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年度 2017年度 開講部局 社会科学研究科博士課程前期マネジメント専攻
講義コード P3013000 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 公共経営論
授業科目名
(フリガナ)
コウキョウケイエイロン
英文授業科目名 Public Management
担当教員名 茂木 康俊
担当教員名
(フリガナ)
モテキ ヤストシ
開講キャンパス 東千田 開設期 1年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 水13-14:東千田第1演習室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
演習(学生の報告とクラス討議中心)。授業内容のテーマに関してクラス討議をしばしば行います。PBLの考え方に沿って、授業時間外に受講生同士のグループで調査研究を行うグループワークを行います。教員からも適宜、情報提供や文献の紹介を行います。 
単位 2 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 6 : 大学院専門的レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 24 : 政治学
対象学生 マネジメント専攻院生
授業のキーワード 公共経営、公共組織、パブリック・ガバナンス、政策評価 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
 
授業の目標・概要等 [授業の目標]
英語による教科書の内容の指定箇所の報告とクラス討議を通じて、公共経営に関する国際標準的な基本知識の習得を行ないます。また英語でレポート作成を行うことで、身につけた知識を英語で表現するスキルを向上させます。さらに、グループワークを通じて特定の組織について徹底的に調査し、その内容を英語でプレゼンテーションすることで、公共経営論についての応用的理解を深め、受講者間の交流からコミュニケーション能力を伸ばすことが目標です。
[授業の概要]
高齢化の進展などの社会の変化や産業構造の変容に伴い、我が国の中央政府及び地方自治体の財政状況は徐々に悪化してきています。その一方で、さまざまな社会的なリスクへの対応など公共の政策で対応すべき課題も増えてきています。このような公共の問題に対して主に経営(マネジメント)の視点で対応策を考え、議論していきます。公共経営は、経営(マネジメント)の問題であると同時に、法律・政治の要因や、組織の構成員のモチベーションなどの社会的な要因も大きく影響する学際的な問題であるといえます。教科書や参考書の内容を素材に、基本的な知識を習得した上で、クラス討議、中間レポート、最終レポート、最終試験などを通じて公共経営の問題についてさまざまな視角から考える機会として頂きたいと考えています。
 英語で公共経営論について議論し、高水準なレポートを英語で作成できるようになることが目標です。
 
授業計画 第1回 公共経営の概念と諸問題(1)公共経営の概念、概要(教科書1の1章)
第2回 公共経営の概念と諸問題(2)組織研究の歴史(教科書1の2章)
第3回 公共経営の概念と諸問題(3)公共組織の特徴(教科書1の3章)
第4回 公共組織のコンテキスト(1)公共組織の環境(教科書1のの4章)
第5回 公共組織のコンテキスト(2)政治権力と公共政策の影響(教科書1の5章)
第6回 公共組織のマネジメント(1)組織目標と有効性(教科書1の6章)
第7回 公共組織のマネジメント(2)目標の達成(教科書1の7章)
第8回 公共組織のマネジメント(3)組織構造、デザイン、テクノロジー(教科書1の8章)
第9回 公共組織における人間(1)モチベーション(教科書1のの9章)
第10回 公共組織における人間(2)価値、インセンティブ(教科書1の11章) 
第11回 公共経営の事例検討(1)公共組織の環境
第12回 公共組織における人間(3)リーダーシップ、組織文化(教科書1の12章)
第13回 公共組織におけるチームワーク(教科書1の13章)
第14回 公共経営の事例検討(2)公共組織の特徴
第15回 パブリック・マネジメントにおける効率性(教科書1の14章)

講義内容の理解を確かめる筆記試験を学期後半に行う予定です(英語で解答)。
また理解した内容を表現する機会として、中間レポート及び最終レポートを課します(英語で作成)。中間レポート及び最終レポートは、アメリカ心理学会のAPA Styleに従った英語小論文(それぞれ3000語程度)を作成します。詳細は授業内で指示します。

受講生同士でチームを組んでグループワークを行います。授業の時間外にグループごとに特定の組織について調査を行い、その内容について英語でプレゼンテーションを行います(第11、14回)。 
教科書・参考書等 [教科書1]Rainey, H. G. (2014). Understanding and managing public organizations (5th ed.). John Wiley & Sons.
[教科書2]平井文三監訳『図表でみる世界の行政改革 OECDインディケータ(2011年版)』(明石書店、2013年)。税抜7,200円。
[教科書3]村上英明・小原清信編『新なるほど!公法入門』(法律文化社、2012年)。税抜2,800円。
[参考書1]田尾雅夫『公共経営論』(木鐸社、2010年)。
[参考書2]西尾勝『行政学[新版]』(有斐閣、2001年)。

教科書に沿って授業を行うため、教科書は初回までに必ずすべて購入してください。
価格は2017年3月現在。
 
授業で使用する
メディア・機器等
プロジェクター使用(または液晶テレビ使用)。資料や報告レジュメが配布されます。 
予習・復習への
アドバイス
報告担当でないときにも教科書の指定箇所を読んでくること、報告担当のときには教科書の内容の要約にとどまらず、関連文献を調べ、多角的に論点を検討すること(英語で行う)。受講人数にもよりますが、1学期間で2~13回(各45分程度)の報告を担当することになります。 
履修上の注意
受講条件等
講義用のスライドや配付資料の一部が英語の場合があります。講義の一部を英語で行う場合があります。
受講状況によっては、座席指定を行う場合があります。講義中の携帯電話、スマートフォン、タブレット、およびPC等の使用を禁止します 
成績評価の基準等 受講態度・講義での研究報告の内容 30%(程度)、中間・最終レポート 40%(程度)、筆記試験 30%(程度)により行なう予定です。 
メッセージ 公共経営について深く関心のある大学院生の積極的な参加を期待します。英語での中間レポート、最終レポート、最終試験、グループワーク(プレゼンテーション)と取り組む内容が多いですが、国際的な視点での公共経営論についての理解が大きく深まる貴重な機会となると思います。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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