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年度 2018年度 開講部局 総合科学部総合科学科
講義コード AHA04001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 適応心理学
授業科目名
(フリガナ)
テキオウシンリガク
英文授業科目名 Adaptation Phycology
担当教員名 岩永 誠
担当教員名
(フリガナ)
イワナガ マコト
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 木1-4:総K110
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心(パワーポイントを使用した授業) 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 24 : 心理学
対象学生  
授業のキーワード 不安,ストレス,適応,認知,対処,病理的問題,自殺 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
人間探究領域・人間行動科学授業科目群の授業科目である。人の社会や環境への適応に関する基礎科目であり,適応がうまくいかないときのストレスや心の問題について概説する。人の病理的問題に関する導入的授業である。 
到達度評価
の評価項目
総合科学プログラム
(知識・理解)
・当該の個別学問体系の重要性と特性、基本となる理論的枠組みへの知識・理解 
授業の目標・概要等  多様な物理的・社会的環境の中で生きる我々にとって,自己のおかれた環境の要請に応じながら,また自己の内部に生じた変化に対応して,主体的に自己を変容させることで社会に適応し,精神的健康を保つことが重要な課題となる。適応に失敗すると,心身の健康を害し,時として病理的な問題を抱えることになるからである。本講義では,適応を取り巻く諸問題について,ストレスと発達,社会問題の諸側面から,トピックスを取り上げながら概説する。本講義では適応過程について理解することで,以下の知識や理解を促す。(1)人が環境適応のために,どのような心理生理的メカニズムで適応しようとしているのかを理解できる。(2)適応するためには,努力が必要であり,それが新たなストレスになることを理解できる。(3)不適応がもたらす諸問題について理解できる。 
授業計画 第1回 オリエンテーション:不安とストレス
第2回 ストレスの生物学的基盤-緊急反応と汎適応症候群-
第3回 ストレスの認知と対処
第4回 ストレス反応
第5回 発達とストレス(1):乳幼児期の発達課題とストレス
第6回 発達とストレス(2):児童期の発達課題とストレス
第7回 発達とストレス(3):青年期の発達課題とストレス
第8回 発達とストレス(4):中高年・老年期の発達課題とストレス
第9回 現代社会の病理(1)ストレスの病理的現れ:うつ病
第10回 現代社会の病理(2):自己愛と新型うつ病
第11回 現代社会の病理(3):アイデンティティ・クライシスとカルト
第12回 現代社会の病理(4):自殺
第13回 適応の不思議(1):脳が作る虚構の世界-錯視
第14回 適応の不思議(2):脳が作る虚構の世界-占い
第15回 まとめ

レポート提出と期末試験を実施する。 
教科書・参考書等 もみじにアップした資料を用いる。 
授業で使用する
メディア・機器等
パワーポイントを使用して授業を行う。 
予習・復習への
アドバイス
1. 現代社会で問題となっているストレスには何があるかを考えてみよう。
2. ストレスへの反応が生物学的に環境適応を意味することを理解し,身近な例を考えてみよう。3. ストレッサーをどのように認知するか,あるいはどのように対処するかでストレスの程度が異なることについて考えてみよう。
4. ストレスを受けたとき,自分がどのような反応をするのか,またそれがどのような影響を及ぼしているのかを考えてみよう。
5. 自分が子どもの頃,何がストレスになったのか,またどういう反応や行動をとったのかをまとめてみよう。
6. 小学校時代,自分にとって何がストレスとなっていたのか,またどういう反応や行動をとったのかをまとめてみよう。
7. 大学生である自分にとってのストレスと,アイデンティティについてまとめてみよう。
8. 自分の親や祖父母にとって,何がストレスとなっているのかを調べてみよう。
9. 自分のうつの程度を調べてみよう。
10. 新型うつ病の持つ問題をまとめてみよう。
11. アイデンティティがうまく形成できないことについての問題をまとめ,自己診断をしてみよう。
12. 自殺に至る問題と自殺の引き起こす問題とをまとめよう。
13. お化けや妖怪を信じていますか。でもなぜ,今までそれが語られてきたのかを考えてみよう。
14. 占いをなぜ信じてしまうのだろう。信じるこことの動きを理解しよう。
15. 人が適応するということの意味を考えよう。 
履修上の注意
受講条件等
心理学Aまたは心理学Bを受講しておくことが望ましい。 
成績評価の基準等 期末試験(60%)とレポート(40%)により総合的に評価する。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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