中心としますが、授業に関連した写真や史料、そして授業の概要をまとめたプリントを配布します。
参考文献は野村浩一『近代中国の政治文化──民権・立憲・皇権』(岩波書店、2007年)ですが、講義で適宜、紹介してゆきます。
 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料 
予習・復習への
アドバイス
第 1 講 授業のねらいと基本となる知識を理解しましょう。
第 2・3 講 中国にとっての先進資本主義との出会いの意味を確認しましょう。
第 4・5 講 後発国にとっての伝統の意味を考えましょう。
第 6・7 講 科学技術の発展の功罪を80年前の人々はどう認識したのか理解しましょう。
第 8・9 講 「社会」の特徴を分析するための方法について検討してみましょう。
第10-12講 立憲主義の意味とその役割を総合的に考察しましょう。
第13-14講 自由主義とLiberalismの関係を追究してみましょう。
第 15 講 日本の政治文化上の特徴を自分なりに整理してみましょう。

 
履修上の注意
受講条件等
分かりやすく講義することを目指しています。したがって当時の思想状況を理解するための政治史的な知識についても、講義のなかで説明していきます。高等学校や教養的教育で中国史について学んでいる必要はありません。

 
成績評価の基準等 レポート40%(程度)、定期試験60%(程度)により行ないます。
 
メッセージ 授業で一番伝えたいことは、「ものを考える」ということの楽しさです。中国に関する個別の知識も大切ですが、中国をめぐるさまざまな情報をもとに、自分なりにいろいろなことを考えてみませんか。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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