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年度 2017年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L3001004 科目区分 専門教育科目
授業科目名 動物遺伝育種学
授業科目名
(フリガナ)
ドウブツイデンイクシュガク
英文授業科目名 Animal Breeding and Genetics
担当教員名 都築 政起
担当教員名
(フリガナ)
ツヅキ マサオキ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 火1-4:生C314
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心、液晶プロジェクターを頻用します。 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生 動物生産科学コース, 必修
授業のキーワード 家畜, 家禽, 育種, 選抜, 質的形質, 量的形質 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
「知識・理解」
動物生産に関る生体機構,遺伝育種,生殖,栄養,管理学の基礎的知識がある。 
到達度評価
の評価項目
動物生産科学プログラム
(知識・理解)
・動物生産に関わる分子レベルから個体レベルの生命現象についての知識・理解
・フィールドにおける動物生産機構並びに動物と人間社会?自然環境との関係についての知識・理解
(総合的な力)
・動物生産に関連する具体的諸事象について,自らの対象を設定し,それについての自分の考えをまとめ,文章や口頭で論理的に発表し,応答することができる。

分子細胞機能学プログラム
(総合的な力)
・周辺領域の情報を収集して,専門分野を補完し,細胞・生物個体や生態の機能を分子的な面から総合的に考える能力
・細胞・生物個体や生態の機能を分子的な面から総合的に考える分野において,自分の考えをまとめ,それに基づく実証を行い,結論を文章や口頭で論理的に発表し,意見交換できる能力 
授業の目標・概要等 動物遺伝学と統計学を基礎として組み立てられている育種学について、育種対象となり得る形質の遺伝的支配および評価方法に着目しつつ概説する。また、近年開発されつつある、DNAマーカーを用いた新育種法についても概説する。 
授業計画 第1回 家畜育種の沿革について
(家畜と文明、野生動物の家畜化、家畜改良の歴史)

第2回 遺伝の法則とその拡張
(メンデルの法則、質的形質、量的形質)
第3回 家畜における主要な遺伝形質
(外部形態、毛色、血液型、DNA型)

第4回 集団の遺伝的構成の評価
(遺伝子頻度、Hardy-Weinbergの法則、移住、機会的遺伝浮動、集団の有効な大きさ)

第5回 育種目標と育種計画
(目標形質、改良目標、選抜法、選抜環境、選抜効果)
第6回 家畜を選抜する方法
(育種価、遺伝分散、遺伝率、遺伝相関、選抜差、遺伝的改良量)
第7回 家畜の交配方法
(品種間交配、累進交配、系統交配、近親交配、近交係数、血縁係数)

第8回 育種における雑種強勢の利用
(戻し交雑、三元交雑、四元交雑、循環交雑)

第9回 乳牛の育種とその目標
(泌乳能力、体型、能力検定、後代検定)
第10回 肉用牛の育種とその目標
(体型測定、脂肪交雑、外貌審査、直接検定、間接検定)
第11回 豚の育種とその目標
(増体量、屠体形質、飼料効率、育成率)
第12回 卵用鶏の育種とその目標
(産卵形質、実用鶏、原種鶏、組合せ能力)

第13回 肉用鶏の育種とその目標
(体重、育成率、飼料要求率)
第14回 実験動物の育種とその目標
(マウス、ラット、系統、モデル動物)

第15回 新しい分子育種法
(QTL解析、マーカーアシスト育種)

第16回 試験















 
 
教科書・参考書等 家畜育種学(朝倉書店) 動物の遺伝と育種(朝倉書店) 畜産大事典(養賢堂) 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料,液晶プロジェクターを頻用します。 
予習・復習への
アドバイス
第1回 第1回授業までに、どんなものでも良いから家畜関係の書物を読んでおこう。第1回授業後、ヒトが家畜をもった経緯についてよく考えてみよう。また次回授業までに、メンデルの法則を自習しておこう。

第2回 授業後、よく復習を行ってメンデルの法則を自分のものにしよう。質的遺伝と量的遺伝の違いを説明できるようにしよう。また、次回授業までに、これまでにどんな家畜をみたことがあるか、それらはどんな形や色をしていたか思い出しておこう。

第3回 授業後、復習により、どんな家畜がどんな遺伝形質をもっているか良く記憶しておこう。

第4回 授業後、遺伝子頻度をはじめ、今回の授業で出てきた遺伝育種学用語をいつでも自分で説明できるようにしておこう。また次回までに、自分で家畜をつくるとしたらどんな家畜を作りたいか考えておこう。

第5回 授業後、育種目標とそれを達成するための計画に関し、復習によりよく理解しておこう。

第6回 授業後、本回の授業に出てきた「育種価」などの育種学用語について更に勉強し、いつでも自分で説明できるようにしておこう。これらの育種学用語は公務員試験に頻出します。

第7回 授業後、復習により、家畜の交配の違いとそこから生じる意義についてよく理解しておこう。今回の授業内容も公務員試験によく出ます。

第8回 授業後、雑種強勢の意義についてよく復習し理解しておこう。雑種強勢についての出題も、公務員試験にはよくあります。次回までに乳牛の品種にはどんなものがあるか調べておこう。

第9回 改良された乳牛とそうでないものとはどう違うか理解しよう。またどのようにしてその差が生じたかについても理解しよう。次回までに、肉用牛の品種にはどんなものがあるか調べておこう。

第10回 日本の肉用牛と外国の肉用牛とどういう点が異なるか、育種目標の違いから理解しよう。次回までに、豚の品種にはどんなものがあるか調べておこう。

第11回 豚の育種目標はウシとどうして異なるのか、豚の家畜としての用途に着目しつつ理解しよう。次回までに採卵用のニワトリ品種について調べておこう。

第12回 原種鶏から実用鶏ができるまでの流れを良く理解しておこう。次回までに肉用鶏の品種について調べておこう。

第13回 肉用鶏と卵用鶏との差異について良く理解しよう。次回までに、実験動物にはどんな動物種が存在するか考えておこう。

第14回 マウスやラットがなぜ実験動物として多用されるのか、その理由をよく理解しよう。またモデル動物の概念をよく理解しよう。第14回授業までは、従来行われて来た育種法について述べてきた。もっと能率的な育種法はないだろうか。君ならどうする?

第15回 マーカーアシスト育種と従来の育種法の違いをよく頭に入れよう。どっちが良いかよく考えてみよう。また、第1回から15回までの授業の総復習を行って、来る試験に備えよう。
 
履修上の注意
受講条件等
「遺伝学」、「生物統計学」を履修していることが望ましい。
必要に応じ、電卓を持参すること。 
成績評価の基準等 期末試験の成績で評価する(100点)。但し、学内規約により、授業全体の1/3以上を無断欠席の場合、期末試験の受験を認めない。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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