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年度 2017年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L5003004 科目区分 専門教育科目
授業科目名 酵素・蛋白質化学
授業科目名
(フリガナ)
コウソ・タンパクシツカガク
英文授業科目名 Enzyme Protein Chemistry
担当教員名 藤川 愉吉,三本木 至宏,江坂 宗春
担当教員名
(フリガナ)
フジカワ ユキチ,サンボンギ ヨシヒロ,エサカ ムネハル
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 金1-4:生C315
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生  
授業のキーワード 酵素構造, 酵素の性質, 酵素反応論, 酵素利用, バイオリアクター, バイオセンサー, 蛋白質工学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
分子細胞機能学プログラムの必修科目、食品プログラムの選択科目。
生命科学への分子的アプローチの基盤にあたる科目。 
到達度評価
の評価項目
分子細胞機能学プログラム
(知識・理解)
・分子・細胞・生物個体や生態に関する知識・理解
(総合的な力)
・細胞・生物個体や生態の機能を分子的な面から総合的に考える分野において,自分の考えをまとめ,それに基づく実証を行い,結論を文章や口頭で論理的に発表し,意見交換できる能力 
授業の目標・概要等  酵素化学、および蛋白質化学の基礎を学ぶ。酵素・蛋白質の性質、特徴について学ぶとともに、酵素反応のカイネティクス、解析法について学ぶ。また、遺伝子が発現し、酵素・蛋白質が生産され、細胞機能が発現される様式を学ぶとともに、酵素の利用法についても学ぶ。酵素の蛋白質化学的改変、蛋白質工学についても学ぶ。 
授業計画 第1回 序論
 酵素と蛋白質、酵素と化学反応
第2回 酵素の分類・命名法
 反応特異性、基質特異性、系統名、推奨名、酵素番号
第3回 酵素触媒機構1
 化学反応と酵素触媒
第4回 酵素触媒機構2
 遷移状態理論、化学触媒と遷移状態の安定化、酵素蛋白質のドメイン構造と活性中心、触媒基、結合部位、基質特異性
第5回 酵素触媒機構3
 一般酸・塩基触媒、共有結合触媒、補欠分子族と触媒作用、反応特異性と誘導適合説
第6回 酵素の反応速度論
 温度・pH・基質濃度依存性、初速度、Vmax、Km、kcat/Km、阻害剤
第7回 酵素活性の調節機構
 アロステリック制御、限定水解と活性化、プレプロ酵素、可逆的修飾による活性調節、リン酸化
第8回【試験】第1回から7回までの授業内容についての「知識・理解」を評価する。
第9回 蛋白質の構造と機能 
 アミノ酸、一次構造、二次構造、三次構造、四次構造、サブユニット、補欠金属、αヘリックス、βシート
第10回 酵素蛋白質の生産
 転写、翻訳、酵素の生産制御、酵素の変性・再生
第11回 酵素蛋白質の機能発現
 酵素の修飾、シグナルペプチド、プロプロテイン、ジスルフィド結合、金属、シャペロン、ヘム、糖付加、ユビキチン、プロテアーゼ
第12回 酵素の産業利用I
 アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ
第13回 酵素の産業利用II 
 バイオリアクター、バイオセンサー
第14回 蛋白質工学I
(今回の資料を配付。蛋白質を改変して付加価値を上げる:研究の方向性と手段に関する概論)
第15回 蛋白質工学II
(資料を配付。蛋白質工学の実例:タイムリーなトピックスを紹介するとともに,その背景・経緯を解説する)

レポート課題、中間と期末試験を行う。 
教科書・参考書等 講義中心; (板書、プリント、ディスカッション)。スライド・パワーポイントを随時用いる。
 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,PC(スライド) 
予習・復習への
アドバイス
第1回 酵素と化学反応の違いについて復習すること。
第2回 酵素番号について復習すること。
第3−5回 授業計画のキーワードを参考にして酵素の触媒機構について復習すること。
第6回 反応速度論の意義を復習すること。
第7回 酵素活性調節について復習すること。

第8回 【中間試験】第1から7回の授業内容について試験をする。

第9-13回 授業後、授業内容を確認し、復習する。次回の内容をキーワードを参照に予習する。

第14回 授業後、配付資料による内容の復習。次回の内容を予告するので,予習もする。
第15回 授業後、授業中の議論を思い出しながら,内容を復習する。

第16回 【期末試験】第9回から13回の授業内容について試験をする。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 中間・期末試験(90%)、レポート(10%)により,酵素・蛋白質化学の「知識・理解」を総括評価する。
ただし、学内規定により授業全体の1/3以上を無断欠席した場合、成績の評価はできない。 
メッセージ 本授業は3名の教員によって行われます。
1回ー13回 藤川 愉吉、江坂 宗春
14、15回 三本木 至宏 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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