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年度 2017年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L0008003 科目区分 専門教育科目
授業科目名 分子生物学入門
授業科目名
(フリガナ)
ブンシセイブツガクニュウモン
英文授業科目名 Basic Molecular Biology
担当教員名 堀内 浩幸,江坂 宗春,河上 眞一
担当教員名
(フリガナ)
ホリウチ ヒロユキ,エサカ ムネハル,カワカミ シンイチ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 月1-2,木1-2:生C206
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
講義中心 
単位 2 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 26 : 農学
対象学生 必修、生物生産学科
授業のキーワード 授業計画の中に各授業ごとに示す。 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
 
到達度評価
の評価項目
生物圏環境学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶにあたって、学際的・総合的に考えるための知識があり、理解している。
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識があり、理解している。

水産生物科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識を理解する。

動物生産科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
・動物生産に関わる分子レベルから個体レベルの生命現象についての知識・理解

食品科学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解
・食品及び食品素材の機能発現メカニズムの解明法と応用化に関する専門的知識

分子細胞機能学プログラム
(知識・理解)
・専門分野を学ぶために必要な基礎的知識・理解 
授業の目標・概要等 分子生物学の基礎を学ぶ。遺伝子の複製、および遺伝子の指令により蛋白質が生合成され(転写・翻訳)、細胞機能が発現されるまでの過程を理解することを目的とする。 
授業計画 第1回から5回までを江坂、第6回から10回までを河上、第11回から15回までを堀内が担当する。

第1回 イントロダクション、DNAの構造
(分子生物学の歴史、分子生物学の意義、ワトソン・クリック、セントラルドグマ、DNA, 二重らせん、塩基、ヌクレオチド)
【レポート課題】DNAの構造を理解するための演習レポート

第2回 複製
(複製、半保存的複製、岡崎フラグメント、DNAポリメラーゼ、DNAリガーゼ,トポイソメラーゼ)

第3回 転写
(RNAポリメラーゼ、mRNA、tRNA、rRNA、CAP構造、ポリA、エクソン、イントロン、スプライシング)
【レポート課題】転写の過程を図式化し、より深く理解するための演習レポート

第4回 転写調節
(転写調節、プロモーター、転写因子、オペロン説、Jacob & Monod)

第5回 まとめ
【試験】
 第1回ー第4回までの授業の「知識・理解」を総括評価する。  

第6回 翻訳(1)
遺伝暗号、リボソーム
(DNA、RNA、遺伝暗号、コドン、アンチコドン、tRNA、アミノアシルtRNA、リボソーム、リボソームサブユニット、ポリソーム、rRNA)
授業の初めに5-10分程度の小テストをする。

第7回 翻訳(2)
翻訳、翻訳制御
(Shine-Dalgarno配列、Cap構造、翻訳開始因子、翻訳伸長因子、翻訳伸長サイクル、翻訳終結因子)
授業の初めに5-10分程度の小テストをする。

第8回 蛋白質の輸送・細胞の構築
  (オルガネラ、シグナル配列、小胞輸送、小胞体、ゴルジ体、細胞膜、核・細胞質間輸送、核膜孔)
授業の初めに5-10分程度の小テストをする。

第9回 細胞周期
  (MPF、細胞周期変異株、サイクリン、サイクリン依存性蛋白質リン酸化酵素、S期、M期、G1期、G2期、有糸分裂)
授業の初めに5-10分程度の小テストをする。

第10回 まとめ
【試験】
第6回ー第9回までの授業の「知識・理解」を総括評価する。  

第11回 細胞骨格系と細胞間相互作用
(アクチン線維、微小管、中間径線維、膜タンパク質、アンカー分子、介在分子)
【質問討論】カードにより、本日の講義に関する質疑を回収する。全ての意見や質問に対する応答は、次回の講義時に解答を指示する。

第12回 細胞間情報伝達
(細胞間コミュニケーション、細胞間情報伝達分子、サイトカイン、膜受容体)
【質問討論】カードにより、本日の講義に関する質疑を回収する。全ての意見や質問に対する応答は、次回の講義時に解答を指示する。

第13回 細胞内情報伝達(1)
(キナーゼ型受容体、Gタンパク質共役型受容体、イオンチャンネル型受容体、リン酸化、チロシンキナーゼ)
【質問討論】カードにより、本日の講義に関する質疑を回収する。全ての意見や質問に対する応答は、次回の講義時に解答を指示する。

第14回 細胞内情報伝達(2)
(Gタンパク質、MAPKカスケード、イノシトールリン脂質、Jak-Stat、Smad、Wnt、Delta-Noch)
【質問討論】カードにより、本日の講義に関する質疑を回収する。全ての意見や質問に対する応答は、次回の講義時に解答を指示する。

第15回 
 ・まとめ
【質問討論】第14回の質疑に関して、解説と討論を行う。
【試験】
第11回ー第14回までの授業の「知識・理解」を総括評価する。


本授業は3名の教員が5回ずつ担当し,5回目にまとめの試験を実施する。よって1名の担当授業で2回以上欠席がある場合,受験資格が無くなる場合があるので注意すること。 
教科書・参考書等 教科書は特に指定しない。
プリントを配布する。
参考テキスト:細胞の分子生物学 教育社
 
授業で使用する
メディア・機器等
プリント、パワーポイント 
予習・復習への
アドバイス
第1回授業後 授業内容の確認と復習。レポートによりDNAの構造を理解する。キーワードの意味を参考書で予習してくる。

第2回授業後 授業内容の確認と復習。キーワードの意味を参考書で予習してくる。

第3回授業後 授業内容の確認と復習。レポートにより転写の過程を理解する。キーワードの意味を参考書で予習してくる。

第4回授業後 第1回ー4回までの授業で学習したことを再度確認し、復習。

第6ー8回授業後 授業内容の確認と復習。配付資料に基づく次回授業の予習。

第9回授業後 授業内容の総確認と総復習。

第11回ー第14回の授業を通して細胞機能がいろいろな情報(シグナル)によって成り立っていることを理解し、重要なキーワードと細胞機能との関連付けを行って欲しい。
授業前:前回のノートに目を通して復習すること。また、キーワードの意味を参考書で予習できればさらに良い。毎回の出席カードに、講義に関する質問を書き込むこと。次回の講義時に、質問に対する解答を公表する。授業後、配付資料と走り書きノートを見比べながら理解できなかった点を復習とすること。
 
履修上の注意
受講条件等
専門基礎科目の生化学入門と連続性があるので、生化学入門の授業内容を十分理解していることが前提になる。また、専門基礎科目の微生物学入門を修得していることが望まれる。本授業は3名の教員が5回ずつ担当し,5回目にまとめの試験を実施する。よって1名の担当授業で2回以上欠席がある場合,受験資格が無くなる場合があるので注意すること。 
成績評価の基準等 3回のテスト、およびレポート、質疑討論における理解度とその発表能力を総計して成績を評価する。授業を無断欠席していない受講生を対象に評価する。レポートおよび毎回の質疑討論における理解度とその発表能力を教員が20点満点で評価し、80点満点の試験の評価を加算して、合計点を成績として評価する。 
メッセージ 生物生産学を志向するものにとって、分子生物学は必須な学問領域となってきている。魅力的な学問でもあり、多くの学生が本授業をまじめに受講することを望む。
授業に継続性があり、難度も高いので、毎回受講し、各授業をしっかりと理解していかないと、授業についていけなくなる可能性が高い。特に、高校時代に生物を履修していない学生にとっては、難解な授業と思われるので、格段の奮起が望まれる。 
液晶プロジェクターとマイクを用いて講義を進め、その映像内容は、縮小版でプリンントされた資料として配付される。受講生自身が配付された資料に重要なポイントを書き加えておくこと。また、その資料とは別に、正式なノートを作成し、復習時にそのノートにまとめ直すこと。講義終了間際に質問討論時間を設けているので、講義の疑問点や、興味を持った点を指摘してもらい、受講生全体で考える。
 
その他 本授業は3名の教員が5回ずつ担当し,5回目にまとめの試験を実施する。よって1名の担当授業で2回以上の欠席がある場合,受験資格が無くなる場合があるので注意すること。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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