広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2018年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード AHH35001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 社会文化論
授業科目名
(フリガナ)
シャカイブンカロン
英文授業科目名 Comparative Study of Social Culture
担当教員名 河合 信晴
担当教員名
(フリガナ)
カワイ ノブハル
開講キャンパス   開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 金1-4:総K308
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心、スライド使用 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 23 : 人文学
学問分野(分科) 23 : 史学
対象学生  
授業のキーワード 労働、余暇、時間、日常と政治 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
人間探求領域 人間文化授業科目群の講義である。 
到達度評価
の評価項目
 
授業の目標・概要等 日本とヨーロッパ社会を比較するとき、日常生活において大きな違いが現れるものの一つに時間の使い方がある。ヨーロッパでは、決められた時間に労働を行いながらも、その時間は余暇活動を始めとする一人一人の個人の生活の充足を図るための手段として認識されている。本講義では、このような時間の使い方がいかにして形成され、どのように労働や余暇という活動が分化してきたのかを、主に近世以降のドイツを振り返りながら明らかにしていく。同時に様々な日常活動を通じて生み出される人々の社会的なつながりにも着目して、現代のヨーロッパ・ドイツ社会の特色を論じる。 
授業計画 第1回 イントロダクション ヨーロッパにおける時間と社会空間
第2回 中世・近世農村における時間と社会空間
第3回 中世・近世都市における時間と社会空間
第4回 キリスト教宗派の相違から見る労働観・時間概念
第5回 ドイツ統一と結社活動:合唱・体操・射撃クラブの日常における政治的意義
第6回 産業革命以降の市民層の労働と余暇:「市民社会」の成立
第7回 産業革命以降の労働者層の労働と余暇:「労働者ミリュー」の成立
第8回 第一次世界大戦から戦間期におけるドイツ社会の日常生活
第9回 ナチ体制と大衆社会
第10回 西ドイツ(1)1960年代まで
第11回 西ドイツ(2)1989年まで
第12回 東ドイツ(1)1950年代まで
第13回 東ドイツ(2)1970年代まで
第14回 東ドイツ(3)と統一ドイツ
第15回 期末テスト

各回のレビューシートの作成と期末テスト

テーマ:ヨーロッパ・ドイツにおける労働と余暇 
教科書・参考書等 参考書: 矢野久/アンゼルム・ファウスト(編)『ドイツ社会史』(有斐閣、2001年)
 若尾祐司/井上茂子(編) 『ドイツ文化史入門-16世紀から現代まで』(昭和堂、2011年)
 若尾祐司/井上茂子(編) 『近代ドイツの歴史-18世紀から現代まで』(ミネルヴァ書房、2005年)
 河合信晴『政治がつむぎだす日常―東ドイツの余暇と「ふつうの人びと」』(現代書館、2015年)
 河合信晴/川越修(編)『歴史としての社会主義―東ドイツの経験』(ナカニシヤ出版、2016年) 
授業で使用する
メディア・機器等
パワーポイント,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
第1回 授業で取り上げるテーマについて、参考文献に何があるのか調査する。
第2回 中世・近世のヨーロッパにおける時間のあり方を、日本の近世と比較する。
第3回 同上
第4回 キリスト教の時間・労働観を理解したうえで、日本の宗教の時間・労働観と比較する。
第5回 近代ドイツにおける結社の重要性を理解し、日本の歴史的状況を考えてみる。
第6回 近代「市民社会」について授業前に復習をしたうえで、この社会における労働と余暇との関係について理解する。
第7回 近代における労働者の社会がどのようなものであったのかを理解し、「市民社会」との違いを考える。
第8回 第一次世界大戦によってヨーロッパ・ドイツ社会がどのように変化したのかを理解する。
第9回 「大衆社会」とは何かを理解し、ナチ体制下での労働と余暇の特徴を説明できるようになる。
第10回 戦後ドイツについて労働と余暇の観点から理解を深める。
第11回 同上
第12回 同上
第13回 同上
第14回 同上 
履修上の注意
受講条件等
講義を受けるにあたっての基本的なマナー(私語をしない、リアクションペーパーの提出厳守、等)については各自が意識的に注意をすること。 
成績評価の基準等 レビューシートの内容30%、期末テスト70%で評価します。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ