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年度 2017年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L0019003 科目区分 専門教育科目
授業科目名 動物生産サイエンス入門
授業科目名
(フリガナ)
ドウブツセイサンサイエンスニュウモン
英文授業科目名 Introduction to Biological Science of Animal Production and Fishery
担当教員名 河合 幸一郎,小櫃 剛人,都築 政起,島田 昌之,坂井 陽一,長澤 和也,磯部 直樹,豊後 貴嗣
担当教員名
(フリガナ)
カワイ コウイチロウ,オビツ タケト,ツヅキ マサオキ,シマダ マサユキ,サカイ ヨウイチ,ナガサワ カズヤ,イソベ ナオキ,ブンゴ タカシ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月1-4:生C206
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心で、水産生物科学コースおよび動物生産科学コースの教員によるオムニバス形式で行う。 
単位 2 週時間   使用言語 O : その他
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生 2年次生
授業のキーワード 水生生物、家畜、家禽生理、生産、増殖、管理、衛生 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
水域と陸域の動物生産学関連諸分野に対して、専門的な基礎知識を習得する。 
到達度評価
の評価項目
生物圏環境学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶにあたって、学際的・総合的に考えるための知識があり、理解している。
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識があり、理解している。

水産生物科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識を理解する。

動物生産科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野に関わる課題を解決するために必要な、学際的・総合的に考える能力や、広い視野から俯瞰し行動する能力
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
・動物生産に関わる分子レベルから個体レベルの生命現象についての知識・理解
・フィールドにおける動物生産機構並びに動物と人間社会?自然環境との関係についての知識・理解
(総合的な力)
・動物生産に関連する具体的諸事象について,自らの対象を設定し,それについての自分の考えをまとめ,文章や口頭で論理的に発表し,応答することができる。

食品科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解

分子細胞機能学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
(能力・技能)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的実験能力・技能 
授業の目標・概要等 水生生物、家畜・家禽などを題材にして、その体構造、生理、代謝等の基礎事項から、生産、増殖、管理、衛生といった応用まで、新旧の知見を織り交ぜて概説することにより、水域と陸域の動物生産学関連諸分野に対する興味と親しみを喚起することを目標とする。水産生物科学コースおよび動物生産科学コースの教員によるオムニバス形式で行う。 
授業計画 第1回 6月12日「一つ一つの細胞の異なった機能が、ひとつの生命体を構成する」
担当者:島田昌之 (家畜生殖学)
個々の細胞は、同じ遺伝情報を持ちながら、各組織において異なった細胞機能を発現する。この細胞レベルでの機能を理解することにより、家畜をはじめとする動物の生命現象を把握する。
キーワード: シグナル伝達、遺伝子発現、生理活性物質、細胞応答、ホルモンネットワーク
参考図書: 細胞の分子生物学第4版 (Bruce Albertら,中村圭子ら監訳.Newton Press. 2004)

第2回 6月12日
「一つ一つの細胞の異なった機能が、ひとつの生命体を構成する」
担当者:島田昌之 (家畜生殖学)
個々の細胞は、同じ遺伝情報を持ちながら、各組織において異なった細胞機能を発現する。この細胞レベルでの機能を理解することにより、家畜をはじめとする動物の生命現象を把握する。
キーワード: シグナル伝達、遺伝子発現、生理活性物質、細胞応答、ホルモンネットワーク
参考図書: 細胞の分子生物学第4版 (Bruce Albertら,中村圭子ら監訳.Newton Press. 2004)

第3回 6月19日
「日本鶏(にほんけい)への招待」
担当者:都築政起 (家畜遺伝育種学)
我が国には、日本鶏と呼ばれる、世界に類例をみない特異的な形態をもったニワトリ品種が存在する。本講義では、主な品種の成立の歴史および特徴を概説すると共に、その特徴の元になっている遺伝子についても概説する。さらに、日本鶏の研究ならびに産業における利用法についても概説する。
キーワード:ニワトリ、日本鶏、品種、遺伝子、産業利用
参考図書:日本鶏大鑑(三井高遂監修. ペットライフ社. 2001.ISBN4-938396-51-3 C0045)

第4回 6月19日
「日本鶏(にほんけい)への招待」
担当者:都築政起 (家畜遺伝育種学)
我が国には、日本鶏と呼ばれる、世界に類例をみない特異的な形態をもったニワトリ品種が存在する。本講義では、主な品種の成立の歴史および特徴を概説すると共に、その特徴の元になっている遺伝子についても概説する。さらに、日本鶏の研究ならびに産業における利用法についても概説する。
キーワード:ニワトリ、日本鶏、品種、遺伝子、産業利用
参考図書:日本鶏大鑑(三井高遂監修. ペットライフ社. 2001.ISBN4-938396-51-3 C0045)

第5回 6月26日
「動物生産における動物のストレス」
担当者:豊後貴嗣 (家畜管理学)
ストレスについて概観するとともに、牛乳や鶏卵を生産する上で生じるストレスとそれに対する取り組みについて解説する。
キーワード: ストレス、牛乳、産卵鶏、ブロイラー
参考図書: 新編畜産大事典(養賢堂. 1996)

第6回 6月26日
「動物生産における動物のストレス」
担当者:豊後貴嗣 (家畜管理学)
ストレスについて概観するとともに、牛乳や鶏卵を生産する上で生じるストレスとそれに対する取り組みについて解説する。
キーワード: ストレス、牛乳、産卵鶏、ブロイラー
参考図書: 新編畜産大事典(養賢堂. 1996)

第7回 6月30日
「ホルモンの生体調節-動物生産における役割-」
担当者:磯部直樹 (家畜生体機構学)
動物の体は細胞と細胞あるいは器官と器官が会話しながら調節し合い、個体の生理機能を維持している。この会話に必要なものがホルモンである。ここでは、牛乳や卵を生産するためのホルモンの役割について解説する。
キーワード: ホルモン、内分泌、牛乳、鶏卵
参考図書: シンプル生理学(貴邑冨久子,根来英雄. 南江堂. 2005)

第8回 6月30日
「ホルモンの生体調節-動物生産における役割-」
担当者:磯部直樹 (家畜生体機構学)
動物の体は細胞と細胞あるいは器官と器官が会話しながら調節し合い、個体の生理機能を維持している。この会話に必要なものがホルモンである。ここでは、牛乳や卵を生産するためのホルモンの役割について解説する。
キーワード: ホルモン、内分泌、牛乳、鶏卵
参考図書: シンプル生理学(貴邑冨久子,根来英雄. 南江堂. 2005)

第9回 7月3日
「動物生産をめぐる物質の流れ」
担当者:小櫃剛人 (家畜飼養学)
人類は、古くから動物を家畜として利用する中で、様々な資源を飼料として用いて畜産物を得てきた。飼料から動物体内を経て家畜生産物へ向かう物質の流れを概説するとともに、食料自給率や持続的な生物生産の観点から最近の動物生産の話題を紹介する。
キーワード:家畜、畜産物、飼料、酪農、肉牛生産  
参考図書:家畜のサイエンス(森田琢磨ら. 文永堂出版.2002年)

第10回 7月3日
「動物生産をめぐる物質の流れ」
担当者:小櫃剛人 (家畜飼養学)
人類は、古くから動物を家畜として利用する中で、様々な資源を飼料として用いて畜産物を得てきた。飼料から動物体内を経て家畜生産物へ向かう物質の流れを概説するとともに、食料自給率や持続的な生物生産の観点から最近の動物生産の話題を紹介する。
キーワード:家畜、畜産物、飼料、酪農、肉牛生産  
参考図書:家畜のサイエンス(森田琢磨ら. 文永堂出版.2002年)

第11回 7月10日 
「水生生物の共生・寄生」
担当者: 長澤和也 (水産増殖学)
生物は、他生物と様々な種間関係を有して生活している。本講義では、水生生物に見られる共生と寄生に焦点を当て、生物がいろいろな手段を駆使して、他生物と共存していることを学習する。

キーワード:水生生物、種間関係、共生、寄生
参考図書:フィールドの寄生虫学(長澤和也[編]、東海大学出版、2004年)

第12回 7月10日
「魚の暮らしと社会」
担当者: 坂井 陽一 (水圏資源生物学)
魚類は水中メガネで簡単に自然のままの営みを観察できる野生生物である。重要な水産資源であると同時に、興味深い社会をもつ生き物でもある。同じ脊椎動物として何が我々と異なるのだろうか。社会生物学・行動生態学から読み解いた魚類の生き様についての話題を紹介する。
キーワード: 繁殖戦略、社会構造、性表現、ダイビング、サンゴ礁
参考図書: 魚類生態学の基礎(恒星社厚生閣.2010年)

第13回 7月24日
「魚の暮らしと社会」
担当者:坂井 陽一 (水圏資源生物学)
魚類は水中メガネで簡単に自然のままの営みを観察できる野生生物である。重要な水産資源であると同時に、興味深い社会をもつ生き物でもある。同じ脊椎動物として何が我々と異なるのだろうか。社会生物学・行動生態学から読み解いた魚類の生き様についての話題を紹介する。
キーワード: 繁殖戦略、社会構造、性表現、ダイビング、サンゴ礁
参考図書: 魚類生態学の基礎(恒星社厚生閣.2010年)


第14回 7月24日
「渓流生態系における生物生産メカニズム」
担当者:河合幸一郎(水族生態学)
渓流域における有用魚類、特にサケ科イワナ属魚類とその餌料生物となる陸上昆虫や底生動物などの生産メカニズムについて解説する。
キーワード: 渓流、河川形態、物質循環、水生昆虫
参考図書: 生命・食・環境のサイエンス(共立出版、2011)

第15回 7月31日
「渓流生態系における生物生産と環境」
担当者:河合幸一郎(水族生態学)
イワナを代表とする渓流性魚類の生産に影響を及ぼすさまざまな要因、特に人間活動に起因する環境改変がもたらす影響について解説する。
キーワード: 河畔林、護岸、水量、水質
参考図書: 生命・食・環境のサイエンス(共立出版、2011)


期末試験は行わない。ただし、講義の担当者毎に小テストもしくはレポートなどの課題を課す。 
教科書・参考書等 第1-2回 参考図書: 細胞の分子生物学第4版 (Bruce Albertら,中村圭子ら監訳.Newton Press. 2004)
第3-4回 参考図書:日本鶏大鑑(三井高遂監修. ペットライフ社. 2001.ISBN4-938396-51-3 C0045)
第5-6回 参考図書: 新編畜産大事典(養賢堂. 1996)
第7-8回 シンプル生理学(貴邑冨久子,根来英雄. 南江堂. 2005)
第9-10回 家畜のサイエンス(森田琢磨ら. 文永堂出版.2002年)
第11回 参考図書:フィールドの寄生虫学(長澤和也[編]、東海大学出版、2004年)
第12-13回 参考図書: 魚類生態学の基礎(恒星社厚生閣.2010年)
第14-15回 参考図書: 生命・食・環境のサイエンス(共立出版、2011) 
授業で使用する
メディア・機器等
配付資料、映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
予習・復習への
アドバイス
各講義担当者が提示した参考書、もしくは授業のキーワードに関連した書籍を用いて予習することが望ましい。与えられた課題についてレポートを作成する際に、関連分野について学習すること。 
履修上の注意
受講条件等
第1回目に全体を説明するガイダンスを行います。レポートは講義担当者によって指定された場所、期限に提出すること。 月曜日の1,2時限ですが遅刻しないこと。 
成績評価の基準等 期末試験は行わない。講義の担当者毎に小テストもしくはレポートなどの課題を課し、それらを総合評価する。10点x8講義担当者の合計点で評価する。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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