広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2017年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L5006004 科目区分 専門教育科目
授業科目名 微生物機能学実験
授業科目名
(フリガナ)
ビセイブツキノウガクジッケン
英文授業科目名 Laboratory Work in Microbial Biochemistry
担当教員名 三本木 至宏,船戸 耕一
担当教員名
(フリガナ)
サンボンギ ヨシヒロ,フナト コウイチ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:生A701(学生実験室)
授業の方法 実験 授業の方法
【詳細情報】
実験 
単位 1 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生 必修:分子細胞機能学コース
授業のキーワード 滅菌操作、無菌操作、培養、増殖測定、微生物の顕微鏡観察、酵母遺伝学、遺伝子工学、蛋白質の発現・定量 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
【実験】により、「知的能力・技能」,「実践的能力・技能」,「総合的能力・技能」を効果的に獲得する。

【実験中討論】により、「知的能力・技能」,「実践的能力・技能」,「総合的能力・技能」を効果的に獲得する。

【レポート】により、「知的能力・技能」,「実践的能力・技能」,「総合的能力・技能」を効果的に獲得する。
 
到達度評価
の評価項目
分子細胞機能学プログラム
(能力・技能)
・分子・細胞・生物個体や生態に関する研究領域における知的能力・技能
(総合的な力)
・細胞・生物個体や生態の機能を分子的な面から総合的に考える分野において,自分の考えをまとめ,それに基づく実証を行い,結論を文章や口頭で論理的に発表し,意見交換できる能力 
授業の目標・概要等 微生物の取り扱いや微生物による物質生産に関する基本技術、および微生物を用いた遺伝学と遺伝子工学の基本を学ぶ。 
授業計画 第1回 実験のガイダンス
   ・実験の概要とスケジュール
   ・実験の一般的な心構えについて
   ・微生物の基本的取扱いと安全性について
    
第2回 蛋白質の異種発現とチーズ微生物
   ・大腸菌培地調製
   ・チーズのカビ単離
第3回 蛋白質の異種発現とチーズ微生物
   ・大腸菌培養スタート
   ・カビの観察
第4回 蛋白質の異種発現とチーズ微生物
   ・蛋白質画分調製
   ・カビの観察
第5回 蛋白質の異種発現とチーズ微生物
   ・蛋白質分析
   ・カビの同定
第6回 蛋白質の異種発現とチーズ微生物
   ・蛋白質解析
   ・カビの特性
第7回 蛋白質の異種発現とチーズ微生物
   ・まとめ

【レポート出題】1)蛋白質分析の結果,2)カビのスケッチ,3)カビの同定結果

第8回  微生物遺伝子工学実験‐PCR反応
   ・DNA取扱いの基本
   ・PCRの原理と操作
    大腸菌の培養で使う固形・液体培地の作成
   ・オートクレーブの基本操作と他の殺菌方法
   ・固形・液体培地の組成と調製

第9回  微生物遺伝子工学実験‐DNAのアガロースゲル電気泳動とゲルからの精製
   ・電気泳動の原理
   ・ゲルの作製と電気泳動
   ・DNAの検出と写真撮影
   ・ゲルからのDNAの回収・精製の操作と確認
  
第10回 微生物遺伝子工学実験‐In-Fusionによるクローニングと形質転換(大腸菌)
   ・In-Fusionによるクローニングの流れについて
   ・大腸菌への遺伝子導入の方法と操作
   ・固形培地による大腸菌の培養の操作
   ・無菌操作について

第11回  微生物遺伝子工学実験‐植菌と培養(大腸菌)
   ・固形培地から液体培地への植菌(大腸菌)の操作
   ・液体培地による大腸菌の培養の操作
    酵母の培養で使う固形・液体培地の作成
   ・固形・液体培地の組成と調製

【レポート出題】1)アンピシリンの作用と形質転換体のアンピシリン耐性について、2)形質転換体のカラーセレクションの原理について

第12回  微生物遺伝子工学実験‐プラスミドDNAの調製と確認
   ・アルカリ法によるプラスミドDNAの調製の操作
   ・電気泳動によるプラスミドDNAの確認

第13回  微生物遺伝子工学実験‐制限酵素によるインサートDNAの確認
   ・制限酵素によるDNA切断の操作
   ・電気泳動によるインサートDNAの確認
    植菌と培養(酵母菌)
   ・固形培地から液体培地への植菌(酵母)の操作
   ・液体培地による酵母菌の培養の操作

【レポート出題】プラスミドDNAとインサートDNAの塩基対の長さと制限酵素切断地図の作成

第14回  微生物遺伝子工学実験‐形質転換(酵母菌)
   ・酵母菌への遺伝子導入の方法と操作
   ・固形培地による酵母菌の培養の操作

第15回 微生物遺伝子工学実験‐酵母の顕微鏡観察とスケッチ
    ・光学顕微鏡の基本的取扱いについて
    ・光学顕微鏡による酵母の形態観察
    ・蛍光顕微鏡によるGFP融合タンパク質の局在観察

【レポート出題】1)観察した酵母のスケッチ、2)観察したGFP融合タンパク質の局在の差異について

 
教科書・参考書等 テキスト:テキストを配布する。
教科書:特に指定しない。
参考書:
★無敵のバイオテクニカルシリーズ:遺伝子工学実験ノート上DNA取扱いの基本とサブクローニング(田村隆明、羊土社)
★無敵のバイオテクニカルシリーズ:遺伝子工学実験ノート下遺伝子の解析[シークエンスからマイクロアレイまで](田村隆明、羊土社)
★無敵のバイオテクニカルシリーズ:PCR実験ノート(谷口武利、羊土社)
★無敵のバイオテクニカルシリーズ:顕微鏡の使い方ノート(野島博、羊土社)
★バイオ実験イラストレイテッド7使おう酵母 できるTwo Hybrid(水野貴之、秀潤社)
 
授業で使用する
メディア・機器等
テキストを配布する。 
予習・復習への
アドバイス
第1-7回 実習後
 実験内容の確認と復習。配布資料に基づく次回の実験内容の予習。

第11回 実習後
 実験内容の確認と復習。配布資料に基づく次回の実験内容の予習。レポートの作成。

第12回 実習後
 実験内容の確認と復習。配布資料に基づく次回の実験内容の予習。

第13回 実習後
 実験内容の確認と復習。配布資料に基づく次回の実験内容の予習。レポートの作成。

第14回 実習後
 実験内容の確認と復習。配布資料に基づく次回の実験内容の予習。

第15回 実習後
 実験内容の総確認と総復習。討論した内容を、各自でさらに考察する。レポートを作成すること。提出の遅れは評価の対象となるので注意すること。
 
履修上の注意
受講条件等
必須科目以外で、基盤科目の生物学実験と専門基礎科目の微生物学入門を修得していることが望ましい。 
成績評価の基準等 授業成績の50%は実験中の態度および技能で評価し、残りの50%をレポートで評価する。提出の遅れは評価の対象とする。また実験を無断欠席していない受講生を対象に評価する。
「知的能力・技能」、「実践的能力・技能」および「総合的能力・技能」は、実験中の態度と技能、討論やレポートで評価する。
 
メッセージ 微生物学、遺伝学の基礎的な知識が身についていることが望ましい。実習中の活発な討論を期待する。なおグループで実験を行うことから、最低限の社会的ルール(協調性など)を身につけていることが必要である。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ