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年度 2017年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L3016005 科目区分 専門教育科目
授業科目名 飼料学
授業科目名
(フリガナ)
シリョウガク
英文授業科目名 Feed Science
担当教員名 杉野 利久,小櫃 剛人
担当教員名
(フリガナ)
スギノ トシヒサ,オビツ タケト
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 火1-2:生C301
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
反転授業を取り入れた講義 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生 動物生産科学コース 3年次生 選択必修
授業のキーワード 飼料の栄養成分と栄養価 飼料原料の種類と特徴 飼料の設計と飼養管理 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 飼料に関する諸問題を考察することによって、飼料を利用するうえで必要な論理的な判断能力を身につける。  
到達度評価
の評価項目
動物生産科学プログラム
(知識・理解)
・動物生産に関わる分子レベルから個体レベルの生命現象についての知識・理解
・フィールドにおける動物生産機構並びに動物と人間社会?自然環境との関係についての知識・理解
(総合的な力)
・動物生産に関連する具体的諸事象について,自らの対象を設定し,それについての自分の考えをまとめ,文章や口頭で論理的に発表し,応答することができる。 
授業の目標・概要等  家畜生産を安定的・合理的に行い、家畜を健康に飼育し、安全な畜産物を得るためには、飼料に関する知識が不可欠である。本授業では、わが国の畜産における飼料需給の現状を理解した上で、飼料栄養価の評価法、各種飼料原料の特徴、ならびに家畜に対する飼料設計や給与技術に関する基礎知識を学ぶ。
 導入部では、飼料をめぐる社会的情勢について理解するとともに、飼料の栄養成分に関する基礎的な用語の意味を理解する。次いで、主要な飼料原料の種類、製造方法、栄養的特徴を理解する。また、飼料添加物や飼料の安全性についての理解を深める。さらに、飼料を使う上での、家畜の養分要求量と飼料設計との関係や飼料給与上の今日的課題について考察できるようにする。
担当者:杉野利久 第1回から第12回
    小櫃剛人 第13回から第15回  
 
授業計画 <第1回  飼料とは>
・イントロダクション(授業の進め方)
・飼料の分類
・飼料をめぐる動向
キーワード:飼料自給率,日本の畜産動向,濃厚飼料,粗飼料
<第2回 飼料の化学成分>
・飼料中の主要な栄養成分の表示法
・一般成分、繊維成分、TDNの意味と測定法
キーワード:一般分析,デタージェント法,TDN
<第3回 飼料の種類と特徴 エネルギー飼料 1> 
・飼料のエネルギー価
・高エネルギー飼料(穀類・糟糠類・油実類)の種類
・穀類のデンプンの特徴
キーワード:トウモロコシ,デンプン,穀類の加工方法
<第4回 飼料の種類と特徴 エネルギー飼料 2>
・穀類・糟糠類・油実類中の抗栄養成分
・油実類の脂質成分
キーワード:飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸,フィチン態リン
【小テスト】飼料中のデンプンと脂質、穀類、糟糠類について
<第5回 飼料の種類と特徴 タンパク質飼料 1>
・単胃家畜における飼料タンパク質の栄養価とアミノ酸の関係 
・油粕類、製造粕類、動物質飼料
キーワード:必須アミノ酸,制限アミノ酸,大豆粕,魚粉
<第6回 飼料の種類と特徴 タンパク質飼料 2>
・反芻動物における飼料タンパク質の栄養価
・タンパク質の反芻胃内分解度
キーワード:ルーメン,代謝タンパク質,
<第7回 飼料の種類と特徴 繊維質飼料 1>
・粗飼料の種類
・反芻動物における粗飼料の意義
・牧草の栄養的特徴
キーワード:牧草,飼料作物,細胞壁,粗飼料価
<第8回 飼料の種類と特徴 繊維質飼料 2>
・飼料作物の栄養的特徴 
・粗飼料の生産と貯蔵
キーワード:乾草,サイレージ

<第9, 10回 飼料添加物と飼料の安全性>
・飼料中の微量栄養素 ミネラル・ビタミン
・飼料添加物の種類と機能
・飼料中の有害物質
・飼料安全法
キーワード:成長促進剤,プロバイオティクス,毒物

<第11回 単胃家畜への飼料給与法>
・鶏の成長と産卵に要する栄養要求量と給与飼料
・豚の成長・肥育に要する栄養要求量と給与飼料
・卵や肉の質におよぼす給与飼料の影響
キーワード:筋肉と脂肪の成長,卵の性状
<第12, 13回 反芻家畜への飼料給与法1>
・子牛、育成牛、肉牛、乳牛の栄養要求量と給与飼料
・給与飼料と乳質との関係
・反芻家畜の飼料摂取量
キーワード:早期離乳,乳生産
<第14, 15回 飼料設計>
・乳牛の飼料設計
・乳牛の代謝障害
キーワード:飼養標準

反転授業による知識理解度を問う小テストを実施する。

鶏・豚と牛では飼料の利用の仕方が大きく違うことを意識しながら学習してほしい。
 
教科書・参考書等 教科書を使用する。
動物飼養学,石橋晃編,養賢堂
   
授業で使用する
メディア・機器等
なし 
予習・復習への
アドバイス
毎回,講義内で指定する範囲を予習することが望ましい。 
履修上の注意
受講条件等
専門科目の動物栄養学を修得していることが望ましい。 
成績評価の基準等 小テスト70%,期末試験30% 
メッセージ 生化学、生理学、栄養学などの基礎的知識に基づいて、動物にどのように飼料を給与するかを学ぶ、裾野の広い応用的な授業である。これまでに学んできた知識を生かして広い視野をもって授業に望んでほしい。
 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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