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年度 2017年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L4002005 科目区分 専門教育科目
授業科目名 食品化学実験
授業科目名
(フリガナ)
ショクヒンカガクジッケン
英文授業科目名 Laboratory Work in Food Chemistry
担当教員名 鈴木 卓弥
担当教員名
(フリガナ)
スズキ タクヤ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:生A801(学生実験室)
授業の方法 実験 授業の方法
【詳細情報】
実験作業、薬品使用 
単位 1 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生 必修:食品科学コース
授業のキーワード 乳、乳酸菌、フラボノイド、生理機能 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
食品及び食品素材を扱う基本的な手技・手法を身につける。
食品の機能性・安全性について分析し考察できる能力を身につける。
研究成果をまとめてレポートをまとめることができる。 
到達度評価
の評価項目
食品科学プログラム
(能力・技能)
・食品及び食品素材を扱う基本的な手技・手法とともに,科学的見地に立って食品に関する諸現象を理解できる能力を身につける。また,研究成果をレポートにまとめることができる。
・海洋資源・畜産資源から食品を製造する技術を習得するとともに,安全かつ機能性の高い食品へと変換するための実践的方策について考察することができる。
・食品製造現場の見学などを通して,食品科学に対する自らの課題意識を,社会的視野に立って考察・構築することができる。 
授業の目標・概要等 食品生化学・食品機能学分野に関する下記の実験を行う。

[1] 乳酸発酵過程の追跡
牛乳は、動物性食品の原料となる動物資源の代表的なものである。牛乳の構成成分、性質や機能を理解するとともに、乳酸菌による発酵に関する実験を行う。実験を通じて分析・定量・解析技術を習得すると同時に、実験に対する洞察力を養うことを目標としている。

[2] 乳酸菌の生成する多糖の免疫活性の解析
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、プロバイオティクスとして整腸作用などを発揮する。加えて、近年、免疫調節機能が注目されている。本実験を通して、機能性食品に関する諸現象を理解しようとする姿勢を養うことを目標としている。

[3] 食品成分による生体調節機能の解析
近年注目される食品の3次機能(生体調節機能)を解析することにより、食品成分の持つ機能性を分析し、考察する能力を身につける。本実験を通して、無菌操作、動物細胞の培養方法、生体内タンパク質の分析方法(ELISA法、Western blot法など)を習得する。 
授業計画 食品生化学実験では、大きく3つの実験を行います。
1つめは 乳酸発酵過程の追跡、2つめは乳酸菌の免疫調節作用に関する実験、3つめは食品成分の持つ生体調節機能の解析に関する実験です。
以下にその実験計画の概略を示しますが、効率よく実験を進めるために、内容の実施順はこの通りではありません。
[1] 乳酸菌による牛乳の発酵
1. 実験内容の説明
2-3. 発酵過程の追跡・確認
[2] 乳酸菌の生成する多糖の免疫活性の解析
4. 多糖の精製
5. マクロファージの培養
6-7. マクロファージを用いる免疫学的評価
[3] フラボノイドによる消化管バリア機能調節作用の解析
8. 実験内容の説明
9. 消化管上皮細胞Caco-2の培養
10. サイトカインや食品成分によるCaco-2細胞への刺激
11. 消化管バリア機能の解析
12. サイトカイン(インターロイキン8)のELISA解析
13-14. タンパク質のウェスタンブロット解析
[4] 総括
15. 総合討論


レポート課題 
教科書・参考書等 実験形式
テキストとして「食品生化学・食品機能学実験の手引き」を配布する。 
授業で使用する
メディア・機器等
「食品生化学・食品機能学実験の手引き」(テキスト,配付資料) 
予習・復習への
アドバイス
1. 説明をきっちり聞いて下さい。そのあと、必ず復習するとともに、疑問点を明らかにしておくこと。
2-7. ヨーグルトに含まれる乳酸菌は生きているということを実感して下さい。
 実験前にテキストをよく読んで予習してから実験臨むこと。実験終了後は、なるべく早く復習し、レポート作成にとりかかること。
8. 説明をきっちり聞いて下さい。そのあと、必ず復習するとともに、疑問点を明らかにしておくこと。
9-14. 実験前にテキストをよく読んで予習してから実験臨むこと。実験終了後は、なるべく早く復習し、レポート作成にとりかかること。
15. 積極的に討論に参加すること。 
履修上の注意
受講条件等
特になし。 
成績評価の基準等 レポートを50点、授業態度を50点で評価し、それぞれの合計点で評価する。 
メッセージ 身近な機能性食品素材を扱う実験です。
食品生化学・食品機能学への興味がさらに深まることを期待しています。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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